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北イタリア周遊記 3日目 『シエナからフィレンツェに』  [北イタリア周遊記]


【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊



「Civita di Bagnoregio(チビタ・ディ・バニョレッジョ)」にある、“中世の街”の雰囲気に溶け込んだレストラン[レストラン]「IL FUMANTORE」で、昼食を済ませ、駐車場まで徒歩で戻ります。



バスは、12時45分に駐車場を出て、136km離れた同じトスカーナ州の都市「Siena(シエナ)」を目指して、高速道路を北に向かいます。



途中、トイレ[トイレ]休憩のため、ドライブインに立ち寄りました。このドライブイン、JTBと提携している様で、入店した時には他の客はいませんでした。



添乗員さんから、最初の2~3分、店員さんの説明を聞いて下さいと言われ、ツアー客はアフリカ系イタリア人の店員さんの前に立ちます。



彼は流暢な日本語で、ワインや食料品をお土産に薦めます。2~3分の約束が、いつの間にか、5分を超えていました。



トイレを済ませ、家内が買い物をしている間に、店内にあるドリンクコーナーで、隊長の好きな“Cappuccino(カプチーノ)[喫茶店]” 2ユーロ(約260円)を飲んで、時間を潰します。


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結局、ツアーの一行は、このドライブインに約20分間滞在し、土産物を抱え、バスに乗り込み、再び「シエナ」を目指します[バス]



午後3時に「シエナ」の城壁の下にある大型駐車場に到着しました。



この街も、「チビタ・ディ・バニョレッジョ」同様、街中への観光バスの乗り入れは禁止です。



現地ガイドさんとの待ち合わせ場所の、街が見下ろせる高台に徒歩で向かいます。



ここからは、世界遺産に登録された「シエーナ歴史地区」が一望出来ます。


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右手に「Duomo di Siena(シエナ大聖堂)」、左手に「Piazza del Campo(カンポ広場)」に建つ「Torre del Mangia(マンジャの塔)」がくっきりと見えています。



ここのイタリア人の女性現地ガイドさんも、日本語は話せません。



「シエナ」は、中世ヨーロッパにおける金融の中心地として栄えた都市です。13~14世紀の最盛期には、同じ金融業で財をなした「Firenze(フィレンツェ)」と並ぶほどの勢いをみせていたそうです。


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最初の目的地「シエナ大聖堂」に向かい、旧市街を歩きます。道幅が狭く、起伏の富んだこの街中を、炎天下に歩くのはかなり厳しかった。



「シエナ大聖堂」の正面に到着。


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このドゥオーモの正面は、イタリアで最も美しいゴシック様式と言われています。確かに、夏の陽を燦々と浴びた白亜の大理石の姿は綺麗です。



右側の扉から中に入ります。入場料は、ツアー代金に含まれているのですが、チケットの裏には、5ユーロ(約650円)と記載されています。


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内部は、白と黒の大理石の横縞模様の列柱が、輝いて見えます。


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大理石のモザイクで制作された床の模様も、色褪せていません。


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あちらこちらに、芸術的価値のある物が安置されています。


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隣接された「ピッコロミーニ図書館」の壁画にも感動しました。


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大聖堂の裏手を抜けて、「カンポ広場」に向かいます。



途中、「Accademia Musicale Chigiana(キジアーナ音楽院)」中庭の井戸を見学しました。


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扇型の「カンポ広場」の中心には、午後4時を過ぎているのに、陽が燦々と差し込んでいます。


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この広場では、年に二回、地区対抗の競馬が行われます。



あまりの暑さに、観光客は、広場周囲の日陰のカフェで一服しています。


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ここで、15分の自由行動。カフェで休憩しても良かったのですが、添乗員さんから近くに「Venchi(ベンキ)」の店があると教えられました。


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「ベンキ」はイタリアの高級チョコレートメーカーで、ジェラートも人気です。ローマの店に行く時間がなかったので、喜んで向かいました。



チョコレートの店なので、チョコ味のジェラート、2.5ユーロ(約325円)を美味しく頂きました。


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自由行動の時間が終わり、旧市街入り口の駐車場に戻り、バスに乗り込みます。



午後5時に「シエナ」を出発し、北に73km離れた、本日の最終目的地「フィレンツェ」に向かいました。


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★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『フィレンツェのアストリアホテル』」で★


 



===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8


2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5


2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5


2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425


3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386


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北イタリア周遊記 3日目 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 [北イタリア周遊記]


【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊



旅の3日目。今日の午後に訪れる「シエナ」の天気予報は快晴[晴れ]。最高気温は、34℃の予想。今日も暑い一日になりそうです。



6時半に朝食を開始し、宿泊先の[ホテル]「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」をチェックアウトし、大型バスに乗り込みます。



今回のツアーの売りの一つが “足元ゆったりバス ”です。シートピッチが通常バスの約75cmに対して、約90~95cmと、通常より足元のゆったりとしたバスです。


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さらに、ツアー客全体でも24人なので、バス内は、さらに “ゆったり” 感があります。このバスを、長距離移動が続く3日目から6日目に利用するので、移動中の疲れも軽減されそうです。



同じドライバーさんが、4日間運転してくれるので、安心ですね。



7時50分にバスは、ローマ市南西郊外にある[ホテル]「メルキュール ホテル」を出発[バス]。土曜日で渋滞にも巻き込まれず、直ぐに高速に乗り、順調に北を目指します。



今日の最終目的地は、「Firenze(フィレンツェ)」なのですが、途中、「Civita di Bagnoregio(チビタ・ディ・バニョレッジョ)」と、「Siena(シエナ)」を観光します。


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8時50分には、トスカーナ州中部にある「バニョレッジョ」街外れの大型駐車場に到着です。



ここで、現地ガイドさんと合流。イタリアでは、国内の雇用を守る為、ガイドは登録制で、外国人が観光案内をすることは違法です。



闇中国人ガイドが暗躍する日本にも、適用していて欲しいシステムですね。



ガイドさんは日本語が話せないので、英語で説明し、添乗員さんが翻訳してくれます。



「チビタ・ディ・バニョレッジョ」は、今から2500年前に古代エトルリア人によって造られた街です。



古い街なので、道路が狭く、大型バスの乗り入れが禁止なので、ここから小型シャトルバスに乗り換えて「チヴィタ」に向かいます。



次のシャトルバスが来るまでトイレ[トイレ] 休憩。土産物屋に隣接しているのに、0.5ユーロ(約65円)の有料トイレです。



「civita」とはラテン語を起源にし、“街”の意味です。元々は「チビタ」が街の中心地でしたが、現在は「バニョレッジョ」が中心になっています。



「チビタ」の住民が8人なのに対して、「バニョレッジョ」の人口は、約3,700人です。



その理由は、シャトルバスを降りた駐車場脇の高台からの光景を見れば、一目瞭然です。


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かっての「街」は、台地辺縁部の崩落によって“陸の孤島”になっています。この辺りの地質は、崩れやすい凝灰岩(ぎょうかいがん)だからでしょうね。



さらに地震が、“陸の孤島”化に拍車をかけたそうです。



しかし、現在では、この姿により、イタリアの“最も美しい村”のひとつになっています。



また、「天空の城ラピュタ」のモデルともなったと言われていますが、本当でしょうか。



高台から階段を降り、“陸の孤島”に繋がる唯一の橋の手前まで行きます。


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ここから先は有料です。ガイドさんから入場券を貰い、橋を渡ります。入場料はツアー代金に含まれているのですが、チケットには1.5ユーロ(約200円)と記載されていました。


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この橋は、もちろん昔はありませんでした。


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バギーカーが一台通れるくらいの橋は、かなり急こう配です。高所恐怖症の人は、下を見ては、渡れないでしょうね。


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最後の急こう配を登りきり、「街」への門に到着。


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中に入り、50m程の場所に、教会とその前に広場がありました。


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教会の中に入ると、ローマの『サン・ピエトロ大聖堂』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5 で見た豪華華麗な教会内と真逆な姿が広がっていました。


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中は静寂な空気が流れ、思わす神の前で跪きたくなるような厳かな気持ちになりました。


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「古代の街中」を散策してみます。今では、住民は8人になってしまいましたが、この地に憧れ別荘として利用している人も増えつつあるそうです。


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イタリア映画[映画]「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督も、その一人だと現地ガイドさんから聞きました。



確かに、ここから見渡す先も、絶景ですね。


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帰りは、最初の橋を下るのは楽だったのですが、橋を渡りきり高台の駐車場までの炎天下の道は厳しかった!



ミニシャトルバスで、「バニョレッジョ」に戻り昼食です。



“中世の街”の雰囲気に溶け込んだレストラン[レストラン]「IL FUMANTORE」に入店したのが、11時40分です。


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イタリア二度目の昼食、一の皿は、“Penne(ペンネ)”。茹で具合が、Moldt Molt al dente(モルト アル デンテ)で、日本人には硬すぎるかな。


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二の皿は、この地方の名産“ポークソテー”。


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デザートは、“アップルケーキ”でした。


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★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『シエナからフィレンツェに』」で★


 


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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


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北イタリア周遊記 2日目 『スペイン広場とトレヴィの泉』 [北イタリア周遊記]

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光



「コロッセオ」の見学を終え、バスは「スペイン広場」に向かいます[バス]



「スペイン広場」は、スペイン大使館が近くにあったことから、そう呼ばれるようになりました。



バスを通りで降り、ここからは徒歩で移動です。



いよいよ憧れの「スペイン広場」と対面です。



映画『ローマの休日』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c3c4c2db8ae25498a19232f24fff4fe で、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、この「トリニタ・デイ・モンティ階段(通称:スペイン階段)」を、ジェラートを片手に降りてくるシーンが鮮やかに蘇ります。


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映画は白黒でしたが、昨年9月に改修工事が完了しているので、「バルカッチャの噴水」から見る光景は、映画以上に明るく輝いて見えます。



「スペイン階段」を上り、「トリニタ・デイ・モンティ教会」の手前まで行ってみました。


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階段上の広場から、下を見下ろし、その光景をしっかりと瞼に焼き付けようとしました。



しかし、この広場、遮るものがなく、直射日光[晴れ]に晒され、瞼だけでなく、身体全体が焼き付くような暑さでした。


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階段を降りた近くの薬屋の屋外温度計は、41℃を指していました! 乾燥しているので、唇が乾き、リップクリームを塗る程でした。



次に徒歩で向かったのが、「Fontana di Trevi(トレヴィの泉)」です。



「トレヴィの泉」は、18世紀に完成したバロック様式の人工の泉(噴水)です。


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「スペイン広場」同様、2015年11月に修復工事が終わっています。



ポーリ宮殿の壁を利用した彫刻が見事です。


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この場所も、アン王女だけでなく、『旅するイタリア語』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9 の第1回放送で、東儀秀樹さんも訪れていますよね。



隊長も、再びローマに来れますようにと願いを込めて、噴水に背を向けてコインを1枚、投げ入れました。



ここで、15分間の自由行動。添乗員さんに勧められた、噴水近くのジェラート屋「Bar Trevi」に行きました。


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このジェラート屋さん、日本人客が多いのでしょう、店員さんがカタコトの日本語で応対しています。



隊長が、オーダーしたのは、ピスタチオとマンゴーのジェラート、2.5ユーロ(約325円)。


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あまりの気温の高さでしょう、食べる前に溶け始めていましたが、イタリアでの“初ジェラート”は、美味しかった!



「スペイン広場」と「トレヴィの泉」に大満足して、バスに乗り込み、「共和国広場」へ。



午後5時に、ツアーの一行は、広場で下車し「ローマ三越」に入りました。



ここで、1時間15分の自由行動です。早速、土産物を見繕います。



三越の“お帳場カード”⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c6001527d59c2c80aaea870f01a3cef で支払ったので、ポイントが付きました。



お土産の買い物は、45分程で終わったのですが、冷房の効いた店内から、まだまだ陽が高い外に出る気になれません。



地下1階の休憩スペースには、椅子と冷水機が置いてあります。さらに、無料でWiFiに接続出来ます。



結局、集合時間の18時15分まで、休憩スペースで過ごしました。



バスに乗り、レストラン[レストラン]「Casanova」に入店したのが、18時40分でした。



イタリア到着後、初の夕食は、“カンツォーネ”を聴きながらのディナーです。



開店が午後6時半と聞いていましたが、我々が着いた時には、既に中国人のツアー客が席に座っていました。



最初にサービスされたのが、乾杯用の“スプマンテ(スパークリングワイン)”。



それ以外にも、6人がけのテーブルに赤・白のワイン一本ずつがサービスです。同じく無料の水を飲みましたが、ミネラルウォーターではなく水道水の様で、少し臭いがしました。



前菜は、“シーフードのマリネ”。


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前菜を食べ始めた頃に、今まで入り口近くの席に座っていた、男女のオペラ歌手とピアニストtが突然立ち上がりショーが始まりました。 



 



一曲歌い終わると、また席に戻り、休憩です。



ふた皿目は、ローマが本場の“スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ(Spaghetti alla carbonara)”。写真は、撮り忘れました。



この頃には、二組目の中国人ツアー客が入店して来ました。中国人の団体客に、日本人客が囲まれた状態です。



この間にも、カンツォーネのショーが続きます。



メイン料理は、“白身魚のグリル”。


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最初の中国人ツアー客が、そろそろお帰りの頃です。男女の歌手が、彼らのテーブルに来て、一枚 15ユーロ(約1,950円)のCD[CD]の物販です。



すると、3~4枚が売れた様で、中国人客が歌手と記念撮影をしていました。



デザートは、“レモンシャーベット”。


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デザートを食べ始めると、我々のテーブルにも、CDを売りに来ました。ところが、日本人客は、だれも購入しませんでした。



やはり、ヨーロッパの観光地でも、“中国マネー”が、席捲(せっけん)している様です。



20時10分に食事を終え、店の外に出ました。夜8時を過ぎても、街はまだ明るいままです。駐車中の車を撮影。ローマは、小型車の天国です。


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20時40分に、宿泊先のローマ市南西郊外にある[ホテル]「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」に帰り着きました。



ローマでは、同じホテルに二連泊ですから、楽ですね。



こうして、怒涛の様にローマの市内を歩き回った2日目が終わりました。



「バチカン美術館」、「サン・ピエトロ大聖堂」、「真実の口」、「コロッセオ」、「スペイン広場」、「トレヴィの泉」とローマの主要観光スポットを訪れることが出来ましたが、一日では物足りなかったです。



長く滞在するに越したことはありませんが、ローマ観光は、せめて丸二日は必要だと思いました。


 


★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』」で★


 


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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


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北イタリア周遊記 2日目『真実の口とコロッセオ』 [北イタリア周遊記]

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光



「サン・ピエトロ広場」で記念写真を撮り、横幅の広い「コンチリアツィオーネ通り」に向かいます。



途中「バチカン市国」と「イタリア」の国境を越えるのですが、歩道と車道を隔てる鎖の様なものがあるだけで、ガイドさんに言われるまで国境を越えたことがわかりません。



時刻は11:20。ローマ市内には公共トイレ[トイレ]が少なく、あっても有料な場所が殆どなので、通りの角にある土産物店で、トイレ休憩。



その後、地下にある大型バス専用乗り場に行くのですが、大混雑していてバスに乗り込めたのが11:50。



バスは「テヴェレ川」沿いを走り[バス]、次の目的地「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」に向かいます。



同教会は、8世紀に教皇ハドリアヌス1世が、付近で暮らすギリシア人のために改築した教会です。



映画『ローマの休日』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c3c4c2db8ae25498a19232f24fff4fe で、全世界的に有名になった「真実の口」は、教会の正面柱廊の奥に飾られています。



当初の予定では、「サン・ピエトロ広場」の見学後は、昼食のレストランに行く予定でした。けれども、ガイドさんから「この時間ならまだ行列も短く、日陰になっているが、午後からだと直射日光に晒されながら、一時間以上列に並ばなければならない」と言われ、急遽予定変更。



同教会の近くの駐車場でバスを降り、鐘楼が特徴的な同教会へ向かいます。既に行列が出来ていましたが、それほど長くなく、確かに日陰です。


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12:10に我々の一行も行列に並びます。写真には写っていませんが、教会の前の通りには、次から次へとタクシー[車(RV)][車(セダン)]に乗った観光客が乗り付けて来ます。


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列の途中、「真実の口」を覗ける場所があり、行列に並ぶのを諦めた観光客は、ここで写真だけを撮り、帰って行きます。


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並ぶこと40分、「真実の口」の前で記念写真。恥ずかしいので、写真はアップしません。



その後、「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」の中に。


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外の行列の喧騒をよそに、教会内は、静寂で厳かな雰囲気に包まれています。



13時に再びバスに乗り、レストラン[レストラン] に向かいます。



この日の昼食の場所は、「Grotta Azzurra(青の洞窟)」。


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レストランの中は、既に先客で賑わっていました。


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最初に出されたのが、サラダ。


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ツアー代金に食事代は含まれているのですが、飲み物は含まれていません。



暑かったのでビール[ビール]を飲みたかったのですが、午後も歩き回る予定なので、コカ・コーラで我慢、お値段は、チップ込で3.3ユーロ(約430円)。



メインは、“マルゲリータ”など三種類のピザの中から選べるのですが、隊長が食べてのは、“カプリチョーザ(シェフの気まぐれピザ)”。


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ピザ生地が厚く、裏に灰が着いたままなど、正直、感動する様な“本場の味”ではありませんでした。



食事をしていると、中田英寿さんのサインや、松岡修造さんの写真が、店内に飾られているのを発見。


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14時20分に食事を終え、紀元80年頃に完成したといわれる「コロッセオ」に向かいます。



バスは、「コロッセオ」を一周して、下車出来る場所に停車。


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入場するツアーもありますが、隊長たちは外からの見学のみ。


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“撮影タイム”が15分間あったので、家内が一目見たいと言っていた「ファロ・ロマーノ」が見える丘に駆け足で行って来ました。


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再びバスに乗り込み「スペイン広場」に向かいます。途中、「ヴェネツィア広場」を通ります。


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★続きは、「北イタリア周遊記 2日目 『スペイン広場とトレヴィの泉』」で★


 



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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8


2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5


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北イタリア周遊記 2日目 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 [北イタリア周遊記]

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光



北イタリア旅行の2日目、ローマ市内郊外にある[ホテル]「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」で起床したのが、早朝5時半です。



日本との時差は夏時間で7時間ですので、日本では7日の午後0時半になります。時差ボケは、あまり感じませんが、昨晩は翌日の準備を何もしなかったので早起きしました。



今日のローマの天気予報は、晴[晴れ]。気温は19~33℃の予想。暑い一日になりそうです。



6時半にホテル地下1階にある朝食会場に。レストランは1階にあるので、地下の会議室か何かを、団体客の朝食会場にしている様です。



バイキング形式ですが、品数は意外とあります。さすがイタリア、コーヒーは、エスプレッソ、カプチーノ、カフェ・マッキアート、アメリカンコーヒー、と種類が豊富です。


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隊長が好きなカプチーノを飲みながら、イタリア到着後、初めての食事を楽しみました。



朝食後、出発まで時間があるので、ホテルの周辺を散歩しました。



ホテルのフロントに置いてあった市内地図を見てわかったのですが、「Mercure Hotel」はローマに4軒あり、隊長たちが泊まっているのは、名前が表しているようにローマの西側にあります。


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ここは郊外の住宅街の雰囲気で、商店やレストランは殆どなく、通勤する車[車(セダン)][車(RV)]の数が多かったです。



団体バスは、7時50分にホテルを出発[バス]。この日の最初の目的地は、「Musei Vaticani(バチカン美術館)」です。



「バチカン美術館」は、「バチカン市国」内にあり、イタリア美術の膨大なコレクションを誇る、世界屈指の博物館です。



バスは、8時50分に「レオーネ4世通り」に面した「バチカン市国」の城壁前に到着。ここで、日本人の現地ガイドと合流です。


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城壁に沿って長蛇の列が出来ています。ガイドさんに寄れば、予約なしの人達で、入場するまでに1時間~1時間半も並ぶそうです。



我々は、予約があるため、列に並ばすに入場出来ました。料金は、ツアー代に含まれていますが、チケットの裏側を見ると、団体料金は、12ユーロ(約1,560円)でした。


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最初に案内されたのは、ルネッサンス期に造られた「ピーニャの中庭」。ここで、ガイドさんからバチカンやキリスト教の歴史の説明を受けました。


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我々の説明は15分程度で終わったのですが、キリスト教徒が多い韓国人の若い団体の一行は、暑い屋外で、長い時間熱心に話しを聴いていました。



次に向かったのが、「システィーナ礼拝堂」に続く「地図のギャラリー」。


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「地図のギャラリー」は、奥行120m、間口6mの丸天井に覆われた大ギャラリー。壁面には、イタリアや教皇領の地形図がフレスコで描かれています。



ここは、一方通行で、次から次へと観光客が押し寄せて来るため、戻って美術品を鑑賞することが出来ません。



窓からは、「バチカン放送局」のアンテナが見えます。


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いよいよ「システィーナ礼拝堂」の中に入ります。



「システィーナ礼拝堂」は、「バチカン美術館」の最深部にあり、シクストゥス4世により1477年~1480年にかけて建設された礼拝堂です。



ここも一方通行で、一度中に入ったら反対側の出口から出るしかありません。



ミケランジェロの傑作「最後の審判」の巨大フレスコ画とご対面。



残念ながら、礼拝堂内はビデオ・写真撮影が禁止です。



多くの観光客が礼拝堂内にいるのに、何か厳かな雰囲気に包まれている場所です。



団体行動なので、僅か15分の滞在で、礼拝堂を出なければなりませんでした。



次は、「システィーナ礼拝堂」の隣にある「サン・ピエトロ大聖堂」の中に入ります。



「サン・ピエトロ大聖堂」は、聖ペテロ殉教の地に聖堂が建設されたのが始まりで、1626年に世界最大のカトリック大聖堂が完成しました。


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大聖堂に5つある扉の内、「一番右側にあるのが25年に一度しか開かない「聖年の扉」です。



中に入ると、その巨大さに圧倒されてしまいました。


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入って直ぐの右手にあるのが、若きミケランジェロ作の聖母マリアの大理石像「ピエタ」。


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前面にガラスの衝立が置かれているものの、ほんの数メートルの距離まで近づいて見ることが出来ます。



これも有名な、ラファエロの祭壇画「キリストの変容」。


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一番奥の「司教座」まで行って、戻りました。


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大聖堂の外に出ると、派手な制服を着たスイス人衛兵が、公開禁止エリアの警護をしている姿を撮影することが出来ました。


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広大な「サン・ピエトロ広場」には、燦々と太陽[晴れ] が照りつけていました。


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★続きは、「北イタリア周遊記 2日目 『真実の口とコロッセオ』」で★




===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e


1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8


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北イタリア周遊記 1日目 『ローマに到着』 [北イタリア周遊記]

【1日目:7月6日(木)】



機内食を食べ終わったら、エスプレッソを陶器のカップで出してくれました。さすが、アリタリア航空のプレミアムエコノミー(以下:プレエコ)ですね。


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食事の後は、トイレ[トイレ]。AZ(アリタリア航空)785便の機種“Boeing777-200ER”は、ビジネスクラス 30席、プレエコ 24席、エコノミー 239席、の定員 293人ですが、トイレはビジネスに2個、エコノミーに7個ありますが、プレエコにはありません。



そこで、前方のビジネスクラスにあるトイレを使用したのですが、中はエコノミーのトイレ2個分の広さで、快適でした。



トイレから戻り、機内エンターテイメントで、映画 [映画]を観ることに。操作は、リモコンと液晶画面のタッチパネルで行うのですが、反応が遅くてイライラします。それでも、壊れていないだけましですかね。



日本語吹き替えがある映画をやっと見つけ出したのが、「美女と野獣」です。観始めたのですが、搭乗してから、スプマンテ(スパークリングワイン)、白ワイン、赤ワイン、と三杯も飲んだので、いつの間にか、寝落ちしてしまいました。



何時間、寝たのか分かりませんが、目覚めると、CAが夜食のおにぎりとサンドイッチを配り始めていました。



食欲はなかったのですが、ホテルでお腹が空いたときに食べようと、おにぎりを貰いました。



一度、眼が覚めると、再び眠れなくなり、機内エンターテイメントで音楽[るんるん]を聴きながら、持参した文庫本 [本]の「八十日間世界一周」を読むことに。



日本人のアーティストのアルバムは、平井堅しかありませんでした。



せっかくイタリアに行くので、イタリア人の曲と思い、女性歌手 Chiaraの「Un giorno di sole」というアルバムと、男性歌手 Gianluca Grignaniの「A volte esagero」というアルバムを繰り返し、聴いていました。



到着1時間半前くらいに、軽食のサービスがありました。


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パンが温めてあったので、ハムとチーズを挟んで“パニーノ(イタリア式サンドイッチ)”にして食べたら、意外と美味しかったです。



定刻より30分早い18時30分に、AZ785便は、「Aeroport de Fiumicino(フィウミチーノ空港)」に到着。


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同空港は、ローマ市内の南西約30キロの場所にある国際空港です。



日本とイタリアの時差は、7時間(夏時間)なので、飛行時間は、12時間15分でした。



これまで、ファーストクラス、ビジネス、エコノミーには搭乗したことがあり、今回が初めてのプレエコ体験でした。



プレエコの運賃は、ツアー代金に往復で13万円のプラスでしたが、アリタリアのプレエコは、片道6万5千円の価値があったかは疑問です。



特に、ビジネスクラスとエコノミーの搭乗率が三割くらいだったのに対して、プレエコ24席は満席だったから、その思いを持ったのかも知れません。



エコノミーはガラガラだったので、三人分の席を1人で使用し、横になって寝ていた人もいました。



それに対して、プレエコのリクライニングシートの傾斜角度は大きくなく、レッグレストも無かったので、快適だったとは言えません。



これが、エコノミーが混雑していたら、プレエコに乗って良かったと思えたかも知れませんね。



搭乗口を出てしばらく歩いたところで、今回のツアー客 24人が集合。24人の内訳は、夫婦が10組(その内、新婚旅行が3組)、母娘のカップルが2組です。



添乗員さんに案内されて、入国審査場に。思ったより行列は、短かったし、審査もアメリカ入国時の様⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11923275ffb8d0d03f360e065df7efa9 には、厳しくありませんでした。



隊長たちのスーツケースは、“プライオリティータグ”が付いているので、ターンテーブルに早く出てきましたが、ツアー客全員の手荷物が出てくるのには時間がかかりました。



税関検査場はフリーパスで通過だったので、拍子ぬけしてしまいました。



税関検査場の先を出ると、『旅するイタリア語』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9 の第1回で、雅楽師の東儀秀樹さんが出てきた時と同じ光景が広がっていました。



着陸時のCAさんのアナウンスだと、ローマの気温は、28℃。ターミナルビルの外に出たら、湿気が少ないせいか暑さは、それほど感じませんでした。



到着から1時間後の19:30に、団体バスに乗り込むことが出来ました。陽はまだ高く[晴れ]、しばらく沈みそうにありません。


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高速道路の途中で渋滞にはまり、市内郊外にある「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」に到着したのが、20:10でした。



ホテルの前には、既に大型バスが2台停まっていました。翌朝の朝食時にわかったのですが、1組は日本人、もう1組は韓国人のツアー客でした。



部屋に入ってみると、ベッドルームが意外と狭かったです。


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バスルームに置いてあるアメニティーグッズは、シャンプー、ボディジェル、石鹸のみですが、バスタブがあるので、旅の疲れを癒せそうです。



ツアー客が、ほぼ同時に3組が着いたためか、ポーターさんの手が足りず、いつまでたっても部屋にスーツケースが届きません。



20:50頃にしびれを切らして、エレベーターホールに行ってみると、添乗員さん自らがエレベーターから、手荷物を降ろしている最中でした。



スーツケースは手元に来たのですが、旅の疲れと時差ボケで、このままでは眠れそうにありません。



睡眠薬代わりのビールを求めに、部屋の外へ。エレベーターホールには、イタリアには珍しく自動販売機が置いてあるのですが、中身はソフトドリンクとスナック菓子だけで、ビールがありません。



1Fに降り、フロントで尋ねるとバーに置いてあるとのこと。ローマに本社があるPeroni(ペローニ社)の“Nastro Azzuro(ナストロ・アズーロ)”を購入。お値段は、5ユーロ(約650円)でした。部屋で飲むので、勿論チップは不要。



ビールを買ったついでに、ホテルの外に出てみると、夜9時を過ぎてやっと薄暮の状態でした。


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バスタブにつかり旅の疲れを落とし、ビールをいただきます。おともは、機内でもらったおにぎり。


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午後10時過ぎには、ベッドの中でした。こうして、長かった旅の一日目が終わりました。


 


★続きは「北イタリア周遊記 2日目 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』」で★




===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a


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北イタリア周遊記 1日目 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 [北イタリア周遊記]

7月6日から7月13日迄、8日間の北イタリア旅行に、家内と二人で行って来ました。



ローマ、シエナ、フィレンツェ、ベネチア、ベローナ、ミラノを周遊した8日間の旅の様子をお送りします。


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【1日目:7月6日(木)】



成田からローマまでは、イタリアのナショナル・フラッグ・キャリア「アリタリア航空」の直行便[飛行機]でも、12時間45分の長旅です。



12時間以上の長旅は、2014年4月のブラジル旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c 以来になります。



搭乗するアリタリア航空(以下:AZと表記)のAZ785便の出発予定が13:15なので、「東京駅」発10:03の成田エクスプレス(以下:NEX)15号を予約していました。



5月に中国南京に旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8e285ce7b3b208dfe45bf66f38856473 した際にも、NEX15号を利用したのですが、空港には13分遅れて到着しました。



今回も遅れるのでは、と心配していましたが、定刻の10:58に「成田空港駅」に到着です。



心配といえば、ツアーの予約が済んだ今年の5月に、アリタリア航空が破産手続きを開始したとのニュースが流れ、出発当日まで、イタリアに行けるかと気を揉んでいました。



どうやら、イタリアに行けそうです。



NEXから降車後、第1ターミナルビル北ウィング4FのJTBのカウンターに向かいます。



今回の北イタリア旅行は、JTBの添乗員が同行するツアーです。



JTBを選んだのには、理由があります。



以前、家族4人でフロリダ州オーランドからニューヨークに向かった時、ハリケーン・フロイドの影響でJFK空港に着陸出来ずに、オハイオ州クリーブランドに降ろされてしまい、翌朝の便でニューヨークに飛んだことがありました。



この時は、某格安旅行会社の添乗員同行なし空港送迎付きのツアーだったのですが、クリーブランドでのホテルを自力で探さなければなりませんでした。



同じ飛行機に乗り合わせたJTBのツアー客も、添乗員の同行はなかったのですが、クリーブランドの空港には、職員が迎えに来ていて、ホテルまで連れて行ってくれていました。



そんなことがあったので、次回、ヨーロッパにツアーで行く時には、JTBで行こうと決めていました。



JTBのカウンターで、Eチケットのコピーを貰い、アリタリアのカウンターに向かいます。



ネットの事前情報では、同じアリタリアのミラノ行き、AZ787便とチェックインの時間帯が重なるので、長い行列が出来ているとのことでしたが、列はそれ程長くはありませんでした。


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もっとも、隊長たちは、プレミアムエコノミークラス(以下:プレエコ)なので、“SKY PRIORITY”で並ばすに優先チェックインが出来ました。


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プレエコは、スカイチームのラウンジが使えないので、ゴールドクレジットカードのラウンジで小休止。



12時頃に保安検査と出国審査を済ませ、北ウイングの23番搭乗口に向かいます。



思い出深い“北ウイング”⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e9ca537ac59b6660a1b90f6b2acf3d2e ですが、乗客の姿はまばらです。



13時10分頃に搭乗口に到着、既にAZ785便が駐機しています。隣の24番搭乗口の先には、ミラノ行きのAZ787便も駐機しています。


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12時45分発のAZ787便の搭乗が終了後の12時30分から、AZ785便の搭乗開始。プレエコなので、もちろん優先搭乗が出来ます。



AZ785便の機種は、Boeing777-200ER。プレエコは、2席 通路 4席 通路 2席の配列で、全24席です。


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座席の上には、既に、毛布・枕とヘッドホンが置かれています。



ネットの情報では、アリタリアのプレエコは、以前はアメニティグッツも配られていたそうですが、ありませんでした。



事前に窓側をリクエストしていたのですが、プレエコは満席だったので、座席番号 15Aと15Bしか取れませんでした。


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プレエコ2列目の窓側、 15Aと15Lは真横に窓がありません。



プレエコの乗客が全員着席すると、イタリア人の男性CAから “ウェルカムドリンク” のサービスです。


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隊長は、スプマンテ(スパークリングワイン)を、家内はオレンジジュースを頂きます。



これもネット情報では、以前は、赤色のブラッドオレンジでしたが、“オレンジ色”の普通のオレンジジュースでした。



定刻の13時15分に、AZ785便はローマを目指し出発しました。



隊長たちの機材のプレエコの席には、レッグレストがなく、フットレストのみ。リクライニングは、それほど倒れません。


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座席の前には、登場前からミネラルウォーターのペットボトルがセットされていました。



液晶パーソナルテレビのサイズは、10.4インチです。


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機体が水平飛行になり暫くすると、温かい布のおしぼりのサービスに続き、ドリンクとスナック菓子のサービス。


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イタリアビールで喉を潤したかったのですが、ストックが無いと言われ、白ワインを飲むことに。



出発から1時間15分後の、14時半頃に食事の提供がありました。イタリアンと和食からの選択で、隊長が頂いたのは、イタリアン。


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ラザニアがカピカピだったので、バルサミコ酢をかけて頂きました。



家内が選択したのが、和食。一口、貰ったのですが、イタリアンより美味しかった!


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★続きは、「北イタリア周遊記 1日目 『ローマに到着』」で★


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