上海城市新聞 Vol.28 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その9) [上海城市新聞]

上海城市新聞 Vol.28『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』(その8)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5a00ca0809ac44c6717affacead6d23f



旅の5日目夕方、武漢地下鉄2号線「中南路站(駅)」から、5駅先の「江汉(漢)路站」に向かいます。丁度、退勤時間なので、駅構内も車内も混雑しています。



昨年5月に訪れた南京の地下鉄の乗客マナーは悪かった⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/78f7a0a879101a147e8021dc069e5a26 のですが、武漢も同じ状況です。



全長47kmの2号線、この辺りの駅間距離は1km前後ですが、「积玉桥站(積玉橋駅)」と「江汉路站」の間は約3.3kmと長く時間がかかります。理由は、中国最長の長江(揚子江)の下を通るから。



「江汉路站」で下車し、外に出たのが、17時50分頃です。


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この付近は、戦前「漢口租界」と呼ばれていました。租界(そかい)とは、清国(のちに中華民国)内の外国人居留地で、漢口には日本、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアの租界がありました。



旧租界の街並みの中心部が全長1km以上も続く「江漢路歩行街」で、歩行者天国になっています。戦前の建物も多く残り、歴史的なビル内にモダンなショップやレストランがオープンしています。


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雰囲気は、上海の「南京東路」に似ていますが、「南京東路」は内外の観光客が溢れているのに対して、「江漢路歩行街」は地元の人々で賑わっています。夜は、特に若者の姿が目立ちます。



10元(約175円)ショップとして知られる日本企業の「名創優品」。若い女性客で賑わっています。この店が「江漢路3号店」です。と言うことはこの通りに最低3店舗を展開しているのですね。


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反対側には、中国企業の「紀念日百貨」が。こちらも「江漢路2号店」。


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店内の色使いは、派手ですね。


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地下鉄の出口とは思えない建物です。


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現在は、「中国工商銀行漢口支店」として使用されている租界時代の「旧・上海銀行漢口支店」の歴史的建造物。


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通りには、飲食店の数が少なく、7時を過ぎても、これと言った場所が見つかりません。


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通りから見上げた明るいネオンサインに釣られて三階に上がると、「順香時尚餐厅」という店でした。テーブルクロスが敷かれ高級中華料理店の雰囲気です。


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海外旅行の際には、最終日の夕食を“最後の晩餐”と自ら名付け豪華な食事をするのことにしています。一日早いですが、時刻は19時半過ぎ。これ以上店を探す気力もないので、ここに決めました。



店内の窓からの景色もムードがあります。


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注文した料理は;



“竹香武昌魚”


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“呛生菜”


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“房县小花菇”


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“蒜茸扇贝王”


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“金牌红烧肉” の五品。


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食事を終えたのは、午後9時過ぎ。お会計は、ビール一本をいれて182元(約3,200円)でした。



この時間でも、「江漢路歩行街」はまだ賑わっています。帰りも、「江汉路站」から地下鉄2号線で「中南路站」に戻ります。運賃は、2元(約35円)。



地上に出ても、まだ蒸し暑く、歩くと汗ばみます。ホテルに戻ったのが、午後10時頃。こうして、旅の四日目が終わりました。



★続きは 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その10)で★



* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17.5円)は2018年5月現在のものです *


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