上海城市新聞 Vol.28 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その6) [上海城市新聞]

上海城市新聞 Vol.28『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』(その5)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b32354ef2b561b332b91a34a2e7ff1b8



【4日目:5月14日(水)】晴。信陽から武漢へ移動。



この日は、河南省信陽市から南へ約200km離れた湖北省武漢へ高鉄(高速鉄道)で移動です。



高鉄の出発時間が午前11時29分なので、ゆっくりと朝食を取り、10時25分頃に定宿の「信合中州国際飯店」のフロントに降りて行きました。



朝食付き1泊318元(約5,500円)の宿泊料は、前払いしていて、他のお客もいなかったのに、チェックアウトに10分程時間がかかってしまいました。日本人なので、何かチェックが入ったのでしょうか。



ホテル前で、10時40分頃タクシーに乗車、郊外の羊山新区ある「信阳东站(信陽東駅)」に、向かいます。



市街地を離れると、片側3車線の一般道路が直線で続きます。そこを、タクシーは高速道路並みの時速100km近くで飛ばし、20分後の11時頃に「信阳东站」に到着。料金は、19元(約330円)。



保安検査を終え、1Fの待合室に入ったのが、11時10分頃です。2012年9月28日開業直後の同駅を訪れた時には、がらんとしていた待合室⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2e7ece8a2628897e5df7588ca6bb4ad6 は、大混雑です。冷房が効いてなくて暑い。


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幸いなことに、5分後に改札が始まりました。行きの薄青色の磁気チケット⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c1ae5a6a94245b53aae1da3fa36e1828 は、自動改札を通れますが、帰りのピンク色の切符は磁気化されていないので、有人改札を通る必要があります。一等座(グリーン席)の運賃は、138.5元(約2,400円)。


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高鉄専用の同駅の站台(プラットフォーム)は、3面5線です。


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隣の5番線には、広西チワン族自治区の南寧行きの和諧号(CRH)が入線して来ました。


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11時26分には、隊長が乗る「北京西站(駅)」発「汉口站(漢口駅)」行きのG507号が、4番線に入線して来ます。ちなみに、Gは高鉄(Gao Tie)の頭文字を取ったのでしょう。


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定刻の11時29分に「信阳东站」を出発。座席前のポケットに置いてあった鄭州鉄路局発行の車内誌を見ると、この和諧号は、16両編成のCRH380AL型で、1号車が商務車で、2号車と3号車が一等座です。商務車に乗ったことがないのですが、日本で言えばグランクラスなのでしょうね。



隊長の乗っている3号車の乗車率は、1/3位ですが、2号車は無人です。前にも感じたのですが、この様な指定席の売り方、日本では考えられませんよね。商務車は、扉が閉まっていて、乗車率は分かりませんでした。



車内のモニターに表示された最高時速は、307kmでした。日本の新幹線より揺れを感じないのは、何故なのでしょうか。中国の鉄道の軌道幅は、新幹線と同じ標準軌なので、線路の幅が要因ではないのでしょうが。。。



定刻の12時20分より5分早く、「汉口站」に到着。この駅は、本当に広いですね。站台は、10面18線あるそうです。


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武漢は、中国最長の長江の両岸にある武昌、漢口、漢陽の3つの地区で成り立っていて、主要駅は、武昌の「武汉火车站」と「武昌火车站」、漢口の「汉口火车站」の三駅です。さすが、湖北省の省都 人口 1,061万(2015年)の大都市です。



同駅の地下ホームから「武漢地下鉄2号線」に乗車したのが、12時35分。路線図上の赤で囲った「中南路」まで乗車します。駅間距離は、約15km。運賃は、4元(約70円)です。


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25分後の13時頃に「中南路」に到着。同駅で降りるのは、3年半ぶりなのですが、何番出口から外に出ればよいか忘れてしまいました。近くにいた若者にホテルの名を告げ、C2出口と教えてもらいました。


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地下鉄で移動したので、初めて触れる35℃の外気は蒸し暑い。さすが、“中国三大かまど”の一つです。(残る2都市は、重慶と南京⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8e285ce7b3b208dfe45bf66f38856473  



汗だくになりながら、ここも定宿の「武漢五月花大酒店(英文名:Mayflowers Hotel Wuhan)」に辿り着いたのが、13時20分頃です。


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朝食付1泊488元(約8,500円)の標準房(スタンダードルーム)を予約したのですが、何故か最上階の商務房(ビジネスルール)にアップグレードしてくれました。ちなみに、宿泊料は、2年半前と同じ。



見晴らしの良い23階の部屋から外を覗くと、 ホテル前の道路 “武珞路(Wu Luo Lu)”に沿って、前回はなかった高層ビルが何棟も建っていて、改めて武漢の再開発のスピードに驚かされました。


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★続きは 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その7)で★



* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17.5円)は2018年5月現在のものです *


タグ:武漢
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