北イタリア周遊記 7日目 『本物の「最後の晩餐」に感動!』 [北イタリア周遊記]

【7日目:7月12日(水)】 午前、「最後の晩餐」鑑賞。「スフォルツェスコ城」見学。午後、マルペンサ空港から帰国。



イタリア旅行 最後の朝、ミラノの[ホテル]「DOUBLE TREE BY HILTON HOTEL MILAN (ダブルツリー・バイ・ヒルトンホテル・ミラノ)」で起床したのが、6時頃でした。



この日のミラノの天気予報は、晴れ[晴れ]時々曇り[曇り]。最高気温の予想は、29℃。イタリアでの7日間、毎日、暑かった!



午前7時に1Fの朝食会場へ。市内中心部から車で約10分のビジネス地区にある、このホテル、ツアー客だけでなく、ビジネスマンの利用も多いようです。


DSC_0595.JPG



ここでも、コルネット(クロワッサン)とカプチーノ[喫茶店]の朝食を、美味しく頂きました。


DSC_0594.JPG



チェックアウトを済ませ、8時10分に出発です。



最初の目的地は、「Basilica di Santa Maria delle Grazie (サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」。もちろん、「L'Ultima Cena (最後の晩餐)」の鑑賞のためです。



「Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチ)」が、1494~98年にかけて、同教会の食堂の北側の壁に描いたのが「最後の晩餐」です。



入場は、完全予約制で、しかも世界的人気で予約の確保が難しい状況です。今回のツアーは、“予約確保済”を売り物にしています。



見学時間は、15分で、我々の予約時間は、午前9時15分~30分迄です。予約時間の20分前までに、到着する必要があります。



我々の乗ったバス[バス]は、渋滞に巻き込まれることもなく、8時20分頃には、教会近くの通りに着いてしまいました。



イタリア人の現地ガイドさんとの待ち合わせは、8時45分なのですが、既に教会前の広場で待っていてくれました。


DSC_0596.JPG



ローマからミラノまで、お世話になった観光バスの運転手さんも時間に正確で、真面目でした⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a



この二人によって、イタリア人は、“時間にルーズで、いい加減”とのイメージが、ガラリと変わりました。



入場時間まで、まだ1時間弱あるので、一旦解散して、9時に広場に集合です。



最初に向かったのが、教会近くの文房具屋さん「CARTOLERIA」。


DSC_0603.JPG



この店は、NHK BSプレミアム[TV]の「世界ふれあい街歩き」今年6月27日の放送で紹介されました。



番組で紹介された店の前の“ピノッキオの人形”も、そのままです。中に入ろうとしたのですが、テレビにも出た店主の方が、接客中だったので諦めました。



ところで、童話「ピノッキオの冒険」は、フィレンツェ出身の作家・カルロ・コッローディによって書かれたことをご存知ですか。隊長も、イタリアに来るまでは、物語は知っていましたが、作家については知りませんでした。



文房具屋さんの前の通りから、教会の正面と増築された後陣のドームが良く見える場所に移動。


DSC_0601.JPG



側には、「Magenta通り」を走るトラム(路面電車)16番線の「Santa Mara della Grazie」停留場があり、逆光の中、トラムがやって来ました。


DSC_0602.JPG



教会正面扉から中に入ります。「最後の晩餐」が描かれている食堂に入るのには、予約が必要ですが、教会に入るのは予約も不要で、無料です。


DSC_0606.JPG



内部は、「ミラノで最も美しい教会」と言われるだけあって、ゴシック様式美を堪能出来ました。


DSC_0607.JPG



中庭も素敵ですね。


DSC_0610.JPG



中庭からは、教会の裏手に出ることも出来ます。


DSC_0613.JPG



午前9時に、教会前の広場にツアー一行は集合し、教会左手の食堂の入り口から中に入ります。


DSC_0599.JPG



入場チケット料金は、予約料込みで12ユーロ(約1,560円)。チケットには、「最後の晩餐」の一部分が記載されていて、数種類あるようです。


CCF20170815_00000.jpg


CCF20170815_00001.jpg



日本人の入場者が多いのでしょう。入り口で、日本語のパンフレットを頂きました。



案内されたのが、待合室。現在、午前9時0分~15分迄のグループが見学中なので、前のグループが退室するまで、中に入れません。



作品の保存状態を保証するため、一度に中に入れる人数は、30人迄に制限されています。我々のツアー一行 24人に、添乗員1名、ガイド1名、それに一般客4人が、この回のメンバーです。



9時10分頃に、食堂に入る自動ドアの前に案内されました。30人全員が自動ドアの前に揃うと、後ろの自動ドアが閉まり、30人以上入れないシステムになっています。



9時15分、自動ドアが開き、いよいよ「最後の晩餐」とご対面。完全空調の室内では、写真撮影が許可されています。


DSC_0622.JPG



本物の「最後の晩餐」を観る事が出来て感動です。


DSC_0617.JPG



反対側の壁には、「Giovanni Donato Montorfano (ジョバンニ・ドナート・モントルファーノ)」が、1945年に描いた「キリストの磔刑(たっけい)」のフレスコ画が描かれています。


DSC_0624.JPG



同じ空間に、キリストの受難の最初と最後のエピソードを描いた絵を見ることが出来るなんて、感動がさらに高まります。



9時30分、無情にも「退室して下さい」と告げられ、後ろ髪を引かれる思いで、部屋の外に出ました。


DSC_0627.JPG



出口手前の記念品売り場で、約15分間、レオナルド・ダ・ヴィンチ関連グッツなどを品定めして、興奮を冷ましました。


 


★続きは、「北イタリア周遊記 7日目 『スフォルツェスコ城』」で★


 


(料金の情報、現地通貨ユーロの円換算レート 1€≒130円は、2017年7月現在のものです)


 


===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e


1~2日目 省略


3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386


3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453


3日目 2017/7/8 『フィレンツェのアストリアホテル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd044cd427c25f6b850e47d4941ea90d


4日目 2017/7/9 『ピサの斜塔に登る』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ab1927ad8cb6d7f21975384a37cd890


4日目 2017/7/9 『ウフィッツィ美術館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c22ab514939b286767d06ba5d01d80df


4日目 2017/7/9 『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0606cabcf370a503cd01b2ff89de1437


5日目 2017/7/10『ヴェネツィアへ移動』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/163d8c37c4e8903b98aba1fee29e26e3


5日目 2017/7/10『ゴンドラクルーズ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555fc016e6c7e73c99549d9b5a999245


5日目 2017/7/10『リアルト橋から運河を眺める』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b5ca8f9d96d8566306ab48cf51cf16a


6日目 2017/7/11『ヴェローナのジュリエッタの家』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b540f46752426c2d2bcb02afe2b08575


6日目 2017/7/11『ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/02b08e2abacc10f5873be7c1ca361916


6日目 2017/7/11『ミラノのドゥオーモ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a7bf0bc058701492ce94ff10375fd8


6日目 2017/7/11『イタリアでの「最後の晩餐」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e735ce583b389e771028910295a3dc3


nice!(12)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

nice! 12

コメント 4

Hide

今晩は〜本物の「最後の晩餐」を観る事が出来感動です・・・クゥ〜
私、何百回も観ていますが冊子・テレビでは・・・><
by Hide (2017-08-16 20:31) 

johncomeback

<本物の「最後の晩餐」> 死ぬまでに一度見てみたいです。
by johncomeback (2017-08-16 20:36) 

ワンモア

私も本物を一度観てみたいです。
by ワンモア (2017-08-17 10:45) 

隊長

Hideさん、johncomebackさん、ワンモアさん
コメントありがとうございますm(_ _)m
確かに、絵画なら日本に持って来て展覧会を開けば、観に行ける機会がありますよね。モナリザも、昔、日本で展覧会をしましたよね。
ところが、壁画は現地に行って観るしかないのですから、機会は少ないです。今回、その機会に恵まれ、幸せだと思いました。
by 隊長 (2017-08-23 11:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。