ブラジル周遊記 10日目 『ジャングルロッジへ移動』 [ブラジル周遊記]

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 【10日目:4月18日(金)】 『ジャングルロッジへ移動』


ブラジル旅行10日目、マナウス滞在4日目。今日から2泊3日で『ジャングルロッジ』に滞在です。


『ジャングルロッジ』は、その名の通りジャングルの中に作られた宿泊施設で、ジャングルでの様々なアクティビティを体験出来るリゾート施設です。


マナウス郊外には『ジャングルロッジ』が数箇所ありますが、どこも公共の交通機関では行けません。施設が送迎する船[船]、ボート、カヌー等が交通手段です。


滞在した施設は「Amazon Ecopark Jungle Lodge」です。住所は、Lgarape do Taruma,Centoro,Manaus。アマゾンの森の中、番地はありません。


8:00に宿泊先の「ブルー・ツリー・プレミアム・マナウス[ホテル]」をチェックアウト。宿泊料は、ツインルーム利用で、1泊1人 R$137.7(6,885円)、別途 WiFi使用料が3日間で R$10.0(500円)でした。


これまで宿泊した、リオの「CALIFORNIA OTON」、イグアスの「CONTINENTAL INN」、サンプロの「ニッケイ・パラシ・ホテル」と比べ、一番安い宿泊料でした。「ブルー・ツリー・プレミアム」の利用者が、観光客より、ビジネス客が多いからでしょうか。


迎えに来てくれた甥のS君の車に乗り込み、S君宅[車(セダン)]へ。車はS君宅の駐車場に置いて、道路で「アマゾン・エコパーク」の送迎車を待ちます。今日は、朝から快晴です。


ジャングルロッジに行くのは、マナウスに住んでいるS君と息子のダニエル君、旅行者の義兄と、友人のT氏、それに隊長の5人。4月17日(金)~21日(月)まで、会社も学校もイースター休暇中です。


8:30に送迎のバンが到着。送迎車の料金は、ジャングルロッジの滞在費に含まれています。マナウス市内は、一方通行が多く、市内を右に左に曲がりながら[車(RV)]、アマゾン河の支流 ネグロ川を目指します。


送迎車は、途中のバス停で一時停車。すると、男性1人が乗り込んでくるではありませんか。何事かと思うと、英語が喋れるガイドのシャミィでした。市内に住んでいる、シャミィをピックアップして、車は発進。


9:10にマリンハーバーに到着。桟橋の左側に停泊している、豪華なクルーズボートに乗るのかと思ったら、右側に停泊している、木造モーターカヌーに乗船です。この全長6~10mで屋根付きのカヌーは、マナウス独自のスタイルで、細い水路に分け入る時に便利です。

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前日乗ったキーニョのモーターボート http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/9_fea2.html の例があるので、乗船すると直ぐに、救命胴衣の場所を確認します。屋根の下に、救命胴衣を括り付けていますが、ここでも15人は乗れるカヌーに救命胴衣は6着しかありません。


船外エンジンのカヌーは、それほどスピードが出ません。カヌーは「Rio Negro(ネグロ川)」から、支流の「Rio Taruma(タルマン川)」に入ります。


「アマゾン・エコパーク」の手前の川岸には、監視用の小屋があり、不審な船の入場をチェックしています。


20分後の9:30に、「アマゾン・エコパーク」の船着場に到着。船着場は、乾期と雨期の川の水位の上下に備えて“浮き桟橋”です。周りには、道路もありません。

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船着場の直ぐ上のエントランスセンターは、ドアも窓もない開放的な雰囲気です。エントランスセンターにあるのは、フロント、バーコーナー、土産物売り場とトイレだけ。

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敷地内のレストランの食事代は、宿泊費の中に含まれていて、レストランやバーカウンターでの飲み物は、現金ではなく、サインでチェックアウト時に精算するシステムです。


他のレストランも商店もなく、自動販売機もないので、現金やクレジットカードを使う場所はありません。そこで、パスポート、クレジットカード、トラベラーズチェック、現金等の貴重品は、フロントの“Safety Box”に預けて、小銭さえ持ちません。


ちなみに宿泊客には、滞在中はリストバンドを着用させ、不審者が入り込んでいないかチェックしています。


チェックインを済ませ、鍵を渡されて、ロッジに向かいます。60室ある「アマゾン・エコパーク」は、イースター休暇中なので、満室です。我々のロッジ17Cまでは、エントランスから歩いて4~5分もかかりました。

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ロッジの外観は質素ですが、部屋の中も実にシンプルです。ベッド、バスルーム以外は、ほとんど何もありません。かろうじて、エアコンは付いているのですが、テレビ[TV]も室内電話[電話] もありません。ジャングルの中なので、携帯電話[phone to] の電波も届きません。フロントとの連絡には、4~5分歩いて行くしかありません。

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10:30が最初のアクティビティの集合時間なので、バスルームの中を確認することなく、荷物を置いただけで、エントランスに戻ります。


最初のアクティビティは、「エコパーク」敷地内にある「サルたちの森」訪問です。ところが集合時間に集まったのは、我々5人だけで、他の宿泊客は来ません。さすが、日本人は時間に正確ですね。


10:45に全員が揃ったところで、モーターカヌーに乗船。対岸の「サルたちの森」には、5分で到着。

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木の上からは、“ホエザル”がお出迎えです。

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我々が案内されたのは、餌場です。餌やりの時間が判っているのか、おこぼれにあずかろうと大きなカメレオンも現れました。

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【真ん中に居る緑色の小動物がカメレオン】


係員が餌を持って来ると、どこからか“ホエザル”の群れがやって来ます。子猿を背中に背負ったメス猿もいます。

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ボス猿が観光客を威嚇する様に、最前列で餌を食べ始めます。何を食べているのかと手元も見るとマンゴーです。高級果物のマンゴーが餌とは、贅沢な猿ですね(笑

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アマゾン地域にのみ生息するという赤い顔をしたサル“ウアカリ” も一頭だけですが現れ、器用に筒の中の餌を手で引っ張り出して食べます。

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餌を食べて満腹になったのか、大の字になって寝転がる “ホエザル” もいます。

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* 続きは『10日目:川の中でワニに遭遇』で *

(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)

===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12639252/

1日目~3日目 省略

4日目 2014/4/12 『リオからイグアスへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_aa70.html

4日目 2014/4/12 『イグアスの滝:悪魔の喉笛』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_5ccd.html

4日目 2014/4/12 『フォルクローレ・ショー』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html

5日目 2014/4/13 『イグアスの滝:ブラジル側』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_0f4f.html

5日目 2014/4/13 『イグアス滝の上のレストラン』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_f432.html

6日目 2014/4/14 『イグアスからサン・パウロへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_2372.html

6日目 2014/4/14 『サン・パウロの東洋人街』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_de0e.html

7日目 2014/4/15 『サン・パウロからマナウスへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/7_acb9.html

7日目 2014/4/15 『シュハスコ料理のブファロ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/7_e94a.html

8日目 2014/4/16 『マナウスのアマゾナス劇場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/8_4fb2.html

8日目 2014/4/16 『マナウス中央市場の川魚』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/8_033c.html

8日目 2014/4/16 『マナウスのコーヒー工場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/8_2e2e.html

9日目 2014/4/17 『アマゾン河の二河川合流地点』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/9_fea2.html

9日目 2014/4/17 『水上レストランと大鬼蓮』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/9_62c1.html

9日目 2014/4/17 『ピラニア釣り』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/9_8830.html


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昆野誠吾

猿って本当に人間味(?)あって面白いですよね~
いつか必ず泊りに行きたいです!
by 昆野誠吾 (2014-05-26 18:10) 

隊長

昆野誠吾さん
ぜひ、一度、アマゾンを訪れてみて下さい。人生観が変わりますよ。
by 隊長 (2014-05-27 14:47) 

etu

ホエザルの、肉付きが
何か、癒される…。
どうしてだろう。
by etu (2014-05-29 08:39) 

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
寝転がるホエザル・・・笑えますね~♪
by ちゅんちゅんちゅん (2014-05-31 07:25) 

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