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ブラジル周遊記 9日目 『アマゾン河の二河川合流地点』 [ブラジル周遊記]


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【9日目:4月17日(木)】 『アマゾン河の二河川合流地点』


マナウス滞在3日目は、終日「アマゾン河観光」の予定ですが、あいにく朝からの豪雨[小雨]で、天気予報も一日中雨です。


南緯3度、海抜40mのマナウスは、熱帯気候で、四季がなく、年間を通して最高気温が31~33℃、最低気温が24℃。あるのは、12月末~6月の“雨期”と 6月末~12月の“乾期”だけです。4月は雨期なので、朝からの雨も仕方がありませんね。


9:00に迎えに来てくれた、甥のS君の車に乗り込み[車(セダン)]アマゾン・プライベート・クルーズ”の出発地点「セアザ港」に向かいます。「セアザ港」は、マナウスの南東部「アマゾン河」河口に位置し、近くには保税工業団地もあります。


クルーズのメンバーは、マナウスに住んでいるS君と息子のダニエル君、旅行者の義兄と、友人のT氏、それに隊長の5人。


朝のラッシュ時を過ぎていたので、道路を走る車の数は多くはありませんが、舗装の状態が悪いのと下水の設備が整っていないためか、道路のあちらこちらに水溜りが出来ています。その水溜りを蹴散らすかのように、車は港[船]に向かいます。


工業団地を抜けると、右手に大きなクレーンが見えてきます。「セアザ港」は、フェリー発着の港と同時に、工業団地から出荷するコンテナ港の機能も持っています。ただ、最近、別の場所に大型コンテナ港が出来たので、そちらに物流の拠点は移っているそうです。


9:30に「セアザ港」の船着場に到着。船着場の前には屋根が付いていて、右側には軽食のスタンドや、土産物店。左側には魚屋や果物屋の小さな商店が軒を連ねています。

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 S君が駐車場に車を移動している間、まだ雨が降り止まないので、商店を見学して時間を過ごします。


魚屋には、ここでも川魚が山積みされています。どのように調理するのか、大きな川ナマズもあります。

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果物屋の店先は、柑橘類が豊富です。

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ボートの中で飲むビールなどの飲料を商店で仕入れ、戻って来たS君と船着場に移動します。S君から“プライベート・ボート・クルーズ”と聞いていたので、どんな“豪華なボート”かと思ったら、10人乗りの釣り舟の様な小さなボートです。

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ボートの右側には車を満載したフェリーが停泊しています。上流の「ネグロ川」に橋がかかる迄、フェリー船は対岸への重要な交通手段だったのでしょう。


我々5人だけの“プライベート・ボート・クルーズ”ですから、全員が乗り込むやいなや出発です。船長と言うより、船頭はキーニョさんです。キーニョは、S君が旅行会社に勤務していた頃からの知り合い。


港から下流に約10km行った『アマゾン河の二河川合流地点』 を目指します。『二河川合流地点』 とは、アマゾン河の支流「Rio Negro(ネグロ川) と「Rio Solimoes(ソリモインス川) 」が合流する地点で、このあたりから「Rio Amazon(アマゾン河)」という名になります。


二つの河川の水は混じり合わず、そこから乾期で約17km、雨期では約70kmに渡り下流に向かって、はっきりと境界が出来て流れています。


キーニョのボートに乗り込む時に、韓国のセウォル号沈没事故が頭によぎりました。宿泊先の「ブルー・ツリー・プレミアム・マナウス」は、NHK BS放送が見られるので、既に事故のことはニュースで知っていました。


ボートの最前列、キーニョの脇に座り、天井を見ると救命胴衣が収納されています。けれども、案の上、救命胴衣は定員10人の舟に5着しかありません!もし、今回事故があったら、キーニョを入れて6人、誰か1人の救命胴衣が足りません!


不安な気持ちになりましたが、ボートが走り出すと、川の流れはおだやかで波もほとんどありません。アマゾン河はマナウスが海抜40m、マナウスから上流1100kmにあるタバチンガの海抜が55mと傾斜が緩やかなため、流れが実に穏やかです。


ボートは真っ直ぐに、『二河川合流地点』に向かいます。周りにも船影を見かけません。これなら、転覆することはないだろうと安心したら、キーニョがスマホを取り出し、片手で舵を握り、片手でメールを打ち始めます。前はほとんど見ていません。


思わず「メールは止めて!」と叫びたくなりましたが、悲しいことにポルトガル語が話せません。


不安な気持ちのまま、出港してから15分程で、合流地点に到着しました。確かに、川の真ん中あたりに、色がくっきりと二つに分かれていて、それがどこまでも続いています。

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水が混ざらない主な原因は「ネグロ川」と「ソリモインス川」の比重、流速、温度、成分の違いです。季節にもよりますが、「ネグロ川」が水温28℃、流速毎時3~4km。「ソリモインス川」が水温22℃、流速毎時7~8kmほど。


ネグロ川は、コロンビアを水源に持ちイガホーと呼ばれる浸水林の間をゆっくりと流れて下ってくるので、黒い色をしています。ちなみにポルトガル語で「Negro」とは“黒い”と言う意味です。


一方、ソリモインス川は、ペルーが源流で、アンデスの雪解け水を集めて流れてくるため、泥を含んで黄土色をしています。

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この不思議な現象を眺めていると、船頭のキーニョが「黒い色から黄土色の部分にボートを移動するから、手を水の中に入れると温度の違いがわかる」と言います。


彼の言葉に従って手を入れると「ここら当たりにはピラニアが居るので、手を入れると指がなくなるぞ」と脅します。思わず手を引っ込めると、笑いながら冗談だと言います。


ピラニアは、弱ったり傷ついた人や動物は襲いますが、手を入れたくらいでは噛み付かないとのこと。但し、傷が有って出血している部分を漬けると、すぐに襲ってくるそうです。


安心して手を入れて、ボートが黒い色から黄土色の部分に移動すると、冷たく感じます。その逆だと、温かく感じます。


この不思議な体験を満喫して、ボートは『二河川合流地点』を離れ、「ソリモインス川」に入ります。


スピードを上げたボートが10:35に着いたのが、川に浮かぶフローティングハウスです。ここでは、魚を生簀(いけす)で飼っていて、観光客に釣りや餌やりをさせてくれます。

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先ずは、体長3mにもなる世界最大の淡水魚“ピラルクー釣り”です。

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餌の魚を、竿と言うより棒の先の糸に巻きつけ、生簀の中に垂らします。針が付いていないので、釣上げると言うより、引きを楽しみます。餌が取られるまで、一人三回まで遊べます。


最初の挑戦者は、ダニエル君。

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最後が隊長の番です。棒の先の餌を生簀に入れた途端、何匹ものピラルクーが噛み付きます。引きが強く、このまま生簀に引っ張り込まれそうで、まさに“格闘”です。思わず“こんちくしょう!”と大声で叫んでしまいます。


大声で叫ぶのは、イグアスの滝の「悪魔の喉笛」の下に入った時、以来です http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_f432.html


次は“タンバキ餌投げ”です。タンバキは、アマゾン河流域に生息し、大きいものだと体長1mになります。ピラニアに似た外観から、肉食魚と勘違いされますが、草食傾向の強い魚です。

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固形の餌を生簀に投げ入れると、タンバキが争って、餌に喰らいつきます。バシャバショと音を立てて、喰らいつく様は、鯉に餌をやる優雅な光景とは違い迫力満点です。

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昨晩、川魚料理の「カント・ダ・ペイシャーダ」で“タンバキのソティ”と“タンバキのミンチ揚げ”を食べたことを思い出しました http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/8_2e2e.html


こんなに活発に動く魚なので、身が締まって美味しいのでしょうね。


こうして、10:35~11:00まで、フローティングハウスの上で遊び、再びボートに乗り込み、「ソリモインス川」のさらに奥へ進みます。


* 続きは『9日目:水上レストランと大鬼蓮』で *

(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)

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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

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ブラジル周遊記 8日目 『マナウスのコーヒー工場』 [ブラジル周遊記]


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【8日目:4月16日(水)】 『マナウスのコーヒー工場』


「Manaus Moderno(マナウス・モデルノ市場)」の川魚売り場の活気に圧倒され、次に「アドウフォ・リスボス市場(通称:中央市場)」に行きました。


「中央市場」は、2013年10月に大規模な改修工事を終えて綺麗になりましたが、砲弾の跡はそのまま残してありました。


内部には、市民が買いに来る、穀物、アマゾン独特の薬草だけでなく、先住民の工芸品、ピラニアの置き物などの土産物や、あやしげな強壮剤を売る店が、ぎっしりと並んでいます。


ここで見つけたのが、体長が3m以上になると言われている世界最大の淡水魚“ピラルクー”の鱗(うろこ)。この鱗は硬くてざらざらしていて、直径が最大10cmになるものもあるそうです。

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その硬さとざらざらさから、昔は靴べらやヤスリとして使用されたそうです。今では、お土産として売られている“ピラルクー”の鱗を買い求めました。

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市場を見学した後は、目の前の客船乗り場に行きました。ここには、アマゾン独特の“Gaiola(ガイオーラ)”と呼ばれる客船が何艘か停泊していました。


“ガイオーラ”は、後ろから見た姿が鳥かご(Gaiola)に似ていることから、こう呼ばれています。定員は船のサイズによりますが、60~100人。最も遠いところには“ガイオーラ”で10日もかかるそうです。


頭に荷物を載せた男達が、停泊中の“ガイオーラ”に物資を運びこんでいます。

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11:00~12:00まで、市場と港にいました。昼食の為、車[車(セダン)]に乗り込みます。


12:15に到着したレストランが「Sabor a Mi」。ここは、“ポル・キロ・スタイル”と呼ばれる、肉、パスタ、サラダなどを自分で、皿に取り、重さに応じて料金を払うスタイルです。


店に入ると、丁度お昼時で、地元の人で賑わっています。皿に料理を盛り、カウンターで重さを量ってもらい、番号札をもらいます。帰る時に、この番号札で記録された料金を支払います。

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料金は、料理と“ガラナ”の炭酸飲料1缶で、R$25.8(1,290円)でした。


ブラジルのコーヒー豆をお土産に買いたかったので、食後に甥のS君に地元のコーヒー工場に連れていってもらいました。なかなか見つかりませんでしたが、見つけた工場は、残念ながら午後2時まで昼休みです。


コーヒー工場は、夕方再訪することにして、現地通貨(レアル)の現金の手持ちが少なくなって来たので、「Manauara Shopping(マナウアラ・ショッピング)」内の両替所に行きました。


この日は、1US$が2.19R$と、これまでで一番良いレートで両替が出来ました。その後、向かったのが「Manaus Country Golf Club」。


隊長はゴルフをしないのですが、義兄と同行したTさんがゴルフ[ゴルフ] をするので、マナウスに唯一ある同ゴルフ場を見てみたいとの希望で行きました。

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ゴルフ場がある一帯は、「Golden Village」と呼ばれ、今はゴルフ場やテニス場、グラウンドが出来ていて、地元の日系人、駐在員家族の憩いの場所になっています。


昔はコロニー(移住地)だった場所です。そこを、日系人や日本からの駐在員たちが、ボランティアで協力し切り開き9ホールのゴルフコースを作ったそうです。


ゴルフ場に到着したのが15:00。1時間ほど、コースの見学や、地元の長老の昔話などを伺いました。オープンしたいきさつから会員やビジターは日本人のみに限定しています。


そこで、今、このゴルフ場で問題になっているのが韓国人のプレー希望だそうです。日系企業が多かったマナウスも、今では、韓国系、中国系の工場が増えて、韓国人から同ゴルフ場でプレーをさせて欲しいとの要求が最近出ているとのこと。


16:30に到着したのが、お昼休みで入れなかったコーヒー工場「Cafe do Norte」です。このメーカーのコーヒーは有名で、スーパー等で売られているそうです。

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ブラジル美人の受付の女性に、小売りをしてくれるかと尋ねたら、「豆の小売りは、1kgのパック単位です」との返事。そんなに大きな袋売りはいりません。


小分け出来ないか聞いたところ、中から工場の主任が出てきて、薄いビニール袋に入れられるが、真空パックは出来ないとのこと。これでは、日本に帰るまでに、香りもなくなり、湿気を吸ってしまいます。

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【無理な要求にも嫌な顔をせずに応対してくれた美人受付嬢】


メーカーから直に買うことを諦めて帰ろうとしたら、受付の脇に袋詰めが置いてあるのを見つけました。これは、100g単位の挽いたコーヒー豆で、スーパーなどでも売られているとのこと。自家用とお土産用に、100gのパックを購入しました。

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17:30に、ホテル[ホテル] に一旦、戻りました。


部屋で休憩した後に、19:30にホテル近くの「Adrianopolis(アドリアノポリス地区)」にある「Canto da Peixada(カント・ダ・ペイシャーダ)」に行きました。


カント・ダ・ペイシャーダ」は、アマゾンの川魚料理の有名店です。車道に面したテラス席もあり、一見して街の食堂のような外観ですが、ローマ法皇ヨハネパウロ2世も来店したことがある老舗中の老舗です。


メニューを見ても全く分からないので、甥のS君におまかせ。彼がオーダーしたのは、名物の“ツクレナのPeixada(川魚のブイヤベース風スープ)”、“タンバキのソティ”、それに“タンバキのミンチ揚げ”。


ホテルに充電中のスマホを置き忘れたため、残念ながら写真は撮れませんでしでた。3人でビールを何本か空けて、会計は1人R$75(3,750円)でした。


食後にスーパーに立ち寄りましたが、挽いた豆のパックやインスタント・コーヒーは何種類もありましたが、コーヒー豆はやはり、1kgのパック売りしかありません。勿論「Cafe do Norte」の100gパックの挽いたコーヒーはありました。


21:30にホテルに帰りました。こうして、マナウス2日目の夜が終わりました。

* 続きは『9日目:アマゾン河の二河川合流地点』で *


 

(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)

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ブラジル周遊記 8日目 『マナウス中央市場の川魚』 [ブラジル周遊記]


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【8日目:4月16日(水)】 『マナウス中央市場の川魚』


10:30に「アマゾナス劇場」を後にして、次の目的地「アドウフォ・リスボス市場(通称:中央市場)」に到着したのが11:00。


「中央市場」は、アマゾン河支流のネグロ川に面した「セントロ港」近くに、パリの中央市場「Les Halles(レ・アール)」を模して、1882年に造られた由緒ある市場です。

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アール・ヌーヴォー式の建物には、フランスから輸入したステンドグラスや鋳造鉄の資材が用いられています。内部には穀物、アマゾン独特の薬草、土産物などを売る店が、ぎっしりと並んでいます。


「中央市場」の見学は後にして、先に隣にある「Manaus Moderno(マナウス・モデルノ市場)」に向かいます。この市場では、魚介や肉、野菜、果物を売っています。


建物の外には、スイカやマンゴーが山の様に並んでいます。

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中に入ってみると、野菜や肉売り場には、商品やお客も少なく、活気がありません。

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【活気のない肉売り場】


存在感を示しているのが、魚売り場です。市場に並ぶ、ピラルクー、ピラニア、タンバキ、ツクレナ等の川魚は、アマゾン河の支流で漁師が捕り、何時間もかけて小船で市場に運んでくるそうです。

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サンパウロ市営市場を紹介した記事 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_2372.html にも書きましたが、今週末のイースターには、肉を食べてはいけない習慣があるので、魚売り場が特に賑わっています。


サンパウロでは“棒ダラ”が、イースターの時、家庭の食卓に並びますが、ここマナウスでは、アマゾンの川魚なのですね。

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従業員達が、目の前で魚を捌(さば)いています。ピラニアの腹には、包丁で切れ目を入れています。ピラニアは、油で揚げて食べるのが一般的なので、油が通りやすいように、切れ目を入れているのでしょうか。

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大きな“川ナマズ” も並んでいます。“川ナマズ”は、どの様に料理するのでしょうかね。

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大量に並んだ魚と市場の活気に、圧倒されてしまいました。でも、今夜は川魚料理を食べに行く予定です。


* 続きは『8日目:マナウスのコーヒー工場』で *


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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

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4日目 2014/4/12 『フォルクローレ・ショー』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html

5日目 2014/4/13 『イグアスの滝:ブラジル側』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_0f4f.html

5日目 2014/4/13 『イグアス滝の上のレストラン』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_f432.html

6日目 2014/4/14 『イグアスからサン・パウロへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_2372.html

6日目 2014/4/14 『サン・パウロの東洋人街』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_de0e.html

7日目 2014/4/15 『サン・パウロからマナウスへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/7_acb9.html

7日目 2014/4/15 『シュハスコ料理のブファロ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/7_e94a.html

8日目 2014/4/16 『マナウスのアマゾナス劇場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/8_4fb2.html


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ブラジル周遊記 8日目 『マナウスのアマゾナス劇場』 [ブラジル周遊記]

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【8日目:4月16日(水)】 『マナウスのアマゾナス劇場』

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ブラジル旅行8日目の朝は、アマゾナス州マナウス市内の日系ホテル[ホテル]「 Blue Tree Premium Manaus(ブルー・ツリー・プレミアム・マナウス)」で目覚めました。


この日は朝から快晴[晴れ]、暑くなりそうです。部屋のある8Fから外を眺めます。ホテルがある「Adrianopolis(アドリアノポリス)」地区は住宅地で、緑が豊富です。庭にプールがある豪邸が何軒もあります。100mほど先には日本国総領事館が見えます。

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6:30に「ブルー・ツリー・ホテル」1Fのレストランに朝食[レストラン] を取りに行きました。

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バイキング方式の朝食で、果物は豊富ですが、このホテルでも、サラダも温野菜も全くありません。ブラジル人は本当に野菜を食べないのですね。


今日のジュースは“Caju(カジュー)” です。“カジュー” は、カシュー・ナッツが取れる実で、上に付く種がカシュー・ナッツ。カジュー・ジュースは、さっぱりとした甘さでした。


アマゾナス州は蜂蜜の本場、パンに蜂蜜をたっぷりとかけて食べました。


朝食後の7:00に、ホテルの周囲を一人で散歩しました。道路は既に、朝の通勤ラッシュが始っています。この時間でも、日差しが強く歩いていると汗ばみます。


軒先にハンモックを吊るしているお宅もあります。

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9:00に甥のS君が車で迎えに来てくれて、マナウスの市内観光に出発です。最初に向かったのが、セントラル(旧市街)中心にある「セバスチャン広場」。

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広場の中央には記念碑が建っています。後方にある、華麗な外観の建物が「Teatro Amazonas(アマゾナス劇場)」です。

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マナウスは、19世紀後半に始った未曾有のゴム景気で、アマゾンの奥地に、当時の先進国並みの都市インフラを手に入れました。全ての資材をヨーロッパから運びいれ、贅を尽くして1896年に建てられたイタリア・ルネッサンス様式のオペラハウスが「アマゾナス劇場」。


現在は無くなってしまいましたが、劇場入り口のアプローチには、馬車が乗り入れても、音がしない様に、ゴムが敷き詰められていたそうです。

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劇場は、現在でも、オペラやクラシックコンサートの公演に使用されています。公演のない時は、内部の見学が出来ます。入場料はR$10(500円)です。


チケットを見ると、料金表示がR$10,00と書かれています。ミスプリントかと思いS君に尋ねると、ブラジルでは数字の“.” は、“,” で表記するとのこと。“,” は逆に”.”と表記します(例えばR$100.000,00)。これまでにもこの表記を眼にしていたのでしょうが、気がつきませんでした。


ポルトガル語と英語の無料ガイドツアーが30分~1時間ごとにあります。丁度、9:30の英語ガイドツアーがスタートするので、案内してもらうことにしました。館内は写真撮影は出来ますが、フラッシュの使用は禁止です。


最初は、1階席から見学です。舞台では、翌週開かれるオペラフェスティバル準備をしているところでした。

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天井は、パリのエッフェル塔を下から見上げた形にデザインされています。

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客席数700席のうち、450席は2階から5階のバルコニーに並ぶボックス席です。次は2階のバルコニーから見学です。中央は、国賓等の特別席になっていますが、ここは見学禁止。


次に、当時は貴族の幕間のサロンとして使われていてサロンを見学しました。大理石の円柱や天井画にも贅の限りが尽くされています。

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心地良い風が吹き抜けるバルコニーに出ると、セントロ(旧市街)の街並みが現れ、左手には古い教会も見えます。

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10:30に「アマゾナス劇場」を後にして、次の目的地「アドウフォ・リスボス市場(通称:中央市場)」に向かいました。


* 続きは『8日目:マナウス中央市場の川魚』で *


(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)

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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10 『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html

2日目 2014/4/10 『ミナス料理のア・ミネイラ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_1219.html

2日目 2014/4/10 『コパカバーナ海岸』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_a972.html

3日目 2014/4/11 『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html

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ブラジル周遊記 7日目 『シュハスコ料理のブファロ』 [ブラジル周遊記]

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【7日目:4月15日(火)】 『シュハスコ料理のブファロ』


約4,000km離れた「サン・パウロ国際空港」を10:10に出発したGOL(ゴウ)1650便[飛行機]は、13:00にアマゾナス州の州都「マナウス」の「Aeroporto Internacional Ediardo Gomez(エドゥアルド・ゴメス国際空港)」に着陸しました。

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サンパウロとマナウスの時差は-1時間なので、飛行時間は3時間50分でした。ちなみに、マナウスと日本の時差は -13時間。


これで、ブラジルの国内線は、リオデジャネイロ⇒イグアス⇒サンパウロ⇒マナウスと、3回乗りましたが、航空運賃は空港税込みで、計98,600円


ブラジル国内線の運賃は高いと聞いていましたが、LCLのゴウ航空を利用してこの値段です。おまけに、機内食は有料!


出口には、隊長の甥で、今回同行した義兄の長男S君が迎えに来てくれています。彼は、ここマナウスで大学卒業直後から20年間、暮らしています。


ターミナルビルを出て、彼が車を停めている駐車場に向かいます。マナウスの気候は、晴れ[晴れ] 。気温は28℃ですが、直射日光が眩しく、体感温度は28℃より暑く感じます。


S君の車に乗り込み[車(セダン)]、空港から約15km南の市内を目指します。途中、6月に始る FIFA World Cupブラジル大会(W杯)の会場「Arena da Amazonia(アレーナ・ダ・アマゾニア)」が、右手に見えて来ます。

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アレーナ・ダ・アマゾニア」は、今回のW杯の為に、1970年に完成した「ヴィヴァウド・リマ・スタジアム」を取り壊して建設された真新しい競技場です。


収容人員は4万2374名で、ワールドカップでは、6月14日にグループDのイングランド vs イタリア戦が行われます。S君は、この試合のチケットを持っているそうです。うらやましい!


ただ、地元マナウスのプロサッカークラブは弱く、それほどサッカー熱がさかんではない土地柄。大金を投じて、こんな立派な競技場を作って、W杯終了後、どう維持するのかS君も心配していました。


この様に、W杯に税金を投じることに、『サン・パウロの東洋人街http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_de0e.html の記事に書いたように、W杯への支持を問うブラジル世論調査で、大会開催を支持すると答えたブラジル国民が初めて過半数を割った要因かも知れませんね。


さてS君の車は、14:00にマナウス市内 Adrianopolis(アドリアノポリス地区)にある日系ホテル「 Blue Tree Premium Manaus(ブルー・ツリー・プレミアム・マナウス)」に到着。

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ブルー・ツリー」は、ブラジル有数のホテルチェーンで、CEOの青木智栄子氏はブラジルで成功した企業家として知られています。


義兄は息子のS君宅に泊まるので、車で5分程のS君宅に行きます。S君は、まだ仕事が残っているとのことで、その後、会社に戻りました。


部屋でシャワーを浴び、休息をして、16:00に義兄の友人T氏と、待ち合わせの場所「Manauara Shopping(マナウアラ・ショッピング)」に徒歩で向かいます。


午後4時過ぎとは言え、日差しはまだ強く、汗だくになりながら、15分後に「マナウアラ」に到着。

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ここは、大型のショッピングモールで、お店だけでなく、シネコンやフードコートもあります。地下1Fにあるフードコートの外には、アマゾンらしく緑の樹木が茂っています。

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お店には、翌週のイースターに向けて、“Colomba Pascal(コロンバ・パスカウ)”が置いてあります。「コロンバ・パスカウ」は、イースターに家族で食べる菓子パン。


お土産にいただいて、帰国してから食べましたが、素朴な味で美味しかったです。


卵のチョコレートやウサギのディスプレイを飾っているお店が多くあります。イースターとウサギ、卵の関係はこちらを参照して下さい http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_0f4f.html


いろいろなお店をウィンドー・ショッピング後、S君宅で彼が仕事から帰るのを待ちます。


帰宅後の20:00に、S君、息子のダニエル君、義兄、T氏、隊長の5人で、地元で人気の“シュハスカリア(シュハスコ料理店)” 「Bufalo(ブファロ)」に入ります。

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ブラジルの代表料理 “シュハスコ(シェラスコのブラジル・ポルトガル語での発音)” は、肉の塊に岩塩をかけてじっくりと焼き上げたブラジル風バーベキューで、ウェイターが串に差した肉を持って各テーブルを回り、客は好みの肉を切り分けてもらうシステムです。


ブファロ」は、リオ・デジャネイロで行った「Estrela do Sul(エストラレ・ド・スウ)」http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html より高級な雰囲気で、テーブルにはテーブルクロスが敷かれ、テーブル間にもゆとりがあります。

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ウェイターが、串刺しにした肉の各部位を、テーブルに持ってくるのですが、どれがどこの部位だかわかりません。


牛の各部位を説明した同店の小冊子をもらったのですが、ポルトガル語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語だけで、残念ながら日本語の説明はありません。

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S君に聞くと、“Picanha(ピッカーニャ)” と呼ばれる、腰からももにかけての希少部位「ランプ肉」が一番人気があるそうです。


“ピッカーニャ” を食べると、柔らかくて肉の味がしっかりしていて、人気のあるのがわかります。赤ワインを飲みながら、「ブファロ」のシュハスコを堪能しました。


「エストラレ・ド・スウ」で “もう、肉を暫く食べたく無い” と言ったのは誰ですかね(苦笑


ホテルに帰ったのが、22:00。こうして、マナウス1日目が終わりました。


* 続きは『8日目:マナウスのアマゾナス劇場』で *


(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)


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ブラジル周遊記 7日目 『サン・パウロからマナウスへ移動』 [ブラジル周遊記]

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【7日目:4月15日(火)】 『サン・パウロからマナウスへ移動』


ブラジル周遊旅行7目の朝は、6:00に起床。この日のサン・パウロの天気は、雨[雨] です。


宿泊先の“東洋人街” にある「Nikkey Palace Hotel(ニッケイ・パラシ・ホテル)」地下1Fの日本料理店「誠」に朝食を取りに、6:30にエレベーターに乗ります。


リオ・デ・ジャネイロのホテルでも、イグアスでも、エレベーターに“閉” ボタンは有りません。そして、エレベーターのスピードはゆっくりです。


宿泊料には、「誠」での和朝食または洋朝食のバイキングが含まれています。もちろん、和朝食を選択です。


ご飯、みそ汁だけでなく、焼き魚、納豆、たくあん、焼海苔もあります。みそ汁はインスタントではなく、出汁から取っています。


ただ、残念だったのは、和朝食の定番、生卵がなかったことです。中国上海に住んでいる時にも感じたのですが、海外で“生” で食べられる、安全な卵の入手は難しいですね。


従業員の年配の日系人と思われる年配の女性から「ここのご飯は美味しいから、たくさん食べてね」と日本語で声をかけられ、母親から言われているような気持ちになりました。


1週間ぶりの和食を堪能していると、昨日、1Fのロビーで見かけた、ものまねタレントの福田彩乃(あやの)さんが、1人で「誠」に入って来ました。


着ているのはジャージ、お化粧もしていません。他の宿泊客と同じく、自分でジャーからご飯を盛り、おかずを取ります。


挨拶をすると、「おはようございます」と挨拶を返してくれました。ハイテンションでスタッフと騒いでいた昨日の様子と180度違い、上品なお嬢様の印象です。


有名になる人は、仕事とプライベートのオン・オフの切り替えが上手いのでしょう。


7:30に「ニッケイ・パラシ・ホテル[ホテル]」をチェック・アウト。宿泊料は、ツインルーム利用、税・サービス料・朝食込みで、1泊1人 US$99(10,197円)。


リオの「CALIFORNIA OTON」のUS$77、イグアスの「CONTINENTAL INN」のUS$75に比べて高いですが、大都市サンパウロ、仕方ないです。


和朝食を食べられ、部屋ではNHK BSの日本語TV放送[TV] が見られて、WiFiも無料でした。ただ期待はずれは、パスルームの“お風呂”です。


ガイドブックや、ホテルの案内には、日本式の深い湯船に浸れると書いてありました。確かに、ユニットバスではなく、作りつけのタイルのお風呂でしたが、あまり綺麗ではなくて入る気がせずに、シャワーだけで済ませました。


フロントにサン・パウロ現地で発行されている同日付けの「ニッケイ新聞」と「サンパウロ新聞」が何部も置かれているのを、出がけに発見。


従業員に聞くと、無料ですとのこと。1部づつ頂いて、迎えのバン[車(RV)]に乗り込みました。ここでも、我々3人だけの為に、車を1台手配してくれています。


市内から約25km離れた「サン・パウロ国際空港(通称グアルーリョス国際空港)」に向かいます。平日の朝で、市内に向かう高速道路は渋滞していましたが、反対車線は渋滞もなく40分後の8:10に空港に到着。


カウンターでチェックインを済ませ、ガイドの藤本さんとはお別れです。リオとイグアスでは、それぞれ2日間の観光でしたが、サンパウロでは1日だけ。


サンパウロはリオやイグアスとは異なり、名所や大自然の観光スポットに乏しいので、1日の観光で十分だと思いますが、サンパウロから南に75km、車で約1時間のブラジル最大の貿易港 サントスには行ってみたかったです。


1日だけでしたが、サンパウロの印象は、あちらこちらの建物に無秩序に落書きがされていて、ホームレスや街頭の物売りも多く、治安は悪いなと感じました。


しかし、ブラジルだけでなく、南半球での最大の都市です。治安が悪くなるのも当然でしょうか。


マナウスまでの飛行機は、ブラジルのLCL GOL(ゴウ)航空 1650便。GOL航空に乗るのは、リオ⇒イグアス、イグアス⇒サンパウロに次いで、3度目です。出発は、ターミナル2のG3ゲート、出発予定時間は10:10です。

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【GOL航空 1650便】


リオでは出発の際に、搭乗券に書かれている搭乗口とは異なっていたし、サンパウロに到着した時には、違う入り口でバスから降ろされて、ブラジルの空港のサービス、システムへの信頼が薄れています。


機内に入るまで、電光掲示板とゲートの案内板を何回も見て、今回はトラブルに巻き込まれない様に、細心の注意を払っていました。


定刻の10:10にGOL1650便は無事離陸[飛行機]。マナウスまでの距離は約4,000km、4時間弱のフライトです。この距離は、成田からベトナムのハノイまでより遠いです。国内線でこの距離、ブラジルは広い!!

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機種は、これまでの2回搭乗時と同じボーイング737-300。座席は、真ん中に通路を挟み、横3席、3席の一列6席。機内は搭乗率は5割位。この便でも、日本人乗客は、我々3人以外はいません。


GOL航空の機内では、飲み物と軽食のサービスは有料で、ソフトドリンクがR$5(250円)、サンドイッチがR$13(650円)です。


サンドイッチがあまり美味しそうでなかったので、“Cafe de Leite(ミルク・コーヒー)”R$5だけをオーダー。コーヒー[喫茶店] には、フライトアテンダントがミルクと砂糖をたっぷりいれて渡されました。


コーヒーと昨晩、サンパウロの日本食材店で買ったクッキーを味わいながら、日本語新聞「ニッケイ新聞」と「サンパウロ新聞」を広げます。


「ニッケイ新聞」は、サンパウロの「ニッケイ新聞社」が週5日発行する日本語新聞で、1部R3.5(175円)。1947年1月創刊の「パウリスタ新聞」が前身です。


4月15日号の1面トップ記事は“熊本で高病原性鳥インフル”、8面は“阪神、甲子園で巨人を3タテ” です。阪神ファンの隊長は、遠く離れたブラジルで、快調な阪神のニュースを読めて大満足。

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「サンパウロ新聞」は、同じくサンパウロの「サンパウロ新聞」が発行する日本語新聞で、1部R3.5(175円)。同社は、1946年10月の創刊です。


この日の1面トップ記事は同じく“熊本の養鶏場で鳥インフル発生”、8面は“ダル、8回1安打無失点”です。

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両紙とも、日本のニュースだけでなく、ブラジルの日系人の消息等を伝えています。日本語の新聞に飢えていたので、隅から隅まで目を通していたら、さすがに眠くなって来ました。


窓の外から地上を眺めても、緑・緑・緑の大地だけ。時々川が流れているのが見えますが、道路も家も全くありません。外を見るのも飽きて、いつしか眠ってしまいました。


眼が覚めた時には、飛行機は既に着陸に向けて、下降しはじめています。窓からは大河が流れているのが見えます。あれは「(Rio Amazonas)アマゾン河」の支流の「Rio Solimoes(ソリモインス川)」でしょうか、それとも「Rio Negro(ネグロ川)」でしょうか。

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予定時間より32分早い13:00にアマゾナス州の州都「マナウス」の「Aeroporto Internacional Ediardo Gomez(エドゥアルド・ゴメス国際空港)」に着陸しました。


* 続きは『7日目:シュハスコ料理のブファロ』で *


(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)


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4日目 2014/4/12 『リオからイグアスへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_aa70.html

4日目 2014/4/12 『イグアスの滝:悪魔の喉笛』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_5ccd.html

4日目 2014/4/12 『フォルクローレ・ショー』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html

5日目 2014/4/13 『イグアスの滝:ブラジル側』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_0f4f.html

5日目 2014/4/13 『イグアス滝の上のレストラン』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_f432.html

6日目 2014/4/14 『イグアスからサン・パウロへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_2372.html

6日目 2014/4/14 『サン・パウロの東洋人街』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/6_de0e.html


ブラジル周遊記 6日目 『サン・パウロの東洋人街』 [ブラジル周遊記]


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【6日目:4月14日(月)】 『サン・パウロの東洋人街』


サン・パウロの台所「市営市場」で昼食を済ませ、13:00に次の目的地「カテドラル・メトロポリターナ」に向かいました。

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「カテドラル・メトロポリターナ」に向かう車中で、ガイドの藤本さんから、サッカー・ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会に反対するデモが、今日市内で行われると聞きました。


リオ・デ・ジャネイロの『マラカナン・スタジアムhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html を見学した時に、ブラジル人の見学者も多く、国全体がW杯を歓迎していると思ったいたので、意外でした。


しかし、次のような新聞報道も目にしました。4月に実施された、W杯への支持を問うブラジル世論調査で、大会開催を支持すると答えたブラジル国民が初めて過半数を割りました。


調査では、W杯開催を支持するとの回答は48%で、前回2月の調査よりも4ポイント下がりました。反対は前回より3ポイント増の41%に達しました。


サッカー[サッカー]人気が高いブラジルでW杯への支持が低下していることは、大会への投資をめぐる政府への不信感が根強いことが浮き彫りにされた格好です。


車中で、ブラジルの政治情勢の話しなどをしているうちに、13:30に「カテドラル・メトロポリターナ」に到着しました。


車を降りるときに、藤本さんに、この付近は特に治安が悪い地区だから、バッグは胸の前にかける等、注意をして下さいと言われました。


これも新聞報道によりますが、サン・パウロ市の人口10万人当たりの強盗事件は、年間1,294件で、これは日本の489倍。殺人事件は、年間23件で、日本の約62倍の発生率です。


「カテドラル・メトロポリターナ」前の広場には、警官が4~5人いましたが、立ち止まってお喋りをしていて、特に不審者を警戒している様子は見られません。


セントロ(旧市街)のセー広場に建つ「カテドラル・メトロポリターナ」は、1954年に40年の歳月を経て完成したゴシック様式の大聖堂です。


ドームの直径が27m、高さ65mの堂々とした大聖堂の収容人員は、約8,000人。内部には歴代のサンパウロ司教が葬られています。

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帰り際、大聖堂入り口の階段から、広場を見下ろすと、先ほどの警官達は、まだお喋りに夢中です。階段には、あきらかに麻薬中毒者と思われる人たち数人が、裸足で横たわっているのに。。。

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【広場の右側に警官の姿が見えます】


古い建物が続く大聖堂前の道路には珍しい“トロリーバス(道路上に張られた架線から取った電気を動力として走るバス)” が走っています。トロリーバスを見るのは中国上海で見て以来です http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/03/vol9_ee07.html


13:50にバン[車(RV)]に乗り込み、次の目的地、セントロの南に広がる「リベルダージ地区」に向かいます。「リベルダージ地区」は、昔は日本人街、今は“東洋人街と呼ばれています。


車を降りて、最初に行ったのは、「リベルダージ地区」の中心「リベルダージ広場」です。先日のTV番組で、この広場で、地区の人たちが日本のラジオ体操をしている様子が放送されていました。


「リベルダージ広場」から、“東洋人街”のメインストリートともいえる「ガウバオン・ブエノ通り」を歩きます。


通りには、ちょうちん型の街灯が鈴なりに並び、両側には日本食材を取り扱う日系人の商店があります。

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最近では、中国系、韓国系の商店も多くなり、日本人街から“東洋人街”に呼び名が変更されたのでしょう。


途中の「大阪橋」まで歩き、“東洋人街”の雰囲気を味わい、車に戻りました。

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【橋の欄干に「大阪橋」と漢字で書かれています】

次の目的地は「Estádio do Pacaembu (パカエンプー・スタジアム)」です。


ここは、サンパウロの強豪サッカーチーム、コリンチャスとパルメイラスの本拠地です。1950年に開かれたW杯の時には会場として使用されましたが、今回の大会では使用されません。

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「パカエンプー・スタジアム」を14:40に出発し、次の目的地「Parque do Ibirapuera(イビラプエラ公園)」に向かいます。


途中、サンパウロの一大ビジネスストリート「Av. Paulista(パウリスタ大通り)」を通ります。片側4車線の大通り沿いには、高層ビルが立ち並び、中にはブラジルらしいユニークな形をしたビルもあります。


日本からの進出企業もほとんどパウリスタに事務所があり、現在はブラジルに就航していないJALの事務所もあるそうです。


15:10に市内のほぼ中心にある「イビラプエラ公園」に到着。


ここで最初に見学したのが、「パンデイランテス記念像」。この見ごたえのある石像は、植民地時代にブラジル奥地を探検した「パンデイランテス」を記念して建てられました。

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160万平方キロメートルの公園内には、大きな池もあり、緑も豊富です。野鳥や小動物も住んでいる憩いの公園は、休日には多くの市民で賑わいます。

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池の一角には、京都の桂離宮を模した日本館があり、日本館手前には「ブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑」があります。慰霊碑には、田中角栄元首相の書による碑銘が刻まれています。


16:00に公園を後にして、この日の宿、“東洋人街”にある「Nikkey Palace Hotel(ニッケイ・パラシ・ホテル)に向けて出発です。


ニッケイ・パラシ」にチェックインしたのが16:15。このホテルは、日本料理店、カラオケ、サウナなどの施設があり、フロントでは日本語が通じるので、日本人に人気です。

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我々がチェックインしている時に、ロビーでは、派手な衣装で化粧もバッチリな、ものまねタレントの福田彩乃(あやの)さんが、ロケから帰って来たばかりなのか、ハイテンションでスタッフと騒いでいました。


部屋で休息して、19:00に“東洋人街”に食事に出かけました。本当は、ホテルの前にある「Asuka(あすか)」で名物のラーメンと餃子を食べたかったのですが、この日は月曜で定休日でした。


次の選択肢「Lamen Kazu(ラーメン・カズ)」に行こうとしましたが、なかなか見つかりません。少し迷い、店の前に行列が出来ている「ラーメン・カズ」を見つけました。

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行列に並び、しばらくして店内に案内されました。店内には、日本人だけでなく、ブラジル人のお客さんもいます。


注文したのは、“Shio Lamen(塩ラーメン)” R$29(1,450円) と、“Cerveja Original” ビール 600ml瓶 R$9(450円)。

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日本を出発してから6日目で食べたラーメンを堪能しましたが、それにしてもラーメン1杯とビール1本で、サービス料を入れて2,000円を超えるとは高い! 


それでも、お店は日本人だけでなく、ブラジル人のお客で繁盛しているのですから。


これも新聞報道になりますが、ブラジルの最低賃金は月R$678(33,900円)とのこと。何回も書きましたが “宵越し(よいごし)の金を持たない” ブラジルの国民性ゆえに、抵抗なく食事にお金を使うのでしょうか。


食後は、“東洋人街”を散策しました。「ガウバオン・ブエノ通り」の赤い大鳥居には郷愁を誘われます。

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メインストリートは、ちょうちん形の街灯で明るいのですが、横道に入ると薄暗く、治安も悪いと聞いているので、恐ろしいです。


「リベルダージ広場」に近い日本食材店「MARUKAI」で、ミネラルウォーターR$2(100円)とR4.1(205円)を購入。


前にも書きましたが、ミネラルウォーターは、スーパー、コンビニ、キオスクでは、今回訪れたどの街でもR$2でした。


ブラジルのミネラルウォーター(Agua Mineral)には、ガス入りもあるので、買う際には注意が必要です。


ガス入りは“COM GAS”と表示されていて、ボトルのラベルとキャップが赤いです。普通の水は“SEM GAS”と表記され、青のラベルとキャップです。


もう少し商店街を散策していたかったのですが、夜9時になると商店はシャッターを下ろし始めます。治安が悪いので、夜遅くまで営業する店は少ないとのこと。


21:10には、ホテルに戻り、部屋でNHK BS放送を観ていました。久しぶりの日本のTV放送です。こうして、サンパウロの夜は更けていきました。


* 続きは『7日目:サンパウロからマナウスへ移動』で *


(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)


===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10 『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html

2日目 2014/4/10 『ミナス料理のア・ミネイラ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_1219.html

2日目 2014/4/10 『コパカバーナ海岸』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_a972.html

3日目 2014/4/11 『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html

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ブラジル周遊記 6日目 『イグアスからサン・パウロへ移動』 [ブラジル周遊記]

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6日目:4月14日(月)】 『イグアスからサン・パウロへ移動』


ブラジル旅行、6日目の朝は「Aeroporto Internacional de Foz do Iguacu(フォス・ド・イグアス国際空港)」6:50発の飛行機[飛行機]に乗る為に、4:00に起床。


この時間は、まだホテル内のレストランが営業をしていないので、前の晩に頼んでおいたサンドイッチを受け取り、4:50にホテル[ホテル] をチェック・アウト。


「Continental Inn(コンチネンタル・イン)」の宿泊料は、ツインルーム利用で、1人1泊 US$75(7,725円)でしたが、他に観光税1泊 R$2(100円)と、WiFi利用料 1日 R$2.80(210円)が、かかりました。


ホテルの外に出ると、まだ暗かったですが、空を見上げると、満月や南十字星と降るような沢山の星[ぴかぴか(新しい)]が、足元を照らしてくれます。


旅行会社迎えのバン[車(RV)] に乗り込み、イグアス市内から約15kmの空港に向かいます。5:05には、空港に到着。


GOL(ゴウ)航空のカウンターで、チェック・インを済ませ、セキュリティ・チェックの前で、お世話になったガイドの青山さんとお別れ。


尚、ブラジルのLCL GOL航空は、米国デルタ航空とパートナーシップを結んでいるので、デルタ航空のマイレージカードが使用できます。


待合室に移動すると、この時間帯に出発する飛行機が3便あって、待合室内は混んでいます。ここで、ホテルに作ってもらった、朝食のサンドイッチを食べます。


2日前に到着した時と同じ様に、空港ターミナルビルから徒歩で、搭乗する飛行機に移動し、タラップで機内に乗り込みます。


定刻の6:50に、GOL航空9087便は、東に1,045km離れたサンパウロに向けて出発しました。

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機種は、リオ・デ・ジャネイロから来た時と同じボーイング737-300。座席は、真ん中に通路を挟み、横3席、3席の一列6席。機内は満席ですが、この便でも、日本人乗客は、我々3人以外はいません。


定刻より20分早い8:20amに、サン・パウロ国際空港(通称グアルーリョス国際空港)に到着。イグアスとサン・パウロ間には時差がないので、飛行時間は1時間30分でした。


GOL9087便からは、ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)でターミナルビルへ移動するのではなく、タラップで降りて、バスでターミナルビルへ移動です。


バスは、第2ターミナルへ到着し、GOL9087便の乗客はビル内に入ります。すると、長い行列が出来ていて、そこに並びました。


でも、何か様子が変です?  行列の先は、入国審査場です。国内線で到着したのに、何故入国審査を受けなければいけないのでしょうか。


ブラジル人の乗客は、降りたばかりのバスに戻り始めます。我々も、列を離れて、バスの方に向かおうとしたら、係りの若い女性が、「ブラジル国籍か?」と英語で聞きます。


“NO” と答えると、「それなら列に並べ」と言います。「イグアスから国内線で来たのに、何故入国審査を受けなければいけないのか?」と尋ねると、女性は日本語で、「早くバスに乗って」と言います。


さすが国際都市サン・パウロ、日本語を少し話せる空港スタッフもいるのですね。


バスに乗り込むと、すぐに発車[バス]して、50m程離れた、同じターミナルの別のドアの前に停車しました。乗客全員から何故か拍手がおこります。


運転手が間違えて、手前で乗客を降ろしてしまったのです。さすが、大雑把なブラジルらしいですね。


スーツケースを受け取り、出口を出ると、サン・パウロでの日本語ガイド 藤本ルシリアさんが待っていてくれました。彼女もリオとイグアスのガイドと同じく、日系2世です。


ターミナル・ビルの外に出ると、人と、出迎えの車やタクシーで混雑しています。この日のサン・パウロの天候は曇り[曇り]、気温は19℃とのことですが、熱気で気温より暑く感じます。


8:50に、ここでも我々3人だけの為に用意してくれたバンに乗り込み、空港から北東に約25km離れた市内に向かいます。


空港から市内に向かう高速道路は車線が多くて順調でしたが、大都市サン・パウロ、セントロ(旧市街)に入ると、あちこちらで渋滞しています。古いビルが多く、建物の落書きが目立ちます


10:20に最初の目的地「Parque da Ipiranga(イピランガ公園)」に到着しました。


公園内に入ると、1922年のブラジル独立100年祭の時に建造された巨大な「独立記念塔」が出迎えてくれます。このブロンズ像は、独立の雄、ドン・ペトロ1世の雄姿を表現しています。

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記念塔の後ろは、小高い緑の丘になっています。午前中の為か、観光客は少なく、市民がくつろいでいる姿が見受けられます。


その後「イピランガ公園」に隣接している「パウリスタ博物館」前に10:50に移動。ここは、1895年の開館で、ベルサイユ宮殿を模したポルトガル貴族の屋敷。

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博物館前には、幾何学模様に手入れされた美しい庭園が広がっています。庭園の先には、さきほど訪れた「独立記念塔」が250m先に見えます。

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11:05に、「パウリスタ博物館」を出発し、次の目的地「(Mecado Municipal)市営市場」に向かいます。


セントロの道は、狭く、入り組んでいて、それほど距離が離れていないのに「市営市場」までは、時間がかかります。11:50にやっと到着しました。


市営市場」は、ヨーロッパの大都市の駅舎の様な概観ですが、中は近年改装されて意外ときれいです。

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1Fには多くの店が並び、魚や肉、スパイスやハムなど、あらゆる食材が売られています。

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 魚屋の店先には“棒ダラ”が山の様に積まれ、外のトラックから次から次へと“棒ダラ”が市場内に運び込まれています。

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来週のイースターには、肉を食べてはいけないので、多くの市民が市場に“棒ダラ” を買いに来るそうです。


最近、日本のテレビ番組で何回か紹介された“モルタデーラ”というハム・サンドイッチが人気で、市民や観光客が買い求めていましたが、あまりのハムのボリュームに圧倒されて食べませんでした。


そろそろランチの時間です。2Fには、7~8軒のレストランが並ぶ、フードコートの様になっています。各レストランのメニューを見比べ、その内の1軒「Hocca Bar」に入りました。

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隊長は“Abadejo”と呼ばれる「ハタの海老ソースかけ、ギリシャ風チャーハン添え」をオーダー。昼食代はツアー料金に含まれているので、正確な金額はわかりませんが、R$40(2,000円)位はしていると思います。

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別料金のドリンクは、「スイカジュース」R$8(400円)をオーダー。


リオでもイグアスでもそうでしたが、レストランの厨房や店内の従業員は男性がほとんどで、女性のシェフやウェイターは、見かけません。


13:00まで、雰囲気のあるレストランで食事を楽しみ、次の目的地「カテドラル・メトロポリターナ」に向かいます。


* 続きは『6日目:サン・パウロの東洋人街』で *


(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)


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ブラジル周遊記 5日目 『イグアス滝の上のレストラン』 [ブラジル周遊記]


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 【5日目:4月13日(日)】 『イグアス滝の上のレストラン』


ブラジル側「イグアス国立公園」のトレイル(遊歩道)を、大小さまざまな滝を見ながら歩いていると、左手に昨日アルゼンチン側から見た「悪魔の喉笛」が虹の向うに見えてきました。

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滝の真下の川の上には、橋が巡らせてあり、すぐ近くまで行けます。

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橋の入り口に到着すると、滝の爆音と強烈な水しぶきで、歩みを進めることに恐怖を感じます。


トレイルの出発地点から歩いて来た観光客の半数は、橋に進むことを諦めているようです。


地球の裏側のブラジルまで、30数時間をかけてやって来たのです。隊長は勿論、橋の上に進みます。合羽をかぶっていても、吹き付けてくる水しぶきで、すぐにびしょ濡れになります。


橋からは「悪魔の喉笛」だけでなく、足元をものすごい勢いで流れ落ちる川も見られます。このまま、流されて行きそうなほどです。興奮のあまり、何度も “ワウォ~!と大声で叫びます。その叫び声も、滝の爆音が消してしまいます。

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また、トレイルに戻り、真横から「悪魔の喉笛」を眺めます。

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 滝の上に出られるエレベーターが混んでいたので、階段で滝を見下ろせる展望台に上がりました。

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「イグアスの滝」を堪能し、11:45に川のすぐ脇にあるレストラン[レストラン]Porto Canoas(ポルト カノアス)」に入ります。ここは、国立公園内唯一のレストランで、ビュッフェ形式で、ランチが楽しめます。


室内でも食事が出来ますが、川岸のテラスで食べることにしました。案内された席は、テラスの一番端で、最も見晴らしの良い場所です。今日は天気も良く、テラスから眺めは最高です!

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昨晩食事をした「ハファインhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html でも、ショーをかぶりつきで観られる、一番良い席に案内されました。


これは、旅行会社の力か、最近少ない日本人観光客にもっと訪れて欲しい店側の思惑でしょうか。


素晴らしい景色を見ながらの昼食を終えて、13:15にバン[車(RV)]に乗り込み、「イグアス国立公園」をあとにしました。


街に戻る途中で、13:30~14:15まで、土産物屋に立ち寄りました。ここでも、イースターをお祝いする卵型チョコを売っていました。


土産物屋を出て、真っ直ぐな道路を「Foz do Iguacu(イグアスの街)」に戻ります。「Foz do Iguacu」は、イグアスの滝観光によって発展した街ですが、現在は人口30万人の都市になっています。


ガイドに青山さんから、来週のイースター休暇中には、ブラジル国内外から多くの観光客が訪れ、あちこちで渋滞が起こるだろうと聞きました。


又、青山さんの話によると、6月の「ブラジルW杯(FIFA World Cup)」http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html には、韓国チームが「Foz do Iguacu」でキャンプをするそうです。


韓国の大統領パク・クネさんも、イグアスに来るとの話しでしたが、旅客船沈没事故の影響で、どうなることでしょうか。


14:30に、市内最大のショッピング・モール「Cataratas JL Shopping」に到着。ここには、お店だけでなく、シネコンやフードコートもあります。


15:40には、「Cataratas JL Shopping」から車で5分のホテル[ホテル]「コンチネンタル・イン」に戻りました。ここで、ガイドの青山さんとはお別れ。


部屋で小休止した後の16:30に、我々3人は、徒歩で再び「Cataratas JL Shopping」に向かいました。


ホテルの真ん前では、ビルを建設中ですが、基礎は浅く、柱もずいぶん細いです。地震のないブラジルでは、建物の基礎工事は簡単だそうです。


ここらの土は、赤土の為、道路や歩道が赤くなっています。街中は、緑が多く、街路樹もうっそうと茂っています。


イグアスでは、自然保護の為、木を勝手に切れないので、成長し過ぎた根が歩道の敷石を割って、四方に伸びています。


信号のない横断歩道を渡ろうとしたら、車が止まってくれます。イグアスの住民の運転マナーは良いようです。


徒歩12~3分で「Cataratas JL Shopping」に到着。モール内を散策し、フードコートで夕食を取りました。


フードコートには、店が15軒ありますが、その内4軒がパスタ・ピザ屋さん。ブラジル人はイタリア料理が好きですね。

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一番人気なのは、サンドイッチの“Subway” で、20人ほどの行列が出来ていました。


Sushiと書かれた“Kami Sushi” もありましたが、刺身を使っているのはサーモンくらいで、あとはアボガド巻きなどの巻物です。


隊長は、パスタ屋さんで、Alla Carbonara(カルボナーラ) R$17.50(875円)と、Coke R$4.5(225円)を注文。


マクドナルドがあったので、価格をみてみると、チーズバーガー単品がR$12.50(625円)、セットで R$18.50(925円)もします。


ここは、観光客用のレストランではなくて、イグアス市民が集うフードコート。やはりブラジルの物価は、高いです。


明朝が早いので、21:00にはホテルに戻りました。こうしてイグアスでの2日目が終わりました。

* 続きは『6日目:イグアスからサンパウロへ移動』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10 『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html

2日目 2014/4/10 『ミナス料理のア・ミネイラ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_1219.html

2日目 2014/4/10 『コパカバーナ海岸』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_a972.html

3日目 2014/4/11 『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html

3日目 2014/4/11 『マラカナン・スタジアム』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html

3日目 2014/4/11 『ポム・ジ・アスーカル』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/3_9c2a.html

3日目 2014/4/11 『リオでの最後の晩』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/3_91fc.html

4日目 2014/4/12 『リオからイグアスへ移動』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_aa70.html

4日目 2014/4/12 『イグアスの滝:悪魔の喉笛』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_5ccd.html

4日目 2014/4/12 『フォルクローレ・ショー』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html

5日目 2014/4/13 『イグアスの滝:ブラジル側』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/5_0f4f.html


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ブラジル周遊記 5日目 『イグアスの滝:ブラジル側』 [ブラジル周遊記]

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【5日目:4月13日(日)】 『イグアスの滝:ブラジル側』


イグアス2日目の朝を、市内のホテル[ホテル]コンチネンタル・インhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/4_33f1.html で迎えました。


8:00に朝食を取りに、ホテル1Fのレストラン[レストラン] へ。広々としたレストラン内のバイキングコーナーは、食べ物が豊富です。


特に、パンと果物の種類が豊富ですが、リオ・デ・ジャネイロのホテル「カリフォルニア・オットン・クラシック・ホテルhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html と同様に、野菜が全くありません。


朝食後は、出発まで時間があるので、ホテル内と周囲の探索です。1Fのロビーには、ウサギの縫いぐるみと卵のオブジェが何個も飾られています。


今年のイースター(復活祭)は、翌週の4月20日。ブラジルではイースターに子供達が卵を探すという習慣があり、ウサギが卵のチョコを置いていってくれると信じているそうです。


その為、ショッピング・モールに行くと、卵のチョコを、あちらこちらの店で売っています。


ホテル内は、改修中ですが、設備を充実しています。但し、困った事は、部屋の電気プラグの差込口が丸ピンな事。日本から持参したスマホと、電気髭剃り機の充電器が使えません。


エレベーター内には、リオのホテルと同じく“開く” のボタンは有るのですが“閉る” は有りません。のんびりとした国民性を象徴しているのでしょうか。


この日の天気予報は、晴れ[晴れ] 。気温は、13℃~21℃です。外に出てみると、ヒンヤリと涼しく、秋の気配を感じます(南半球のブラジルは、これからが秋)。


9:30にガイドの青山さんが迎えに来てくれ、我々3人だけのバン[車(RV)]でブラジル側の「Parque Nacional do Iguacu(イグアス国立公園)」に向け出発です。


イグアスの街から約20kmの「イグアス国立公園」の入場ゲートに9:50に到着。ビジターセンターの前には、左から、イグアスのある“パラナ州の旗” “ブラジル国旗” “世界遺産の旗” が並んでいます。

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入場料はツアー代金に含まれていますが、渡されたチケットには、R$49.2(2,460円)と記載されています。


他の地域から来た観光バスや自家用車の観光客は、ここで、公園内専用の2階建てバスに乗り換えなければなりません。

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我々が乗って来たバンは、地元なので、乗り換えることなく、そのまま乗り入れることが出来ます。

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【車の横にいるのが、ガイドの青山さんです】


10:00にビジターセンターを出発。公園内は環境と、小動物保護のため、時速33kmに制限されています。


ダ・カタラタス・ホテル」前のトレイル(遊歩道)出発地点で、10:00にバンから下車。


眼の前には、もう「イグアスの滝」が広がっています。

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多くの人が集まる、この絶景ポイントに、餌を求めて “ハナグマ” の群れが寄ってきます。

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 「食物を与えないで」と警告されているのに、餌をあげる観光客がいます。マナーが悪い人は、どこの国にもいるのですね。


ここから、「悪魔の喉笛」の真下まで、約1.2kmのトレイルが続いています。トレイルは、ゆっくりとした下り坂中心なので、お年寄りや子供でも、歩けます。


大勢の観光客とゆっくり歩きながら、大小さまざまな滝を楽しんでいます。

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ところどころの、絶景ポイントに展望所が設けられているのですが、目の前に樹の葉が生い茂り、滝がよく見えません。

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国立公園内の木は簡単には、伐採出来ないので、こんな風になってしまった様です。

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今日も綺麗な虹が出ています。


* 続きは『5日目:イグアス滝の上のレストラン』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

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ブラジル周遊記 4日目 『フォルクローレ・ショー』 [ブラジル周遊記]


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【4日目:4月12日(土)】 フォルクローレ・ショー


アルゼンチン側からの「イグアスの滝」を満喫して、「イグアス国立公園」を出発[車(RV)] したのが、17:40。


18:00には、アルゼンチンの出入国管理所で出国手続きです。パスポートには “12 ABR. 2014 ENTRADA” “12 ABR. 2014 SALIDA” と同じ日に入出国をしたスタンプが押されています。


同様に、ブラジルの出入国管理所で入国手続きを済ませ、約25km先の「Foz do Iguacu(イグアス市内)」に向かいます。18:25に、今晩と明晩の2泊する「Continental Inn(コンチネンタル・イン)[ホテル] 」に到着です。


「コンチネンタル・イン」は、1998年のオープンですが、現在は改築中です。館内は開放的で、部屋も設備も真新しく、快適に過ごせそうです。

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部屋で小休止をし、19:50には、ガイドの青山さんの迎えで、夕食の場所「Rafain Churrascaria Show(ハファイン・シュハスカリア・ショー)」に出発です。


市内にある「ハファイン」には、20:00に到着。ここは、1200人収容のシュハスカリア(シュハスコ・レストラン)で、食事とフォルクローレ(中南米民族音楽)・ショーが楽しめます。

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案内された席は、ショーが行われるステージの真ん前です。


リオ・デ・ジャネイロのシュハスカリア「エストラレ・ド・スウ」http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html とは異なり、串刺しのを肉がウェイターがテーブルに持って来てくれるのではなく、自分で取りに行くシステム。


我々のディナーとショーの料金は、ツアー代に含まれていますが、ガイドブックによると、R$85(4,250円)です。


別料金のブラジル産ワイン R$11(550円)を飲みながら食事をしていると、20:45にショーが始まりました。


最初に、MCが登場して、ポルトガル語、スペイン語、英語の3ヶ国語で挨拶です。


MCが、お客に、どこの国から来ているのかと聞きます。ブラジル国内はもちろん、隣国のアルゼンチン、パラグアイからの観光客が多いようです。


アジアからの観光客は、ここでも、中国、韓国からが多くて、日本人は小数です。


音楽と踊りが始まりました。アンデスのフォルクローレ“コンドルは飛んでいく”の演奏には、懐かしい気持ちになりました。

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アルゼンチン・タンゴのダンスの見事さに引き込まれました。

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ワイン・ボトルを5本、頭に載せて、ターンを繰り返すダンサーには驚愕です。

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最後は、ブラジルのサンバで、レストラン内は大盛り上がりです。ショーは約1時間半続き、22:10に終わりました。

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ショーが終わり、レストランから大勢の観光客が出てきて、それぞれの大型バスに向かいます。


我々は、3人だけのツアーなので、スムースに乗車出来て、22:30には、ホテルに帰り着くことが出来ました。


こうして、イグアスでの最初の晩が過ぎて行きました。


* 続きは『5日目:イグアスの滝:ブラジル側』で *


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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

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ブラジル周遊記 4日目 『イグアスの滝:悪魔の喉笛』 [ブラジル周遊記]

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【4日目:4月12日(土)】 『イグアスの滝:悪魔の喉笛』


アルゼンチン側の「イグアス国立公園」のトロッコ列車 終点「Estacion Garganta del Diablo駅」から、「イグアスの滝」のハイライト「悪魔の喉笛」までの距離約1.1kmを、川の上のトレイル(遊歩道)を歩きます

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[雨] が降り続いているので、日本から持参した合羽(かっぱ)を被り、トレイルを歩き始めます。トレイルは、川の上に簡単の橋桁を組み、その上にメッシュの鉄板を敷いただけの簡単な構造です。


「悪魔の喉笛」に行かれる女性の方、ハイヒールは厳禁です。メッシュの鉄板の穴にヒールが挟まり、身動きが取れなくなってしまいます。滝の近くは飛沫で濡れていて、滑るので、滑りにくい靴で行って下さい。


この日は、川の流れも速く、途中には1992年の洪水で流された橋桁の跡も残っていて、スリル満点です。

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20分程、トレイルを歩くと、「ゴー」と言う轟音が聞こえ、水しぶきが見えます。いよいよ「悪魔の喉笛」とのご対面です。

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滝つぼの上に造られた展望台の上に立つと、水しぶきをもろに浴びて、びしょ濡れです。びしょ濡れになりながら、もの凄い勢いで落ちる水を眺めていると、恐怖さえ感じます。

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時間も忘れて「悪魔の喉笛」をいろいろな角度から眺めていると、ガイドから戻るように催促されました。1時間は経っていたようです。


合羽を被っていたので、上半身は大丈夫でしたが、ズボンの膝から下は、びしょ濡れで、靴の中までびしょびしょになってしまいました。


来た時と同じトレイルを「Estacion Garganta del Diablo駅」まで戻ります。途中、綺麗な野鳥も見ることが出来ました。

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16:05にトロッコ列車に乗り、15分後に途中駅の「Estacion Cataratas駅」に到着。ここで、下車して、別のトレイルの上から「イグアスの滝」を見学します。


「イグアスの滝」は、落差40~80mの滝が約300本、延長4kmに渡って落ちています。この滝を、今日はアルゼンチン側から、明日はブラジル側から眺めます。

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目の前に、虹がかかっています。こんなに近くで綺麗な虹を見たのは、初めてです。人生の中で最高の虹です!

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ここでも、1時間を過ごし、17:20のトロッコ列車で、始発駅の「Centaral Estacion駅」に戻ります。

* 続きは『4日目:フォルクローレ・ショー』で *


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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

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3日目 2014/4/11 『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html

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ブラジル周遊記 4日目 『リオからイグアスへ移動』 [ブラジル周遊記]

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【4日目:4月12日(土)】 『リオからイグアスへ移動』


ブラジル旅行4日目は「リオ・デ・ジャネイロ」から「Foz do Iguaz(イグアス)」へ移動し、イグアスの滝をアルゼンチン側から見学です。

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6:30に起床して、宿泊先の「カリフォルニア・オットン・クラシック・ホテル」を7:50にチェックアウト。


ホテルの前で、2日間お世話になったガイドの吉田 武さんと記念撮影。日系2世で80歳の吉田さんのガイドは、硬軟取り混ぜた話で、面白かったです。

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吉田さんから、2年後のリオのオリンピックに又、来て下さいと言われ、社交辞令では無く、吉田さんがガイドをしてくれるなら、リオを再び訪れたいと思いました。


渋滞にはまる事なく、8:15にアントニオ・カルロス・ジョビン(通称ガレオン)国際空港に到着。


チェックインを済ませ、出発ロビーに入ります。イグアスまでは、10:10発のブラジルのLCL GOL(ゴウ)航空1460便です。


ターミナルには、尾翼が赤いTAM(タン)航空と、オレンジのGOL航空の飛行機が多く駐機しています。ブラジルの他のLCL会社 AZUL(アズール)航空の飛行機は、ほとんど見かけません。

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搭乗券に記載された “G3” 搭乗口前の待合スペースに行っても、便名と行き先の表示がありません。トイレに行った帰りに、何気なく、電光掲示板の案内を見たら、1460便の搭乗口は “G5” と記載されています。


搭乗口変更のアナウンスが有ったのでしょうが、アナウンスはポルトガル語のみなので、理解出来ません。


あわてて、“G5” 搭乗口前に移動し、そこに居たGOL航空の係員に、搭乗券を見せて、“G3” と “G5”どちらが正しいのか、英語で聞きましたが、通じなかったのか、搭乗券に書かれた“G3” を指差すだけです。


搭乗時間の9:30が近づき、あせって来ました。再度、“G3” 搭乗口の前に行ってみると、GOL航空の制服を着たパイロットと思われる2人組がいました。


パイロットなら、もちろん英語が通じます。“G5” が正しいそうです。パイロットが居て、良かった!


無事に1460便に乗り込む事が出来て、定刻の10:10に出発[飛行機]です。機種はボーイング737-300。座席は、真ん中に通路を挟み、横3席、3席の一列6席です。機内はほぼ満席ですが、日本人乗客は、我々3人以外はいません。


成田⇒ダラス⇒マイアミまでの機内には、日本人が多くいましたが、マイアミからリオ・デ・ジャネイロまでの機内は我々3人のみ。リオでの観光中も他の日本人には1人も会いませんでした。


コルコバードの丘http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html や、『ポム・ジ・アスーカルhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/3_9c2a.html で、韓国人と中国人の団体旅行客は何組も見ました。


リオのガイドの吉田さんが、最近、日本からの観光客が少なくなって寂しいと言っていた事を思い出しました。


GOL(ゴウ)航空の機内では、飲み物と軽食のサービスは有料で、ソフトドリンクがR$5(250円)、サンドイッチがR$13(650円)です。


定刻通りの12:13にGOL1460便は「Aeroporto Internacional de Foz do Iguacu(イグアス国際空港)」に到着です。イグアスとリオの間には時差が無いので、飛行時間は2時間3分です。

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イグアスの天候は、曇り、気温は26~28℃で、30℃を超えていたリオから来ると、涼しく感じます。


地方の空港なので、飛行機への乗降はボーディング・ブリッジ(搭乗橋)ではなく、タラップだろうとは思っていましたが、タラップを降りてから、バスでターミナルへの移動ではなく、歩いて移動です。


今、乗って来たばかりのGOL1460便を真後ろに眺めながら、ターミナルへ歩きます。荷物を受け取り、出口を出たのが13:30。着陸してから、わずか17分後です。

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出口には、イグアスでのガイド、青山 孝雄さんが出迎えてくれます。青山さんは、イグアス生まれの日系2世で、16歳と10歳のお子さんがいる働き盛りです。お父様も日本語ガイドをしていたそうです。


12:40には、「イグアス国際空港」をバン[車(RV)] で出発。ここでも、我々3人のために、ガイド1人、運転手1人付きの贅沢な旅です。


空港から約10kmのブラジルの入出国管理所に、12:50に到着です。我々は車の中に待機していて、手続きはガイドの青山さんがやってくれます。

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ブラジルの入出国管理所を出て直ぐに、イグアス川にかかる「タンクトレード・ネベス橋」を渡ります。橋の真ん中がブラジルとアルゼンチンとの国境になります。


それまで、橋の両側はブラジル国旗の緑と黄色に塗られていましたが、国境を越えると、アルゼンチンの国旗の青と白に塗り分けられています。

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橋の上は、駐停車禁止なので、下車をして写真を撮ることは出来ませんでしたが、国境当たりに止めている違反車が1台ありました。


アルゼンチンの入出国管理所でも、車を降りることなく、青山さんが手続きをしてくれます。アルゼンチンに入国すると、それまでの曇りの天気が雨に変わりました。


真っ直ぐな道路を進み、13:10に「Parque Nacional Iguazu(イグアス国立公園)」の入場ゲートに到着です。

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我々の国立公園への入場料は、ツアー代金に含まれていますが、入場券はアルゼンチン・ペソ$170(2,150円)。入場券には、何故か国籍:Japonと印刷されています。


13:20に入場ゲートから近い、レストランでバイキング方式のランチです。

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ランチ代は、ツアー代金に含まれますが、別料金の飲み物は、Coca Colaが$28。アルゼンチン・ペソで払えば、約350円ですが、ペソに両替していないので、ブラジル・レアルで支払ったらR$10(500円)になってしまいました。


レストラン内で、初めて3組の日本人団体客に遭遇。それぞれのツアーは約20人の団体です。


ガイドの青山さんによると、最近の「イグアスの滝」観光は、リオ・デ・ジャネイロやサンパウロのブラジル側から来るのではなく、人気のペルー マチュピチュ観光と組合わせて、アルゼンチン側から来るツアー客の方が多いとの事。


リオのガイド 吉田さんが言っていた様に、リオの日本人観光客が少なくなる裏づけが取れました。


アルゼンチン側の「イグアスの滝」の最絶景ポイント「悪魔の喉笛」までは、トロッコ列車に乗車して向かいます。

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始発の「Centaral Estacion駅」で乗車する際には、進行方向左側の席に座ると、車中から景色を楽しめます。線路が単線の為、途中での列車のすれ違いも楽しみです。

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途中の「Estacion Cataratas駅」を過ぎると、左手に見える未舗装の道路と「イグアス川」と平行して列車が走ります。土が ”赤土” の為、前日からの雨で川の色がいつも以上に赤く濁っています。

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約20分の乗車で、終点の「Estacion Garganta del Diablo駅」に到着です。さあ、いよいよ「悪魔の喉笛」に徒歩で向かいます!

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1日目 2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10 『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html

2日目 2014/4/10 『ミナス料理のア・ミネイラ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_1219.html

2日目 2014/4/10 『コパカバーナ海岸』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_a972.html

3日目 2014/4/11 『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html

3日目 2014/4/11 『マラカナン・スタジアム』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_2993.html

3日目 2014/4/11 『ポム・ジ・アスーカル』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/3_9c2a.html

3日目 2014/4/11 『リオでの最後の晩』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/05/3_91fc.html


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ブラジル周遊記 3日目 『リオでの最後の晩』 [ブラジル周遊記]

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【3日目:4月11日(金)】  『リオでの最後の晩』


「California Othon Classic Hotel(カリフォルニア・オットン・クラシック・ホテル[ホテル])」で小休止して、リオ・デ・ジャネイロ最後の晩餐に出かけたのが、18:00です。


今晩は、コパカバーナ海岸沿いのレストランではなく、裏通りで食事をしょうと、ホテルの脇を海岸と垂直に走る「R. Santa Clara(サンタ・クララ通り)」を山側に向かいます。


狭い通りの両側には、レストランや商店が点在しています。2ブロック歩くと「Av. Nossa Senhara de Copacabana(ノッサ・セニョーラ・ジ・コパカバーナ大通り)」にぶつかります。


「ノッサ・セニョーラ・ジ・コパカバーナ大通り」の両側には、スーパー、レストラン、商店が連なっていて、歩通は多くの人で賑わっています。


退社時間なのか、バス停には、バス待ちの乗客が並んでいます。一方通行を、ほぼ満員のバス[バス]が何台も、バス停に止まり、乗客を乗せては走り去ります。


スーパーや、家電量販店、商店を覘いて1ブロック歩きましたが、入りたいと思うレストランが無く、一周して「サンタ・クララ通り」に戻ります。


先ほど通った時、現地客で賑わっていた「BIBI CopacabanaII(コパカバーナ2号店)」に入店したのが19:00。

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「BIBI」は、レストランと言うよりは、カジュアルなカフェの感じです。店員の制服や、店内のレイアウトからチェーン展開しているお店の様です。

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席につくなり、ウェイターが持って来たメニューは、ポルトガル語で書かれていて、料理の写真もないので、全くわかりません。


ウェイターに英語で、料理の内容を聞きましたが、英語が全く通じません。昨晩のレストランでもそうでしたが、ブラジルでは、ホテルのフロント以外、英語が通じないのでしょうか。


しつこく“English! English!”と叫んでいたら、英語のメニューを持って来ました。有るなら、最初から出せよ(苦笑


メニューから“DIPS Chiken”R$8.20(410円) をオーダー。飲み物は、355mlの瓶ビール“BOHEMIA”R$6(300円)を頼みました。


料理は微妙な味でしたが、“BOHEMIA”は美味しかった。昨晩と今日のランチに飲んだ “Choppe(ショッピ:生ビール[ビール])” より美味しかったので、“BOHEMIA” を2本飲みました。

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リオのレストランでは、どこでも、ビールとソフトドリンクやミネラルウォーターが、ほぼ同額なので、お酒を飲まない義兄は文句を言っています。


食事が終わり、同行の2人はホテルに真っ直ぐ帰りましたが、今晩がリオでの最後の晩なので、隊長は「コパカバーナ海岸」を、ほろ酔いかげんで散策することにしました。


海岸沿いのモザイクの敷石の上には、昨晩同様、露天商が布の上に商品を広げています。


歩道脇には、砂で作った「マラカラン・スタジアム」や「水道橋」の芸術的な砂像が置いてあります。

DSC_0222.JPG


海岸側の“キオスク(露店)”の中では、ギターを弾きながら歌っています。

DSC_0223.JPG


その歌を聞いていると、リオを去りがたく思いました。こうして、リオ最後の夜が更けていきます。

* 続きは『4日目:リオからイグアスへ移動』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

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ブラジル周遊記 3日目 『ポム・ジ・アスーカル』 [ブラジル周遊記]


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 【3日目:4月11日(金)】 『ポム・ジ・アスーカル』


昼食にブラジル名物 “シュハスコ” をお腹一杯食べてから、次の目的地『(Pao de Acucar) ポム・ジ・アスーカル』へのロープウェイ乗り場に到着したのが15:00。

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ポム・ジ・アスーカル』は、「グアナバラ湾」に突き出た円錐状の花崗岩で『コルコバードの丘』と並んで、リオ・デ・ジャネイロのシンボルです。


名前の由来は、その形が「砂糖パン」に似ているからと言われています。


ロープウェイ乗り場は、ベルメーリョ海岸前にあり、頂上までは、ロープウェイを2回乗ることになります


始発駅からは、中間地点の丘「(Morro da Urca)ウルカの丘」と、その右にそびえ立つ『ポム・ジ・アスーカル』が見えます。『ポム・ジ・アスーカル』の頂上付近には、霧がかかっています。

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第1ロープウェイに乗り込むと、かなりのスピードで「ウルカの丘」に向けて走り出します。左手にはヨットハーバーが見えます。

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後ろを振り返ると、始発駅付近が綺麗に見えています。

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海抜220mの「ウルカの丘」に到着し、しばらく散策しました。ここには、観光用のヘリポートもあります。

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遠くに、午前中に行った『コルコバードの丘』に立つ、真っ白いキリスト像もくっきりと見えます。

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【真ん中の「コルコバードの丘」の上に立つのがキリスト像】


第2ロープウェイの出発地点に立つと、『ポム・ジ・アスーカル』の頂上が霧に覆われて、全く見えません。

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第2ロープウェイに乗り込み、中間地点当たりに差し掛かると、霧の中から、下りのロープウェイが突然、姿を現しました。

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海抜394mの頂上に到達したのが、15:30。ここからは、約5km先にある、国内線専用の「サントス・ドゥモン空港」に発着する飛行機も見えます。


空港の先には、「グアナバラ湾」にかかる「リオ・ニテロイ橋」も見えます。


同空港を離陸した飛行機[飛行機]が、『ポム・ジ・アスーカル』に衝突しないように、離陸直後に大きく左に旋回する様子もわかります。

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【真ん中に空港を飛び立った飛行機が見えます】


「グアナバラ湾」には、ポルトガルが建てた、要塞跡も残っています。

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【真ん中に見えるのが要塞跡】


展望台のベンチに腰掛けていると、足元に何か動く小動物が、よく見ると、トカゲの様です。

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帰りも往き同様に、ロープウェイを乗り継ぎ、始発駅に降りたのが、16:15。


ここからホテルは近くて、ホテルに着いたのが、16:30です。こうして、リオ2日目の観光は終わりました。


* 続きは『3日目:リオでの最後の晩』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

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