上海城市新聞 Vol.27 『10年ぶりの南京』 (その6) [上海城市新聞]

上海城市新聞 Vol.27『10年ぶりの南京』(その5)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d78ba80d2e600ab8973e5d0775f34257



「明孝陵」の「陵宮」を見終わると、午後1時近くになっていました。



園内の食堂は、観光客で満杯なので、昼食は、持参したスナック類で済ませました。



陽射しは強く[晴れ]、暑くて、涼しいところで、時間を過ごしたいと思いました。



途中に、「南京海底世界(水族館)」があったのを思い出し、そこで涼を取ることに。



「明孝陵」7号門入口近くにある、“旅遊専線巴士(観光循環バス)”の始発停留所に移動。



案内を見ると、1号バスは、地下鉄2号線の「苜蓿駅」まで。2号バスは、「下馬坊駅」まで。どちらも、「海底世界」を経由します。運賃は、2元(約34円)。


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バス停で、折り返しバスが来るのを待っていると、中国人観光客が、次から次へと現れ、行列がどんどん長くなって来ました。



バスが来る[バス]と、瞬く間に、ぎゅうぎゅう詰めの満員に。「海底世界」バス停で停車したのですが、出口までたどり着けません。大声で、「下車(降りま~す)!」と叫んで、何とか降りることが出来ました。



「海底世界」バス停で待っていた人たちの内、乗れたのは数人だけ。多くの人々を積み残して、見切り発車してしまいました。



まさか、こんなに観光客で溢れていようとは。前日の金曜日の朝、雨が降っていても来た方が良かったです。



「海底世界」の入場料は、150元(約2,550円)。結構しますね。


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“海底隧道(トンネル)”は、魚の種類も多く、まあまあ楽しめます。


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中は、冷房が効いていて、暗いし、ゆっくりと過ごせると思ったのですが。。。



“水母(クラゲ)館”を見学していると、突然、制服を着た何百人もの幼稚園児たちがやって来ました。


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その声が、館内に反響して、まあうるさいこと。



児童たちは、南京市のある江蘇省の隣り、安徽省の合肥市から来たようです。バスだと、2時間以上かかるのではないでしょうか。



そんな遠くから、それも、家族連れの多い土曜日に来なくても。



せっかく来たので、16時からの“海豚表演(イルカショー)”を観ていくことに。



混雑を予定して、開演30分前に“海豚表演館”に行ったのですが、すでに合肥からの園児たちで超満員に。席を取れずに、家族連れが立っている姿もありました。



最初に、“海獅(アシカ)”一頭が登場。ユーモラスな演技に、園児たちの笑い声が響きます。



次は、“海豚”二頭がプールを高速で泳ぎ回ります。高くジャンプをする度に、園児たちが大歓声です。


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表演が終了したのが16:20。“海豚表演館”で観覧していた人々が一斉に、「海底世界」の外に出ていきます。



観光客でごった返していない時なら、“旅遊専線巴士”2号で地下鉄駅に出て、ホテルに戻れるのでしょうが、今日の混雑具合だと、途中のバス停からでは乗車出来そうにありません。



「海底世界」の前のロータリーには、空車のタクシーが何台か停車しています。



乗り込もうとすると、本当かどうかわかりませんが、配車アプリで予約した客がいると、何台かに断られます。



そこで、長距離なら乗車拒否をしないと思い、「明発広場駅」近くのホテルの名前を告げたところ、「100元なら行く」と運転手は言います。



前日、「新街口」からホテルまで乗車した時の料金が、29元(約490円)だったので、メーターを倒して行けば40~50元程度だと思っていましたが、倍以上の金額を吹っかけてきます。



それでは、地下鉄「下馬坊駅」までならいくらかと聞くと、20元(約340円)だと答えます。



まあこの程度ならと思い、乗り込むと地下鉄駅と反対方向に走り出します。



何処に連れて行かれるかと怖くなっていると、「明孝陵」7号門入口近くの“旅遊専線巴士”の始発停留所まで車を走らせ、バス待ちをしている観光客に「駅まで20元」と声をかけます。



相乗りをさせて、メーターを倒せば10数元のところ、40元を稼ぐのですね。駅に着いて乗客を下ろしたら、また戻り、同じことをする“雲助タクシー”でした。



それでも何とか、17時に地下鉄2号線「下馬坊駅」にたどり着くことが出来ました。



「大行宮」駅で地下鉄3号線に乗り換え、ホテル[ホテル]に戻ったのが17:30。



部屋に入るなり、嫌なことを忘れようと、シャワーを浴びました。



浴室に置いてあるタオル、中国のホテルには珍しくゴワゴワしていなくて、柔らかった。



初日に食べた「小李特色菜館」が美味しかったので、同じ店に行こうと18:30にホテルを出ました。



店は先客がいて、この日は入り口のドアを締めて空調を効かせているので、タバコの煙が店内に充満しています。



空席はあったのですが、タバコの煙が嫌なので、隣の「雲海農家菜」に入りました。


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オーダーしたのは、“ニラレバ炒め”、“豚肉と山芋の炒め物”、“青梗菜の炒め物”、それに“雪花啤酒(ビール)”。


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味は、まあまあでしたが、「小李特色菜館」の方が美味しかったです。お会計は、52元(約890円)。



食後は、腹ごなしのため「明発商業広場」を一周してみることにします。



再開発地区に建てられた「明発商業広場」、1、2階にレストラン、超市(スーパー)、商店が入り、上の階はアパートになっています。



メインストリートの「明城大道」に面した、食堂、商店、超市は賑わっているのですが、道路に面していない、レストラン、商店の多くは閉店しています。



廃業した店舗に、ホームレスの様な人が生活している場所もありました。再開発が失敗して例でしょう。



一周して、「永輝超市(Yong Hui Super Market)雨花台店」で、缶ビールとスナック類を購入して、ホテルに戻ったのが22:15です。



こうして南京旅遊(旅行)三日目が終わりました。



★続きは 『10年ぶりの南京』 (その7)で★


 


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