旅行記 第20回 『初春の水戸 日帰り旅行』 (その1) [旅行記]

国内を旅した記録「旅行記」の第20回は、『初春の水戸 日帰り旅行』をお送りします。


3月5日(火)に、茨城県水戸市へ家内と二人で、日帰りで出かけました。水戸には、高校同級生のS君が住んでいます。



一昨年の8月には、S君の職場がある茨城県鹿嶋市を訪れ、案内してもらいました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9e005c666c261ea9f454ff68867f7c2



今回は、S君が近々、水戸から引越すので、引越前に、市内観光の案内をお願いしました。



水戸への移動手段は、東京駅から高速バスもあると聞きましたが、東京駅発の「特急ひたち」を選択。


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昔、M社で国内営業の仕事をしている時に、常磐線の勝田から日立までの沿線に顧客の工場があったので、月に1~2度、「ひたち」や「スーパーひたち」で出張していましたが、常磐線の特急に乗るのは、その時以来です。



当時の「ひたち」や「スーパーひたち」の始発駅は上野駅でしたが、2015年3月の「上野東京ライン」開業後の始発は品川駅になったのですね。



定刻の11時53分に「ひたち11号」は、東京駅を出発。東京駅を出る頃には、まだ日が差していた空も、だんだんと雨雲[曇り]が多くなって来ました。



車内で、お昼ご飯を済ませ、13時6分に水戸駅に到着。改札口には、S君夫婦が迎えに来てくれていました。



駅前の「丸井水戸店」駐車場に移動しようとしたら、雨[雨]が降り出してきました。その「丸井水戸店」は、今秋に閉店になるそうです。S君によれば、水戸駅周辺の商業施設は、どこもお客が少なくなり、苦戦しているそうです。



S君の車に乗車させて貰い、水戸駅から5~6分の「偕楽園」の駐車場に向います[車(RV)]



観梅期の土曜・休日は、駐車場の空きを見つけるのが大変なほど混むそうですが、この日は平日で天気も悪いため、常磐線「偕楽園前駅」の駐車場にスムースに入れました。



「偕楽園前駅」は、観梅期の土曜・休日の昼の下り列車のみ停車する臨時駅だそうです。



車から降りて、最初に向かったのが、「常磐(ときわ)神社」です。


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「常磐神社」は、徳川光圀公(義公)と斉昭(なりあき)公(烈公)を祀るため、明治6年(1873年)に創建されました。


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徳川光圀公は、「大日本史」の編纂を始められ、水戸学を興しました。テレビドラマ等で「水戸黄門」として有名ですね。



斉昭公は、最後の将軍「徳川慶喜公」の父君です。藩校「弘道館(こうどうかん)」を創設し、偕楽園を開園しました。


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今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23d0cfdba09eebdb33af4923715060bc 、3月4日の放送から、伊武雅刀さん演じる斉昭公が、松田翔太さん演じる慶喜公が登場しましたね。



本殿脇の社務所にて、御朱印を拝受しました。この時期だけの「観梅まいり」の押印も。初穂料は、300円。


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尚、これまでに拝受した御朱印の数は、16です。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5



次に境内にある「義烈(ぎれつ)館」に。同館は、「大日本史」や「陣太鼓」等、御祭神に関する遺品・資料等が収蔵展示されています。入館料は、300円。


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「東湖(とうこ)神社」の脇を抜け、偕楽園へ。同社は、水戸学を実践し、斉昭公を助けた藤田東湖を祀っています。


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いよいよ「偕楽園東門」から園内へ。入園は無料。


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天保13年(1842)に開園した偕楽園は、現在では1,000種、3,000本の梅の花が咲き誇る名所として知られています。


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残念ながら、雨風が強くなり梅を愛でるのもそこそこに、「好文亭(こうぶんてい)」の中に。「好文」とは梅の異名で、偕楽園の創設と同時に建てられました。観覧料は、200円。


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二層三階建ての好文亭は、空襲で全焼し、昭和30年(1955)から3年をかけて復元されました。



庭の梅も綺麗です。


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三階の「楽寿楼」からは、「千波湖」を眺めることも出来ます。ここから、酒を酌み交わしながら愛でる梅は、最高の楽しみだったことでしょう。


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★ 続きは、『初春の水戸 日帰り旅行』 (その2)で ★


 



===「旅行記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a


第1回~5回 省略


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タグ:水戸
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