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アジアの歌姫 番外編 『訃報:山口淑子さん』 [アジアの歌姫]

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アジアで活躍する女性歌手・グループを紹介する「アジアの歌姫」シリーズの番外編は『訃報:山口淑子(よしこ)さん』です。

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戦前は「李 香蘭(り こうらん)」の名で中国、日本で知られた大スターで、戦後も女優、歌手、政治家としても活躍された山口 淑子さんが、心不全のため9月7日に亡くなられました。94歳でした。


大正9年(1920年)2月12日に、中華民國奉天省(現在の中華人民共和国遼寧省)撫順で生まれた山口さんは、1938年に日本人であることを伏せて李 香蘭(Li Xianglan)として映画[映画]デビューしました。


彼女が出演する映画は、日中両国で絶大な人気を集め、歌も「蘇州夜曲」や「夜来香(イェライシャン)」などがヒットしました。


終戦を上海で迎えた「李 香蘭」は、中国人でありながら日本に協力した“漢奸(かんかん)” として裁判にかけられたが、日本人であることが証明され、1946年に帰国。


日本名「山口淑子」に戻って芸能活動に復帰し、アメリカ映画に出演するなど国際的にも活躍しました。1974年には参議院議員に当選し、連続三期をつとめました。


山口淑子さんの訃報を書くにあたり、何のカテゴリーにするか迷いました。戦前・戦後を映画女優として活躍したので「映画」のカテゴリーにするか、ワイドショー[TV]でキャスターを務めたこともあるので「テレビ番組」にするのか。。。


結局、戦前 李 香蘭として歌った「夜来香」「何日君再来(Heri jun zailai)」を、隊長が好きな「テレサ・テン(鄧 麗君)」 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html が現代に復活させてくれたので「アジアの歌姫」のカテゴリーにすることにしました。


昨日の記事が『テレサ・テン生誕60周年スペシャルhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/09/vol64_60_ffa9.html だったのも、何か不思議な二人の縁を感じます。


今頃、天国では、戦前に最も人気のあった「アジアの歌姫:李 香蘭」と、戦後最大の「アジアの歌姫:鄧 麗君」が、歌の“競演”[カラオケ] をしているのではないでしょうか。






===「アジアの歌姫」バックナンバー ===
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Part1  2013/8/1  『カレン・モク』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html

Part2  2013/8/7  『ケリー・チャン』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html

Part3  2013/8/20 『宝儿(BoA)』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part3_3087.html

Part4  2013/9/2  『ココ・リー』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part4_e9b9.html

Part5  2013/9/15 『テレサ・テン』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html

Part6  2013/10/2 『S.H.E』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/part6_she_5abb.html

Part7  2014/1/10 『Dream Girls』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/part7_dream_gir.html

番外編 2014/2/2  『別れの予感 競演』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/02/post_c514.html

Part8  2014/9/2  『黄 聖依(Huang ShengYi)』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/09/part8_huang_she.html


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アジアの歌姫 Part8 『黄 聖依 (Huang ShengYi)』 [アジアの歌姫]

アジアで活躍する女性歌手・グループを紹介する「アジアの歌姫」シリーズの第8回は『黄 聖依(Huang ShengYi)』です。

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黄 聖依(簡体字表記:黄 圣依)は、中国上海生まれの女優・歌手。通称は、Evaです。1983年2月11日生まれの彼女は、今年で31歳になります。


2004年に「カンフーハッスル」で映画[映画]デビューし、その後も多くの映画、テレビ[TV]ドラマに出演。女優としての活躍だけでなく、歌手としても注目されています。


彼女の歌の中で、一番好きなのが、2011年12月6日に発売された「愛情告訴我(Ai Qing Gao Su Wo)。


中国のミュージック・ビデオとしては、大胆なシーンにも驚かされます。




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番外編 2014/2/2  『別れの予感 競演』 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/02/post_c514.html


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アジアの歌姫 番外編 「別れの予感」 競演 [アジアの歌姫]


アジアで活躍する女性歌手・グループを紹介する「アジアの歌姫」今回は番外編です。


第5回の『テレサ・テン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html で、「別れの予感」は、軽快なリズムの曲で、隊長が好きなテレサの日本語曲ですと書きました。


この、作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかしの名曲を、多くの “歌姫” が歌っています。


主な歌手だけでも、岩崎宏美、香西かおり、中森明菜を挙げられます。


その他にも、夏川りみ、林あさ美、チェウニも歌っています


 

泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから
どこへも行かないで 息を止めてそばにいて
身体からこの心 取り出してくれるなら
あなたに見せたいの この胸の想いを

教えて悲しくなる その理由(わけ)
あなたに触れていても
信じること それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く
あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

もう少し綺麗なら 心配はしないけど
わたしのことだけを 見つめていて欲しいから
悲しさと引き換えに このいのち出来るなら
わたしの人生に あなたしかいらない

教えて 生きることのすべてを
あなたの言うがままに
ついてくこと それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない


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Part2 2013/8/7 『ケリー・チャン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html

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Part6 2013/10/2 『S.H.E』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/part6_she_5abb.html

Part7 2014/1/10 『Dream Girls』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/part7_dream_gir.html


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アジアの歌姫 Part7 『Dream Girls』 [アジアの歌姫]


      
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アジアで活躍する女性歌手・グループを紹介する「アジアの歌姫」第7回は『Dream Girls』です。

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「Dream Girls」といっても、ミュージカル映画の題名ではなく、2011年にデビューした台湾の3人組アイドルグループのことです。


丁度10年前の2001年に結成された、同じく台湾の3人組アイドルグループ『S.H.E(エスエイチイー)』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/part6_she_5abb.html がお姉さん的存在になっているのに対して、新時代の妹的存在でしょうか。


前回も書きましたが、女性アイドルグループと言えば、3人組が王道ですよね。


メンバーはビビアン・スーに似ていることでも話題の人気者 李毓芬(ティア・リー)、「宅男女神(オタク族が憧れる女神)」に選ばれた郭雪芙(パフ・クオ)、韓国出身の 宋米秦(エミリー・ソン)の3人です。


全員がモデル出身で、PVを観てもらえばお分かりいただける様にスタイル抜群の、史上初の「女神系アイドルグループ」です。

ユニットとしての活動だけでなく、それぞれがドラマやバラエティ番組でもソロ活動をしていて、2013年台湾で最も忙しいガールズユニットでした。


彼女達は、台湾・中国・香港の中華圏だけでなく、アジア全体、世界をターゲットにしていて、李は日本語、宋は韓国語、郭は英語が話せます。

「KARA」や「少女時代」などの韓流系女性アイドルグループの人気が下降気味の日本でも、本格的にプロモーションをすれば人気沸騰するのは確実です。



隊長が一番好きな曲は“因为有妳在”です。「あなたがいてくれたから」とでも訳せば良いでしょうか。


とにかく可愛いアイドル路線満開のPVをご覧ください。

 

 


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Part1 2013/8/1 『カレン・モク』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html

Part2 2013/8/7 『ケリー・チャン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html

Part3 2013/8/20『宝儿(BoA)』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part3_3087.html

Part4 2013/9/2 『ココ・リー』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part4_e9b9.html

Part5 2013/9/15 『テレサ・テン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html

Part6 2013/10/2 『S.H.E』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/part6_she_5abb.html

 

 

 

 

 


 


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アジアの歌姫 Part6 『S.H.E』 [アジアの歌姫]


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アジアの歌姫」第6回は、台湾の3人組アイドル『S.H.E(エスエイチイー)』です。

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台湾の歌姫を紹介するのは、第5回の『テレサ・テン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html に次いで、2度目です。


『S.H.E』は、2001年に台湾で結成され、メンバーはSelina(セリーナ)、Hebe(ヒビ)、Ella(エラ)の3人です。


3人の頭文字を一つずつ取って、S.H.Eと名付けられました。


現在、日本の女性アイドルグループは、モー娘から始まって、大人数が主流ですが、女性アイドルグループと言えば、3人組が王道ですよね。


古くは、キャンディーズ、最近ではPerfumeが3人組です。


隊長は、2003年12月~2008年1月まで中国上海に住んでいましたが、当時、中国のテレビでも街中でも、『S.H.E』の曲がよく流れていました。


隊長が一番好きな曲は、2003年8月に発売された“Super Star”です。

 

 

 


メンバーの中で一番好きなのは、Ellaこと陳 嘉樺(Chen Jiahua)。


丸顔で眼が大きく、明るく3枚目に近いキャラは、キャンディーズで言えば、“スーちゃん(田中好子)”、Perfumeで言えば“あ~ちゃん(西脇綾香)”でしょうか。


Ellaは、テレビドラマの出演も多く、隊長のブログで紹介した「華流ドラマ」『最後は君を好きになる』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/post_638b.html が放送された、BS日テレの「アジアドラマ」枠で、『花ざかりの君たちへ』が放送されました。

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2006年に台湾で制作された『花ざかりの君たちへ』全21話は、2008年9月~2009年2月まで放送されました。


又、2010年制作の『君には絶対恋してない!全28話は、BSジャパンで2011年3月~2011年9月まで放送されています。

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メンバーの3人は、今年30~32歳になりましたが、まだまだアイドル路線でアジアを突っ走ってもらいたいものです。

 


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Part1 2013/8/1 『カレン・モク』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html

Part2 2013/8/7 『ケリー・チャン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html

Part3 2013/8/20『宝儿(BoA)』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part3_3087.html

Part4 2013/9/2 『ココ・リー』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part4_e9b9.html

Part5 2013/9/15 『テレサ・テン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part5_29fa.html

 

 

 

 

 


 


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アジアの歌姫 Part5 『テレサ・テン』 [アジアの歌姫]


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アジアの歌姫』第5回は、歌姫と言うより、女王の称号の方が相応しい“テレサ・テン”です。

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いまさら彼女をご紹介することもないでしょうが、中国語繁体字で書くと、“鄧麗君(Deng Lijun)”、簡体字だと“邓丽君(同)”、英語名は“Teresa Teng”です。


1953年1月29日に台湾で生まれたテレサは、今年が丁度、生誕60周年になります。


14歳の時に、台湾でプロ歌手としてデビュー後、瞬く間に台湾だけでなく、シンガポール、マレーシア、香港等のアジアで人気者になります。

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その人気に目を付け、日本では、1974年、21歳の時にアイドルとして「今夜かしら明日かしら」でデビューします。


しかし、デビュー曲の売れ行きが思わしくなかったことから、アイドル路線から演歌歌謡曲路線に転向し、日本デビュー2作目の「空港」が大ヒットします。


その後、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」等、次々とヒット曲を連発しました。


彼女の歌は、中国でも大ヒットし、アジアでの人気を不動にしましたが、1995年5月8日、静養先のタイにて、42歳の生涯を終えました。


そんなテレサの生誕60周年を記念して、8月10日(土) 21:00~21:55に、BSフジにて、テレサ・テン生誕60周年記念『あなたと共に生きてゆく ~家族と故郷、テレサをめぐる絆~』と題した番組が放送されました。


ナレーションは、高橋愛。


もちろん、この番組を録画して、何回も観ています。


内容は、テレサと彼女を取り巻く人々との“絆”をテーマに、今まで日本ではあまり知られることのなかった人物像を浮き彫りにし、その面影と歌声を振り返っています。
 

番組内で放送された曲は、「別れの予感」、「今夜かしら明日かしら」、「小村之戀(ふるさとはどこですか)」、「女の生きがい」、「アカシアの夢」、「愛人」、「空港」、「つぐない」、「スキャンダル」、「愛の陽差し~アモーレ・ミオ~」、「時の流れに身をまかせ」の11曲でした。


隊長が、テレサのアルバムの中で、一番好きなのが、『ベスト+ベスト 日本語&中国語ヒット曲聴き比べ』です。

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このアルバムでは、テレサの同じヒット曲を日本語と中国語で聴き比べることが出来ます。


日本語・中国語それぞれ9曲x2プラス、ボーナス・トラックの「別れの予感」で全19曲が収録されています。


同じ曲が日本語と中国語のどちらの方が隊長が好きか採点してみました。

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「つぐない」と「償還」では、日本語の「つぐない」。


「時の流れに身をまかせ」と「我只在乎你」は、中国語の「我只在乎你」。日本語の歌詞では、“だから お願い そばに置いてね”が、中国語で“所以我求求你”と歌われている部分が特に好きです。


「愛人」と「愛人(中国語)」は引き分け。


「空港」と「情人的關懷」では、中国語の「情人的關懷」。「空港」は、日本デビュー2作目の為か、日本語の歌詞がたどたどしくて、心に響きません。


「夜のフェリーボート」と「你在我心中」は、日本語の「夜のフェリーボート」。「空港」とは逆に、日本デビュー7作目、僅か2年でこれだけ日本語の歌詞を歌いこなせている事に関心しました。


「ふるさとはどこですか」と「小村之戀」では、もちろん中国語の「小村之戀」。“美麗的村庄、美麗的風光”の歌詞が一番綺麗に聴こえてきます。


「今夜かしら明日かしら」と「不論今宵或明天」では、日本語の「今夜かしら明日かしら」。日本語のたどたどしさが、アイドル路線に相応しくて好きです。


「夜來香」と「夜來香(中国語)」では、もちろん中国語バージョン。


「何日君再來 」と「何日君再來 」も、もちろん中国語バージョン。セリフの部分は、中国語で聞く方が心に滲みます。


最後のボーナス・トラックの「別れの予感」は、日本語だけですが、軽快なリズムの曲で、隊長が好きなテレサの日本語曲です。


このアルバムには収録されていませんが、「月亮代表我的心」も、隊長が好きな彼女の中国語曲です。


52歳で亡くなった、日本の歌の女王“美空ひばり”の歌声が、永遠に日本人の心に残っている様に、42歳で亡くなったテレサの歌声も、永遠にアジアの人々の心に残ることでしょう。


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Part4 2013/9/2 『ココ・リー』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/part4_e9b9.html

 

 

 


 


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アジアの歌姫 Part4 『ココ・リー』 [アジアの歌姫]


『アジアの歌姫』では、第1回で“カレン・モク”⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html


第2回で“ケリー・チャン”⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html


と、香港出身の歌手・女優 2名を紹介していますが、今回も香港出身の歌手“ココ・リー(和名表記)”です。

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中国語簡体字表記では、李玟(Li Wen)。英語名は、Coco Lee。
 

1975年1月17日生まれの彼女は、今年38歳です。


カレン・モクが43歳、ケリー・チャンが40歳と、まさに香港アラフォー歌姫そろい踏みですね。


父親が中国系インドネシア人、母親が香港人で、10歳でアメリカに移住したと言う環境の為でしょうか、西洋的な顔立ちとスタイルが抜群の歌姫です。


ビデオを観ていただければ、お分かりになると思いますが、ダンスも上手です。


その歌声から、アジアのマライア・キャリーと呼ばれることもあります。


隊長が持っているのは、写真の2枚組のVCD(ビデオCD)です。

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このアルバムの中で好きな曲は、1枚目の「不堪回首」、“振り返るとつらい思い出”とでも訳しましょうか。

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次に好きな曲は、2枚目の「Di Di Di」です。軽やかなノリの良い曲です。

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日本では余り知られていない“ココ・リー”ですが、日本でも活動してくれる事を望んでいます。

 

 

 

 

 


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Part1 2013/8/1 『カレン・モク』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html

Part2 2013/8/7 『ケリー・チャン』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html

Part3 2013/8/20『宝儿(BoA)』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part3_3087.html

 

 


 


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アジアの歌姫 Part3 『宝儿』 [アジアの歌姫]


写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます。


アジアの歌姫』では、第1回で“カレン・モク”⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html


第2回で“ケリー・チャン”⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part2_230a.html


と、香港出身の歌手・女優 2名を紹介していますので、今回は韓国出身の歌手“BoA(ボア)”です。

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日本で長く活躍しているので、日本の歌手と思われている方がいるといけないので、タイトルは彼女の中国語簡体字の表記“宝儿(Bao Er)”を使用しました。


1986年11月5日生まれの彼女は、まだ26歳なのですね。


日本でのデビューが2001年3月ですから、当時14歳。韓国でのデビューは、その前年ですから、13歳でした。


ありきたり風に言えば、「天才少女歌手誕生」ですね。


デビューした頃から、“BoA”に注目していましたが、彼女の歌を良く聞くようになったのは、2003年12月に中国上海市に駐在してからです。


その当時に上海で買ったのが、写真のアルバムです。

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韓国で発売された2ndアルバム「No.1」を、中国で出版したCDです。


従って、歌詞は全て韓国語。


このアルバムの中で好きな曲は、日本でもヒットした「No.1」と、「Tragic」と言う曲です。


最近、良く聴いているのは、2008年に発売された、日本での6thアルバム「THE FACE」です。

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このアルバム15曲のタイトルの殆どが英語なのですが、歌っているのは全て日本語の歌詞です。


英語でも、韓国語でも、日本語でも歌える“BoA”には、『アジアの歌姫』に留まらずに、『世界の歌姫』になってもらいたいものです。

 

尚、「隊長のブログ」の『アジアの歌姫』のバックナンバーはこちらでご覧いただけます⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12504674/

 


 


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アジアの歌姫 Part2 『ケリー・チャン』 [アジアの歌姫]


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『アジアの歌姫』第2回は、香港出身の歌手、女優 “ケリー・チャン(和名表記)”です。

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中国語簡体字表記では、陈慧琳(Chen Huilin)。英語名は、Kelly Chen。


誕生日1972年9月13日で、今年40歳です。


第1回でご紹介した“カレン・モク”⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/part1_ee33.html


と同世代ですが、カレンが小悪魔的な雰囲気を漂わせる美女なのに対して、ケリーは清純なイメージの正統派美女です。


高校時代に神戸市のインアターナショナルスクールに在学していたケリーは、日本語が少し話せるそうです。


日本のコマーシャルに起用されたり、日本のTVへの出演も多いので、彼女のファンは日本にも多いでしょう。


隊長が、彼女の歌を好きになったのは、カレンと同じく、2003年12月に中国上海市に駐在してからです。


その当時に買った、“躲猫猫(Baby Cat)”と言うアルバムを良く聞いていました。

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“躲猫猫”のアルバムは、今でもネットで売られていますが、結構良い値段がついています。


このアルバムの中で、好きな曲は、アルバムのタイトルにもなっている「躲猫猫」と、「不得了」です。


ディスコ調の「不得了」は、TV、ラジオだけでなく街中でも良く流れていました。


当時は、中国語が話せなかった隊長も、この曲の“OEO OO OEO OO OO”と言う、合いの手の部分だけは口ずさんでいました。


ケリーは、日本のカバー曲も多く歌っていますが、その中で一番好きなのは宇多田ヒカルの「Automatic」をカバーした「情不自禁」です。

 

 

 

 


結婚、出産で芸能活度をセーブしていた彼女も、昨年次男を出産してからは、精力的に活動しているようです。


これからも、ケリー・チャンの活躍を期待しています。

 

尚、「隊長のブログ」の『アジアの歌姫』のバックナンバーはこちらでご覧いただけます⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12504674/

 

 


 


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アジアの歌姫 Part1 『カレン・モク』 [アジアの歌姫]


写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます。


これまで「隊長のブログ」では、シリーズ物の記事として;


上海城市新聞』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12002092/


猛虎通信』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat12067628/


街歩き』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat11978646/


をお届けしてきましたが、今日から隊長が好きなアジアの女性歌手を紹介する『アジアの歌姫』シリーズを開始します。


第1回目は、香港出身の歌手・女優 “カレン・モク(和名表記)” です。

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【アルバム「恋恋情歌」】

 


簡体字表記では、莫文蔚(Mo Wenwei)。英語名は、Karen Mok。


1970年6月2日生まれの彼女は、今年で43歳になりました。


イタリアとロンドンに留学したカレンは、広東語、普通話(北京語)以外にも、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、日本語が話せるそうです。

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日本でもヒットした香港映画「少林サッカー」や、金城武と共演した「天使の涙」で、日本でも彼女の事を知っている人は多いでしょう。


隊長が、カレンの曲を好きになったのは、2003年12月に中国上海市に駐在してからです。


上海に単身で住み始めた隊長は、就寝前に中国語の勉強を兼ねて、FMラジオを良く聞いてました。

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その頃に良く流れていたのが、日本の曲をカバーした「盛夏的果実(真夏の果実)」や「双城故事(ふたつの都市物語)」です。


そして、“恋恋情歌”と言うアルバムを買いました。


このアルバムの中で、一番好きな曲が、ユーミンが荒井由実時代に作詞・作曲した「冷たい雨」のカバー曲、「双城故事」。


その次に好きな曲は、「盛夏的果実」。この曲は、サザンの「真夏の果実」ではなく、UAの「水色」のカバー曲です。


カレン好きが嵩じて、2005年10月29日には、上海市虹口足球(サッカー)場で行われた“演唱会(コンサート)”にも行きました。

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上海市虹口足球場でのコンサート・試合には、2004年4月22日のジュピロ磐田と上海申花のAFCチャンピオンズリーグ⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/11/post_90d9.html 、2004年7月22日のホイットニー・ヒューストンのコンサート⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/post_02b5.html に次いで3回目です。

Mok 001.jpg


チケット代は、280人民元(当時のレートで約3600円)でした。

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【コンサートの成功を祝うファンからの応援幕】


アリーナ席ではなく、スタンドでしたが、比較的ステージに近くて、間近で彼女の歌とダンスを堪能する事が出来ました。

 Mok 009.jpg


これからも、カレン・モクの活躍を期待します。

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