旅行記 第24回 『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 (その3) [旅行記]

『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 (その2)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9d83ef936bc45f69938a0a435653c1d



旅の初日、近鉄名古屋駅10時25分発の観光特急「しまかぜ」に乗車した、宇治山田駅に到着したのが、11時42分。先ずは、駅構内にあるロッカーに荷物を預け、次に向かったのが、駅舎外に面した「三重交通」の営業所です。


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今回の旅は、大手旅行代理店J社の列車の切符、宿がセットになっている“個人型フリープラン”を申し込みました。このプランには、三重交通の「伊勢鳥羽みちくさ1DAYきっぷ」が含まれているので、同営業所でチケットを引き換えました。



購入すると1,000円の1DAYきっぷは、伊勢・二見・鳥羽周遊バスの「CANばす」と、伊勢めぐりの「参宮バス」などが、全線乗り放題です。さらに、“観光施設割引利用券”が、5枚付いています。


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当初の予定は、この「みちくさきっぷ」を使い、鳥羽まで行き、鳥羽を観光した後、二見(ふたみ)浦まで引き返し「二見興玉(おきたま)神社」を参拝し、伊勢に戻ろうと考えていました。



次の鳥羽行の発車時間は、12時24分。まだ時間があるし、駅前のバス停付近には「CANばす」の影も形も見えないので、昭和6年(1931)の同駅開業時に建てられた駅舎の外観を見て回ることにしました。


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駅舎外部壁面はクリーム色のテラコッタ・タイルで、綺麗に全面装飾されていて、歴史を感じさせます。


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12時23分にバスが到着[バス]


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始発の「宇治山田駅前」から乗車したのは、隊長たち4人のみ。


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最初の停車は、「伊勢市駅前」から数人が乗り込み、「内宮前」を過ぎる頃には、ほぼ満席です。


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     【伊勢市駅前】



車内で相談した結果、ルートを変更することに。鳥羽まで行って折り返していると、見学を予定していた「神宮徴古館」に着くのが15時50分近くになり、16時半の閉館まであまり時間がありません。



そこで、鳥羽は諦めて、「二見興玉神社」と「夫婦岩(めおといわ)」だけにすることに。同神社付近には、「二見浦表参道」「二見総合支社前」「夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前」と、三つのバス停があります。



三重交通営業所で聞いたら「夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前」が一番近いとの答えだったので、同バス停で下車したのが13時17分頃です。伊勢へ戻るバスの発車時間まで約50分です。



この日の最高気温の予想は、30℃。冷房の効いた車内から出ると、陽射し[晴れ]は、まだ夏の様ですが、空気は爽やかで、心地よいくらいの暑さです。



「伊勢夫婦岩ショッピングプラザ」の中を抜け、海岸線に沿った「二見興玉神社東参道」を進むと、前方に境内社の「龍宮社」が見えて来ます。ここまで、バス停を降りて7~8分ほどです。


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同社の祭神は、「綿津見大神(わたつみのおおかみ)」で、海上安全・商売繁盛・開運招福に、ご利益があるそうです。


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神社の名前通り、手水舎の蛇口は蛇ならぬ“龍頭”でした。


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御朱印を頂けるのは、脇にある授与所。


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初穂料は、300円でした。


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尚、これまでに拝受した御朱印の数は、31です。



詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5



御朱印を頂き、授与所をあとにし歩いていると、目の前に突然一匹の小蛙が現れました。二見興玉神社の祭神「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」の神使(しんし)は“二見蛙(無事にかえる、貸したものがかえる)ですが、まさか本物の蛙が現れるとは。今回の旅の良き前兆でしょうか。


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土産物屋の店先にも、地酒と並んで蛙の置物が。


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前方には、「禊橋(みそぎばし)」が。古来より、お伊勢参りの前に、二見興玉神社でみそぎをする習わしがあった伝わっています。隊長たちも、まさに翌日の伊勢神宮参拝前にみそぎを済ませることが出来ます。


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橋を渡ると、「夫婦岩」が見えて来ます。右の岩の上にも、蛙がのっているように見えませんか。


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「夫婦岩」は、高さ9mの“男岩”と4mの“女岩”からなり、固く結ばれた注連縄(しめなわ)が特徴です。


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鳥居の右手には、禊祓(みそぎはらえ)の「輪注連縄(わしめなわ)」が置かれています。輪注連縄で身体をさすり手のけがれや身体の悪い所を輪注連縄に託し納めると良いそうです。


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ここにも“二見蛙”の石像が。


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13時45分頃に、二見興玉神社の拝殿前に到着。


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本社の御朱印も頂きたかったのですが、授与所が混んでいて、バスの発車時間まで20分。ゆっくりと来たとはいえ、ここまで30分かかったので、御朱印を諦めて、来た道を戻ります。


 


★ 続きは、『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 (その4)で ★


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