学ぶ 40課 『あうるすぽっと 舞台講座』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第40回は、『あうるすぽっと 舞台講座』をお送りします。

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6月16日(木)と、7月13日(水)の19:00~21:00は、『あうるすぽっと 舞台講座』を受講しました。


この講座は、“あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)”が、「池袋演劇祭」と協力し、演劇公演を運営する際に必要となる知識を身に付けるための三つの基礎講座を開設したものです。


受講しようと思ったのは、劇団の公演のお手伝いをすることになったためです。


今回の講座は、6月13日(月)に「伝わるチラシデザイン基礎講座」が、6月16日に「舞台制作・公演運営の基礎講座」が、7月13日に「演出家・俳優・制作者等のための舞台技術基礎講座」が開かれました。


6月13日は、『第38回 パールボール』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8c0df1646ae7b7632ab77557c4bf74cb の観戦に行ったので、残念ながら参加出来ませんでした。


会場は、豊島区東池袋の“あうるすぽっと”会議室。参加者は、各講座とも60~70人。「池袋演劇祭」に参加する劇団関係者が多かったです。受講料は、嬉しいことに無料でした。


「舞台制作・公演運営の基礎講座」の講師は、舞台公演の企画運営プロデューサー 飯田亜弓氏。


公演運営の基本的な知識を身に付ける、制作者のための講座でした。劇場仕込みから当日受付までの基本的な流れを解説し、出演者やスタッフへの対応やお客様に対する接遇を学びました。


飯田さんは、自己紹介をしたあと、受講生たちに、自分の劇団の自己紹介を5分以内に、5分間で書かせて、提出させます。


そして、何人かをピックアップし、発表させます。飯田氏は、「舞台製作者は、書くこと・話すこと(発信)することが多くなるので、そのトレーニングの一環です」と説明されました。


舞台製作者として初心者の隊長にとって、ためになる講座でした。


「演出家・俳優・制作者等のための舞台技術基礎講座」の講師は、舞台監督の松本仁志氏。


舞台技術者以外のスタッフが、舞台技術の基礎知識を身に付けるための講座でした。


舞台上で飛び交う様々専門用語の意味を確認し、劇場入り後の舞台監督・音響・照明の動きを解説することで、舞台技術スタッフと円滑なコミュニケーションを行うための準備を整えることが出来るようにする講座です。


本講座で、舞台技術の基本を確認することが出来たし、海外での舞台公演の経験が多い松本氏から、海外公演の裏話も聞けて面白かったです。


尚、『第28回池袋演劇祭』は、9月1日~30日迄、「アートスペース サンライズホール」など、豊島区内&近郊で公演があります。

 

=== 「学ぶ」バックナンバー ===
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1~25課  省略

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb

35課 2016/2/29 『英国の夢「ラファエル前派展」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf5d69c6776f5769c3e3749233fb2f0e

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11

37課 2016/4/5  『英語の辞書』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/18fcdafd0f8ed88cef8c81dc28c0af0b

38課 2016/4/29 『貨幣博物館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64fa8bfb1977543a9fceee355cbe0840

39課 2016/5/5  『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11addb43f7b97097a81b49c03cda41cd


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学ぶ 39課『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第39回は、『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』をお送りします。

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元サッカー日本代表の中田英寿さんが、現役引退後に続けている「REVALUE NIPPON PROJECT」活動があります。


この活動は、日本が受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としています。


このプロジェクトでは、毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b846574525abe7d57424ef013430af1 といった、ひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作します。


さらにこの制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行い、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語っています。

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展示会の会場は、港区東新橋の「パナソニック 汐留ミュージアム」。


会場に入って、眼を引いたのは、和紙を用いた体長200cmを超える張り子のシロクマ。和紙を使用しているので、触感はやわらかそうに見えるが、実は固いそうです。作品には手を触れることは出来ないのが残念です。

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他の作品も、日本の伝統素材を使用しながら、独創的なデザインに驚かされます。


展示を見終わった感想ですが、伝統素材を使用するなら、新しいデザインより、伝統的な工芸品の方が味があって好きですね。


尚、『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』の会期は、6月5日(日)迄です。


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26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb

35課 2016/2/29 『英国の夢「ラファエル前派展」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf5d69c6776f5769c3e3749233fb2f0e

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11

37課 2016/4/5  『英語の辞書』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/18fcdafd0f8ed88cef8c81dc28c0af0b

38課 2016/4/29 『貨幣博物館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64fa8bfb1977543a9fceee355cbe0840


学ぶ 38課『貨幣博物館』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第38回は、『貨幣博物館』をお送りします。

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2015年11月にリニューアルオープンされた『貨幣博物館』に行って来ました。『貨幣博物館』の正式名称は、「日本銀行 金融研究所 貨幣博物館」。


この博物館では、貨幣および貨幣に関する歴史的、文化的な資料を収集・保存し、それらの調査研究を進めつつ、広く一般に公開しています。


所在地は、半蔵門線「三越前駅」(B1出口)から徒歩1分の「日本銀行分館」内にあります。


いつも「三越日本橋本店」に行っているので、「日本銀行分館」の場所は分っていたのですが、『貨幣博物館』入口が見つからず、大きな建物の周囲を一周してしまいました。

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あとから、堅固で歴史的な「日本銀行本店」の建物の正面に『貨幣博物館』入口が位置しているのが分かりました。


自動ドアから博物館の中に入り、1Fの受付で記帳します。記憶では、氏名を書く必要はなく、性別と人数だけを記入すれば良かったと思います。入館料は無料です。

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1Fには、これも無料のコインロッカーがあるので、大きな荷物などは預けておくと見学が楽ですよ。


掲示されている博物館の由来を読むと、貨幣博物館の所蔵資料の中核となっているのは、古貨幣収集家・研究家であった田中啓文氏(1884~1956年)が収集した「銭幣(せんぺい)館」コレクションです。


田中啓文氏は、わが国の古代から近代にいたる貨幣だけでなく、中国を中心とする東アジアの貨幣や、貨幣に関するさまざまな資料を収集していました。


これらの資料が展示・保管されていた博物館が「銭幣館」で、1944年、戦火による喪失を避けるため、収集資料は日本銀行に寄贈されたそうです。


2Fに上がると、階段脇に展示されているのが、“ヤップ島の石貨(せきか)”。南太平洋のヤップ島で使われていた石貨のことは、教科書か何かで読んだことがありますね。

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また、“模造紙幣一億円分”が置いてあり、持ってみることが出来ます。一億円分の紙幣なんて、一生手にすることは無いと思い、約10kgの模造紙幣を持ち上げてみます。結構重かった!

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前室には、ビデオを上映するスペースもあります。ここまでは、撮影可能ですが、展示室内は、撮影禁止でした。


展示室内は、古代、中世、近世、近代、現代と歴史順に展示されていて、日本及び世界の貨幣の歴史を学ぶことが出来ます。

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“ヤップ島の石貨”の様に、これまでに見聞きして知っていたこともありますが、知らなかったことも多かった。


例えば「銭幣館」の“銭幣”とは、硬貨のことで、昔は硬貨とは呼ばず、“銭幣”と呼んでいたそうです。


そうすると、“貨幣”とは“紙幣”と“銭弊”の両方の概念を持っていることになるのでしょうかね。


疑問に思い、帰りがけに学芸員と思われる人に聞いたところ、日銀では“銭弊”とは言わずに、硬貨と呼んでいて、“貨幣”とは“紙幣”と“硬貨”を現しているそうです。


展示室自体は広くは無いので、30分ほどで全ての展示物を見終えてしまいますが、リニューアルされたばかりで、空調も完備なので、夏の暑い日や冬の寒い時の時間潰しには良さそうです(失礼


帰りには、『日本橋三越本店のお得意様サロン』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c6001527d59c2c80aaea870f01a3cef に立ち寄り、無料のコーヒーを飲んだので、交通費以外は使うことなく、『貨幣博物館』に行って来られました。


「日本銀行本店」の見学も出来る様になったとのことなので、次回は、あの堅固で歴史的な「日本銀行本店」の内部に潜入してみたいと思います。


尚、「日本銀行 金融研究所 貨幣博物館」の東京都中央区日本橋本石町1-3-1。電話番号は、03-3277-3-37です。


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26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb

35課 2016/2/29 『英国の夢「ラファエル前派展」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf5d69c6776f5769c3e3749233fb2f0e

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11

37課 2016/4/5  『英語の辞書』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/18fcdafd0f8ed88cef8c81dc28c0af0b


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学ぶ 37課『英語の辞書』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第37回は、『英語の辞書』をお送りします。

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英語の単語が分からない時に、辞書を引かなくなってから、もう何年も経ちます。


今では、愛用しているキャノンの「電子辞書」やネットで簡単に調べることが出来ますが、一時はそれこそ辞書に手垢がつくほどに、英和辞典や和英辞典を使っていました。


辞書を引く行為自体が、脳を活性化することに繋がると思うのですが、どうしても楽な方に流されてしまいますね。


引越しの際に、多くの辞書・辞典を捨てたのですが、書棚の片隅に捨てられなかった二冊が残っています。


それが、大修館書店の「ジーナス英和辞典」定価3,200円+税、と日本経済新聞社の「経済英語和英活用辞典」4,536円+税です。

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この二冊も、そろそろ捨てようと思っています。


それこそ、自動翻訳機が普及したら、愛用している電子辞書も“用無し”になり、脳もますます退化していくのでしょうか?

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26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb

35課 2016/2/29 『英国の夢「ラファエル前派展」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf5d69c6776f5769c3e3749233fb2f0e

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11


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学ぶ 36課『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第36回は、『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』をお送りします。

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3月16日(水)の夜は、『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』と題するフォーラムを聴講しに行きました。


このフォーラムは、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から5年を機に、福島県の関係者が日本酒の魅力を発信する為に開かれました。


主催は、東京新聞。後援が、福島県と福島民報社。協力が、福島県酒造組合。会場は、「日本プレスセンター」10階ホール。


千代田区内幸町にある「日本プレスセンター」を訪れるのは初めてですが、日比谷公園に面して、重厚感ある建物です。


その最上階10階のホールは、建物のドーム型天上の下に当たり、これまた立派なホールです。この日の聴講者は約300名。


第1部は、東京農大名誉教授の小泉武夫さん(福島県小野町出身)が「日本酒の噺(はなし)」と題して基調講演し、歴史とともに変化してきた酒造りや飲み方などをユーモアを交えながら解説してくれました。


印象に残った話しは;

日本酒の起源は奈良時代にさかのぼる。

日本酒の原料は、は米糀(こうじ)。「こうじ」の漢字は、現在は“麹”が一般的に使われているが、この字は奈良時代に中国から来た漢字。

日本酒の「こうじ」は、麦から造るのではないので、“麹”の字は不自然だ。一方、“糀”は、明治時代にできた国字(和製漢字)で、米糀のみを表している。

小泉先生は、“糀”の字を使うように、各方面に呼びかけている。

日本酒は世界の「醸造酒」の中では、アルコール度が一番高い。ウィスキーやウォッカは、日本酒よりアルコール度が高いが、「蒸留酒」。

日本の水は鉄分が少ないので、おいしい日本酒が出来る。


第2部は、続いて、「日本酒の魅力-福島の蔵元より」をテーマにパネルディスカッションが繰り広げられました。


パネリストは、小泉さんと県酒造組合会長・日本酒造組合中央会理事の新城猪之吉さん(末廣酒造社長)。


福島県喜多方市出身のフリーアナウンサー唐橋(からはら)ユミさんが、コーデネーターを務めました。唐橋さんのご実家は、蔵元の「ほまれ酒造」。

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小泉さんは「おいしくて安価で福島の酒は素晴らしいと認知されれば、原発の風評はなくなる」と話し、新城さんは「福島の酒は安全・安心であることに、おいしさが加わっている」とアピールしました。


三人は、日本酒に梅干等を入れて煮詰めた煎り酒(いりざけ)が美味しいと、盛り上がりました。


尚、パネルディスカッション写真は、福島民報社のHPから拝借しました。


フォーラムの最後に、来場者に抽選で福島の日本酒がプレゼントされましたが、当選者は、10人に2人だったので、残念ながら外れてしまいました。


しかし、喜多方市の「河京(かわきょう)」の“喜多方ラーメン”が全員にプレゼントされ、家に持ち帰り、早速美味しく頂きました。

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楽しく、ためになったフォーラムでしたが、残念だったのは、会場が劇場型でなく、座席もフラットで、演台も高くなかったので、席により出演者の顔が良く見えなかったことです。


でも、唐橋さんはしっかり見えて、テレビで見る以上に色白の美人でした。新城さんからは、「小さい頃から実家のお酒を舐めて育ったので美人になった」と言われていました。


福島県の日本酒の蔵元は、これまでに;

二本松市の「奥の松酒造」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa5b5bae65ccd9ebdd7fccc2195ec08c

会津若松市の「末廣酒造」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fff2ae0e2299c2b01c9194bb32de7ea0

西白河の「大木代吉本店(おおきだいきちほんてん)」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9af744a0f7c2a50f201575dae1d1cb15

会津若松市の「栄川(えいせん)酒造」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f896393433dac00477503ff26a37e89

白河市の「千駒酒造」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/79661e6103fc013c16d8188621e6ae65

会津坂下町の「廣木酒造本店」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/355cd75a522f8359f08b4ed4698d0b32

を紹介して来ましたが、このフォーラムを聴講して、原発事故の風評被害を吹き飛ばすためにも、福島県の日本酒を紹介していこうと思いました。

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1~25課  省略

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb

35課 2016/2/29 『英国の夢「ラファエル前派展」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf5d69c6776f5769c3e3749233fb2f0e


学ぶ 35課『英国の夢「ラファエル前派展」』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第35回は、『英国の夢「ラファエル前派展」をお送りします。

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『英国の夢「ラファエル前派展」』と題した展覧会に行って来ました。会場は、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアム。


同所を訪れるのは、一昨年9月の『だまし絵II 進化するだまし絵』展⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a 以来です。


「ラファエル前派展」は、英国リバプール国立美術館の所蔵品から、ラファエル前派及びその追随者の油彩・水彩など65点を紹介し、近代における英国美術の英国らしさを「英国の夢」をキーワードに浮き彫りにしていきます。

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「ラファエル前派」とは、19世紀の中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した美術家・批評家から成るグループで、19世紀後半の西洋美術において、印象派とならぶ一大運動であった象徴主義美術の先駆と考えられています。


同展での主な展示品は、ジョン・エヴァレット・ミレイの“いにしえの夢─浅瀬を渡るイサンブラス卿”、同じくミレイの“春(林檎の花咲く頃)”、アルバート・ジョゼフ・ムーアの“夏の夜”、などです。


美しく、バラエティに富んだヴィクトリア朝絵画の数々を堪能しました。


尚、同展覧会の会期は、3月6日(日)迄ですので、ご興味のある方はお急ぎ下さい。

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1~20課  省略

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3

32課 2015/11/14『文京ふるさと歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7e18dee817a63203b0691792ac401a1b

33課 2016/1/8  『レポート「日本語教育の目的」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/033e9429ff4fe768ac2733c04b1eba1e

34課 2016/2/15 『中学校新校舎見学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eb41553788cbd7cc28ec992ade640ceb


学ぶ 34課『中学校新校舎見学』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第34回は、『中学校新校舎見学』をお送りします。

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2月13日(土)に、中学校のクラス会に参加しました。中学校の同窓会・同期会・クラス会には一度も出席したことがなく、卒業以来初めてです。


クラス会の前に行われた、新校舎の見学会にも参加しました。


母校の旧校舎は、昭和8年(1933年)に建築された旧い建物で、築後80年以上が経過しており、耐震ランクがCであったので、全面改築が行われ、2年前に落成しました。


新校舎は地下1F地上7F建てで、外観は赤レンガ風で、アカデミックな雰囲気を醸し出しています。

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建物内部は廊下が広く、教室も窓が大きくて、明るいです。

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屋上にはプール、地下には武道場もあります。同じく改築された体育館は、天井が高く、冷暖房も完備しています。

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グランドは人工芝です。

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在校時のボロくて暗い中学から思うと、目を見張ることばかりです。


こんな素敵な校舎で学べる後輩たちは、幸せですね。

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21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

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24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

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学ぶ 33課『レポート「日本語教育の目的」』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第33回は、『レポート「日本語教育の目的」』をお送りします。


『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36dd3aaf4ea07815f7db88ae141ab7aa 著者の宮崎 里司(さとし)さんは、日本語教育の専門家です。


隊長は、大学時代に、ボランティア活動で日本在住の大使館員、商社員、留学生に日本語を教えていたことがあります。


また、中国上海に駐在している頃に、中国人にボランティアで日本語を教えていました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20121122


書棚を整理していたら、奥から大学時代に「日本語教授法」という講座を受けて提出した「日本語教育の目的」と題したレポートが出てきました。


改めて読み返して見ると、学生時代の生意気で断定的な言葉の使い方に赤面する思いです。


以下の文章がそのレポートです;

==========================

私が日本語教育に関心を持ち、ボランティア団体「日本語教授の会」を設立し、日本語を教え始めて約2年が過ぎました。その経験から、現在の日本語教育には疑問を感ぜすにはいられません。


日本語は世界中で一番難しい言語だから、外国人に教えるのは無駄だと言う人もいますが、私はそうは思いません。しかし、全ての日本語教育機関が、果たして日本語を教える目的を本当に考えているのでしょうか。


最近、日本語教育講座新設の広告をあちらこちらで見かけます。○○カルチャーセンターのような大規模なものもありますが、多くは街の英会話スクールに併設されたものです。


それらは、商業的に採算が取れると見込んでの開設でしょうが、真の目的が別のところにあるのではと疑いたくなってしまいます。


また、□□新聞を始めてとして、「日本語教育」がマスコミに登場する機会も多く、一種のブームのように感じます。しかし、このブームも敗戦後の英語教育ブームの裏返し現象のような気がしてなりません。


日本は敗戦により、大国アメリカの模倣をすることが、米国に追いつく方法だと思い込みました。そして、経済の高度成長により、アメリカと肩を並べ、政治的・経済的にアジアの盟主になれたと思い込んでいます。


今度は、「発展途上国」が、日本の真似をする番だと。日本語ブームがこれらの国で巻き起こるので、日本語教師を養成し、彼らの需要に答えなければならないと。


けれど、海外での「日本語ブーム」は本物なのでしょうか。日本へ来た留学生などが逆に幻滅を感じ、日本が嫌いになることはないのでしょうか。


これは、日本語教育に携わる側の自己満足が原因の一つではないでしょうか。私自身、一生懸命日本語を教えた後の疲労感を、満足感として捉えてしまうことがあります。


けれども、ふと外国人の生徒は、本当に理解してくれたのかと不安になることもあります。それは、日本語教師の能力不足もあるでしょうが、むしろ教師・生徒とも「日本語」を教え・学ぶ目的への理解が足りないからではないでしょうか。


私が読んだ「日本語教育」に関する本の多くは、教育の目的よりいかに教えるかの技術論に終始していました。


さて、日本語教育の“勢力地図”を見てみましょう。第一のグループは、大学・国際交流基金等の公的教育機関。第二が、マスコミをバックにした○○カルチャーセンターなどの大企業。第三が、中小出版社や会話学校。そして、第四がボランティア団体。


私たち「日本語教授の会」は、第四のグループに属しています。我々は、教える速さ・量・技術などの能率主義ではなく、生徒一人一人の日本語を学ぶ「目的」と「欲求」に合わせた日本語を教えることにより、真の国際親善となるように努めています。

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21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

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学ぶ 32課 『文京ふるさと歴史館』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第32回は、『文京ふるさと歴史館』をお送りします。

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『文京ふるさと歴史館』は、平成3年(1991年)に開館した東京都文京区立の歴史博物館です。この博物館では、文京区の歴史や文化財について学ぶことが出来ます。


地下1階、地上4階の建物の1Fと2Fが常設展示室になっていて、文京区で発掘された石器や土器、江戸時代の文京区の町並み、文京にゆかりのある文人に関する展示があります。


訪れたこの日は、地下1Fの特別展示室で「復興への想い-生きよ!もっと強く-」の特別展示が行われていました。

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この特別展示では、今年が第二次世界大戦の終結から70年に当たることから、文京区の震災・戦災からの“復興”に関わる館蔵資料が展示されています。


特に興味深かったのが、震災・戦災前後の文京の街の変わり様です。栄えていた街並みが震災・戦災で一気に廃墟となる恐ろしさを、改めて教えてもらいました。

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『文京ふるさと歴史館』の住所は、東京都文京区本郷4-9-29。電話番号は、03-3818-7221[電話]。入館料は、100円。


尚、「特別展・復興への想い」は、12月13日(日)迄です。

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21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

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24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7

31課 2015/11/9 『佐藤優 哲学塾公開講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959cf1917bae890de1150683b1b1bfb3


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学ぶ 31課 『佐藤 優 哲学塾公開講座』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ[本]」の第31回は、『佐藤 優 哲学塾公開講座』をお送りします。

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11月7日(土)の16時30分~18時は、「東洋大学 井上円了哲学塾 公開講座」を受講しました。


この日の講師は、作家で元外務省主任分析官の佐藤 優(まさる)氏。 テーマは、「国際社会と日本-インテリジェンスを哲学する」。


会場は、東洋大学[ビル]白山キャンパスの「井上円了ホール」です。

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東洋大学白山キャンパスを訪れるのは、昨年11月に同大学で『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e を聴講して以来、1年ぶりです。


この時は、5号館1階の教室でしたが、今回は5号館地下1階にある、収容人員700名の立派なホールです。(写真は同大学のHPより)

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ホールの中に入るのは、2009年5月に友人の本城さんが出演した『法廷劇「評決まで」』を観劇して以来です。


開会の10分前には、座席はほぼ満席です。約2/3が学外からの聴講生、1/3が同大の学生です。前コマの授業時間の関係で、開会後に遅れて来る学生も見受けられます。


司会から「佐藤先生の登壇です」の紹介で、佐藤氏が現れます。


開口一番、「司会から先生と呼ばれましたが、刑務所では看守を“先生”と呼んでいる」。これで、場内から笑いが起こり、“掴み”はバッチシです。


レジュメの配布がなかったので、当日のメモ[メモ]を再現します;


東京拘置所では、良く本を読んだ。差し入れてもらった本が、手元に届くのに1週間かかる。理由は、本の中に収監されている人へのメッセージが書かれていないか、チェックするため。


語学力を錆びつかせてはいけないと、忙しい中で時間を作って勉強している。


京都の清水寺には、縁結びの神様だけでなく、縁切りの神様もいると、同行したロシア人の学者が言い出し、尋ねたところ、実際にあった。


小保方晴子氏は、現代の錬金術師だ。


“インテリジェンス”と言う言葉は、ラテン語の“インテ(中へ)”と“レゲール(組み立てる)”から成リ立っている。おもちゃの“レゴ”も“レゲール”から来ている。


“インテリジェンス”は、本来は「敵情報告」と言う意味。外務省は、「特殊情報」と訳している。ただの「情報」と訳すのではおかしいので、あえて“インテリジェンス”と称している。


“インテリジェンス”が上手なのは、ロシア人。


中国の海洋進出が問題になっているが、“南沙諸島”の埋め立ての様なことを、日本も“沖ノ鳥島”で行っているので、日本政府は声だかに中国を非難出来ない。


スコットランドの住民投票の結果を、日本のマスコミ全てが「スコットランドは、経済的利益を優先して英連邦に残った」と報道しているが、唯一 沖縄の“琉球新報”だけが本質をついていた。


他のマスコミは“共同通信”に依拠していたが、“琉球新報”だけが特派員を現地に派遣して、独自取材を行い、「今後は、独立派の勢いがさらに増す」と伝えた。


地政学で大事なのは、地理の要素。日本の教育では、それが欠けている。


沖縄辺野古の基地移設問題で、本土と沖縄のギャップが益々広がることになる。


人は海外に住んでいると、よりナショナリズムが強くなる傾向がある。先日の東京のトルコ大使館前での、トルコ人とのクルド人の乱闘騒ぎはその典型。


まさに、“佐藤ワールド”満開で、あっという間に1時間半の講義が終わってしまいました。


時間の関係で、質疑応答も二人だけ。全体で2時間位取って、もっと沢山の話しを聞きたかった!


=== 「学ぶ」バックナンバー ===
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1~20課  省略

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced

30課 2015/10/31『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38914b78753b42d2f63a18935f26bcd7


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学ぶ 30課 『河鍋暁斎とその弟子コンドル』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第30回は、『河鍋暁斎とその弟子コンドル』をお送りします。

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昨日(10月30日)は、文京アカデミア特別公開講座『湯島の絵師 河鍋暁斎とその弟子コンドル』と題した講座を受講しました。


河鍋 暁斎(かわなべ きょうさい)は、幕末から明治にかけて活躍した狩野派絵師。明治政府御雇英国人の建築家ジョサイア・コンドルは暁英という名を持つ、暁斎の弟子でもありました。


恥ずかしながら、河鍋暁斎の名前は、この講座のことを聞くまで知りませんでした。


コンドルに関しては、これまでブログでも;

『コンダーさんの恋』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9490a5a9185b1fd876b7fe5c05c121e

『ニコライ堂とお茶の水』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e8d6799ab5b98cf6b86bdbe1e504a4ac

『東大構内のコンドル博士像』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e38578380f77763d5e24195efc306c2

『三菱1号館』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20131006

『旧岩崎邸庭園』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5729611c2651987ee1d05353d9aca0e2

など、何回か取り上げています。


そんなコンドルと絵師 河鍋暁斎の関係を知りたくて、受講しました。


会場は、『文京シビックセンター』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/08c4444122679eb71808ad22214e0098 2Fの文京シビックホール・小ホール。


開会前に371席あるホールは、既にほぼ満席です。このテーマへの文京区民の関心の高さが窺えます。

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講演は二部に別れ、最初は河鍋暁斎記念美術館館長 河鍋 楠美(くすみ)氏による「湯島に済んだ絵師 河鍋暁斎」と題した講演です。


河鍋暁斎の曾孫にあたる楠美氏は、東京女子医大医学部を卒業され、医師として活躍する傍ら、1977年に河鍋暁斎記念美術館を創設されました。


同氏の講演で、天保2年(1831年)現在の茨城県古河市に生まれた暁斎が、数え2歳の時、一家で上京したのが、文京区湯島。今の順天堂病院の所だったとのこと。


その後、明治20年(1887年) 57歳の時に、下谷根岸金杉(今の台東区)に移住するまで、湯島で生活し、文京区とゆかりのあることが語られました。


スライドを使い、文京区内の「湯島天神」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4e6835f2e5f20a2188a889a5cf34d08a と「霊雲寺」に保存されている暁斎の作品を紹介してくれました。


同じくスライドで、各地にある暁斎の作品の魅力を伝えてくれました。


第二部は、埼玉大学名誉教授 山口 静一氏による「暁斎とコンドル」と題した講演です。


絵師の暁斎と外国人建築家コンドルが知り合ったのが、明治14年(1881年)コンドルが設計した「上野公園美術館」で開かれた「第二回内国勧業博覧会」でのこと。


暁斎の「枯木寒鴉図(こぼくかんあず)に魅せられたコンドルが、暁斎の入門し、2年後に「暁英」の号を受けます。


そして、暁斎の最後を看取ったのもコンドルです。コンドルは、暁斎の没後、師匠の技法の詳細を記録した英文の本まで出版しました。


両氏の講演を聴いて、暁斎の作品を直に見たいと思ったのと、コンドルの建築以外での偉業を改めて認識しました。

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 1~15課  省略

16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7  『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57

29課 2015/8/31 『東京都水道歴史館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4fe9bdb9e7df0641759c2479d3a4aced


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学ぶ 29課 『東京都水道歴史館』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第29回は、『東京都水道歴史館』をお送りします。

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『東京都水道歴史館』は、その名の通り“東京の水道の歴史”を学べる場所で、東京都水道局本郷庁舎内にあります。


TV番組『ブラタモリ』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1a2fa7e439d4f3e9479a25088a03a176 を観ていて、江戸時代 各地の城下町に水道を整備する話しが何回も出て来たので、東京の水道の歴史を知りたくなり同館へ行きました。


同館へのアクセスは、JR[電車]「御茶ノ水」駅、地下鉄丸の内線[地下鉄]・大江戸線「本郷三丁目」駅下車それぞれ徒歩8分。


入館は、無料。館内での写真撮影[カメラ]は、個人での使用に限りOKです。


見学順路は、「江戸上水」の歴史がわかる2Fからです。最初の展示物は、江戸時代の“木の水道管”です。ここでは、木樋(もくひ)や継手の組み方・構造など、江戸時代の技術の高さを実物展示で見る事ができます。

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次が、“上水井戸”です。江戸の下町は、元が湿地だったため、地中の井戸水は水質も悪く、水量も足りないことから、木樋で井戸を造り、上水を流し、生活用水として使用していました。展示されているのは、発掘された実物です。

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この写真は、旧東京都庁があった場所で発掘された武家屋敷の木樋で、これも実物です。

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2Fの一角には、江戸時代の長屋の様子が再現されていて、庶民の暮らしと上水のつながりを学ぶことも出来ます。

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1Fは「近現代水道」の展示物です。

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写真は、実際に使われていた「自記録水圧計スタンド」です。

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次は、ロンドンから東京市に寄贈された牛馬用、犬猫用、人間用と3つの水飲み場が設けられた「馬水槽(ばすいそう)」。道路に面した側に牛馬用・犬[犬][猫]用、裏の歩道側に人間用の水飲み場があります。

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これは、近代水道の幕開けと共に使われるようになった「鋳鉄管(ちゅうてつかん)」。一番外側が、口径2,900mmの日本最大の鋳鉄管です。

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この日は、夏休み中だったので、夏休みの宿題の為でしょうか、館内で子供達を見かけました。


建物の外に出て階段を上がると、本郷給水所の上に造られた「本郷給水所公苑」です。

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公園の一角には、昭和60年代に発掘された神田上水遺跡の一部が移築・復原されています。

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この場所は、大震災などで断水になった際の“給水拠点”にもなります。

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ここで耳よりなお話です。明9月1日の「防災の日」の入館者には、非常用給水袋などの防災グッズがプレゼントされますので、お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。


また、お腹がすいたら、「雲呑麺」が一番人気の『こうや麺房』⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ee69008e740aa25d5cb92969c6422b4 が近くにありますのでお立ち寄りください。


『東京都水道歴史館』の休館日は、毎月第4月曜日、所在地は、東京都文京区本郷二丁目7番地1号。電話番号[電話]は、03(5802)9040です。


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16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7  『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e

28課 2015/8/4  『講道館 柔道資料館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fea7c0dffd261ca322ec1d6527701a57


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学ぶ 28課 『講道館 柔道資料館』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第28回は、『講道館 柔道資料館』をお送りします。

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隊長に住んでいる東京都文京区には、後楽園の東京ドームに『野球体育博物館』、湯島の日本サッカー協会に『サッカーミュージアム』、春日の講道館に『柔道資料館』と、スポーツの博物館が三ヶ所あります。


その内、『野球体育博物館』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c8b1f4fbb5992f9c2441297f08076831 と『サッカーミュージアム』⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3dab70818cdee20ffa66c2ad8c63b0bd は、既に紹介しているので、今日ご紹介するのは『柔道資料館』です。


『柔道資料館』は、春日町交差点にある「講道館国際柔道センター」の2階にあります。その裏にあるのが、『文京シビックセンター』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/08c4444122679eb71808ad22214e0098

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開館時間は、午前10:00~午後5:00。休館日は、土曜日・日曜日・祝日・夏季休暇期間・年末年始。入場は無料です。


資料館内は、「資料展示室」、「柔道殿堂」、「師範室」の3つの部屋に分かれています。

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「資料展示室」には、講道館柔道についての写真や資料が展示されています。


数多い資料の中で、隊長の興味を引いたのが、明治維新の功労者勝海舟が、下富坂道場の落成式において嘉納師範の演ずる形に感銘を受けて揮毫して贈られた書。


中国革命の父 孫文が、柔道家 西郷四郎などと写っている写真。孫文は、梅屋庄吉⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d50ffd41b9830083d6448bc68d7bf89b 以外の多くの日本人からも、支援を受けたいたことがわかります。


それに、旧蔵前国技館の土俵の上で、国際柔道大会が開かれていたという写真です。


「柔道殿堂」には、柔道の普及発展に特に顕著な功績のあった、19名の物故者の肖像写真と略歴が掲示されています。


「師範室」には、嘉納師範のさまざまな事績にまつわる資料や写真、遺愛品などが展示されています。


講道館は現在の場所に、昭和33年(1958年)に移ったとされていますが、現在地はその前は何だったのか疑問を持ったので、3つの展示室を見終わって、係の方に聞きました。


係の方も分からないとのことで、資料を持って来てもらい調べると、政府の土地の払い下げを受けたことがわかりました。


尚、『講道館 柔道資料館』の住所は、東京都文京区春日1-16-30。電話番号[電話]は、03-3818-4562です。


ところで、隊長は小学三年生の時に、講道館で柔道を習っていました。でも、続かなかった。。。これがその証拠の写真です。

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16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7  『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41

27課 2015/5/20 『大アマゾン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8d5e201c5fd5ac505e184804103f654e


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学ぶ 27課 『大アマゾン展』 [学ぶ]

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第27回は、『大アマゾン展』をお送りします。

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ブラジル・アマゾン川流域に生息する生物の多様性をテーマにした展示会『大アマゾン展』へ行って来ました。


アマゾンを総合的に紹介する催しとしては、過去最大級なので『“大”アマゾン展』と名付けられているようです。


見に行きたいと思ったのは、勿論去年の4月にブラジル旅行⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c をして、アマゾンの自然に触れているからです。


会場は、上野公園内にある「国立科学博物館」。「国立科学博物館」に行くのは、実に久しぶりです。


重厚な建物と脇に置かれた巨大なシロナガス・クジラの模型が出迎えてくれます。

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『大アマゾン展』は、常設展入館口からではなく、脇の特別展入館口から入ります。


『大アマゾン展』の入館料は、1,600円。料金には、常設展の入館料(620円)も含まれています。


「地球館」地下1Fにある特別展入口にエスカレーターで降り、『大アマゾン展』の会場に入ります。


会場は12の展示エリアに分かれています。最初は太古の南米大陸に生息していた生物「翼竜・魚類・植物・昆虫の化石」の展示です。


2番目のエリアでは、アマゾンに約420種存在していると言われている「哺乳類」の内、カピパラや、アリクイ、ナマケモノなどアマゾン固有の哺乳類を紹介しています。

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残念ながら、展示されているのは全て剥製です。アマゾンで、本物のナマケモノを間近で見ている⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c12b07b7ff204d11a61d622f56f714a ので、その可愛さは剥製からは伝わってきません。


3番目のエリアは、アマゾンに約1,800種の「鳥類」が存在していると言わていますが、世界最大のインコ類のゴンゴウインコなどのカラフルな鳥からコンドルやハチドリなどアマゾン固有の鳥たちを紹介しています。

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4番目、5番目のエリアは、「爬虫類・両生類」、「昆虫」です。会場内にはアマゾンのジャングルを模したコーナーもあります。

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6番目の「ジオラマ」のエリアでは、アマゾンのジャングルで見ることができる板根や絞め殺しの木など、アマゾンの森を体感できます。


7番目のエリアは、「アマゾンカワイルカ」。


8番目の「魚類」のエリアでは、アマゾンに3000種類以上存在していると言われる魚類の内、世界最大の淡水魚ピラルクー⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d476fb6d6339925518b365bc420edd64 などを紹介しています。

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9番目、10番目、11番目のエリアは、「菌類」、「水草」、「先住民の装飾品」の展示です。これらのエリアは、あまり興味が湧きませんでした。


そして最後、12番目が「アマゾン体感!4Kシアター」です。ここでは、横8m、高さ4.2mの大型スクリーンに超高精細の4K映像で、アマゾンを体感出来ます。


約13分の上映で、「アマゾン河の二河川合流地点」など迫力ある映像を楽しみました。


ただ、この「4Kシアター」を最後に持って来るのではなく、最初に体験できる様にすれば、後の展示への理解がより深まるのではないかと思いました。


全体を見終わって、確かに『“大”アマゾン展』の規模ではありますが、展示からは“リアル”なアマゾンを体感することが出来ないのが残念です。


「4Kシアター」を観終わった後に、現地から空輸されてきたピラニアなどの魚が泳いでいる水槽がありましたが、迫力不足です。


もう少し“リアル”な体験ができる展示会だったら、アマゾンの魅力をもっと知ってもらえるのではないでしょうか。


「日本館」「地球館」の常設展の展示を観るのは次回にして、「日本館」B1Fの“THEATER◎360”を体験して来ました。


“THEATER◎360”では、直径12.8mのドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立ち、映像を観ることが出来ます。


5月の上映は、「恐竜の世界」と「海の植物連鎖」の二本。上映時間は約10分でした。


天井やブリッジの下まで、360度がスクリーンになっているので迫力はありますが、「4Kシアター」を観た後では、映像が粗く感じてしまいました。


尚、『大アマゾン展』の会期は、6月14日(日)までです。又、「国立科学博物館」は、毎週月曜日が休館ですので、ご注意下さい。


=== 「学ぶ」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/f5db9e9e6a9e758b72bc946d007772f7

 1~15課  省略

16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7  『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2

26課 2015/4/25 『講座 アジア「共同知」の探究』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f6fbabac6c774d498ab8f9c943e0c41


学ぶ 26課 『講座 アジア「共同知」の探究』 [学ぶ]

 隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事等「学ぶ」の第26回は、『講座 アジア「共同知」の探究』です。

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4月21日(火)に、『アジア「共同知」の探究~アジア共同体入門~』という講座を受講して来ました。


会場は、隊長の地元本郷にある東洋学園大学本郷キャンパス[ビル]です。

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同所を訪れるのは、『講演 資生堂海外事業の38年間を通してhttp://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1ec894adc7b57968479d8deedb05de1d 以来2年ぶり三度目です。


『アジア「共同知」の探究』は、日本内外のアジア問題の専門家が複合的な視点でそれぞれの専門と知見から講義を行い、受講生自らがアジアの共通する哲学、文化すなわち「アジアの共同知」とは何か、ということを考えるよう導く講座です。


同講座は、一般財団法人ワンアジア財団の助成による講座で、東洋学園大学生が履修するほか、一般の方も受講可能な公開講座として、4月14日より毎週火曜全14回が開かれています。


隊長が受講した第2回目の講座のテーマは、「日本とアジアの未来」で、講師は元中国駐在大使の宮本雄二氏。


1946年生まれの宮本さんは、1969年に外務省入省し、外務大臣秘書官、外務省軍備管理・科学審議官等を経て、在中華人民共和国特命全権大使などを歴任。現在は宮本アジア研究所代表、外務省顧問、日本日中関係学会会長などを務められています。


当日は、講義は30分ちょっとで、添付のレジュメのお話をさらっとされて、残りの1時間を質疑応答に当てられました。

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講義では、地政学的観点からアメリカ、中国、日本の状況などを話されました。


特に目新しい話しはなかったのですが、宮本さんの真価が発揮されたのが、質疑応答になってからです。


6~7人の方が質問されたのですが、殆どの方が隊長や宮本さんと同じ様に中国に駐在されていたか、中国又はアジアの研究者でした。


質問者の体験などに基づいた観点からの質問に、宮本さんの回答は薀蓄(うんちく)に満ちていて、面白かった。


その中でも、目からウロコの話しは、日本から中国を見ると、中国は東アジアの中心になろうとしている様に思えるが、実は中国は、東アジアではなく、ユーラシア大陸の中心になろうとしていると言う観点です。


残念だったのは、この日の受講者は、学生と社会人と半々くらいだったのですが、質問者は一人教員以外全て一般で、学生からの質問ゼロだったことです。


司会の教授から、学生も質問する様に促されましたが、反応はありませんでした。


確かに、経験豊富な社会人に対して、気後れするのかも知れませんが、ここはあなた達の学園です。


謂わば、ホームの競技場でアウェーのサポーター達の応援が凄くて、それに気落ちしている地元サポーターの様です。


学生達の奮起を期待します。

=== 「学ぶ」バックナンバー ===
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 1~10課  省略

11課 2013/12/11『印象派を超えて 点描の画家たち』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1a7088042349d9f147795f14dee91902

12課 2014/1/9  『国産漆の危機』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b846574525abe7d57424ef013430af1

13課 2014/2/19 『森永卓郎 新春特別講演会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/16db004ea9649d60c8002a0a1c7c6263

14課 2014/2/26 『古代オリエント博物館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/90bb4147db7ccb5237bcc4243ba0483c

15課 2014/4/6  『非常感謝沈老師!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47717fa52c731d005f9f35d66aa20e5b

16課 2014/6/10 『常熟高新技術産業開発区投資説明会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a44e09b780331875074427d1f08f761

17課 2014/6/30 『ジャン・フォートリエ展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49885bdcf72720bfa5d482cf6bddd14a

18課 2014/7/26 『2006年W杯出場国中国語表記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1266fc54f7dd1014728f5d2c10a4c84b

19課 2014/8/26 『安楽死問題を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20809e396f98161369120afe67baab0e

20課 2014/9/7  『文京区謡曲大会』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

21課 2014/9/11 『だまし絵II 進化するだまし絵』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ad4809b265374ab128671060e58020a

22課 2014/10/6 『中国高速列車の命名権販売を考える』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3e7fa9afa1426a5f29bb4976b726434

23課 2014/11/20『「冬のソナタ」から10年-いま「韓流」を考える-』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e2c87911a74a2203cde18b5a8ea9e5e

24課 2015/1/13 『ウィレム・デ・クーニング展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9d52bf5d80239fc94dd637e9a935d0c

25課 2015/2/4  『カジノパーティー』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0950d51ea500bb3dd4c8923297ef32f2


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