街歩き 第17回 『湯島の坂と妻恋神社』 [街歩き]
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「街歩き」シリーズの、第17回は『湯島の坂と妻恋神社』です。
隊長が住んでいる文京区の湯島は、坂の多い場所としても有名です。
『湯島の坂』は、NHKテレビの「ブラタモリ」で紹介されたこともあります。
そこで、今日は「お茶の水駅」から途中『妻恋神社』に寄って「湯島天神」迄、『湯島の坂道』をあるいてみました。
出発は、これまで何回も登場した「JR 御茶の水駅 聖橋(ひじりばし)口」です。
駅の改札口を出て、聖橋の左側を渡って、石段を降りると「相生(あいおい)坂」にぶつかります。
坂の右手が「湯島聖堂」http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/14_4838.html
相生坂は、神田川対岸の駿河台の淡路坂と並ぶので相生坂というそうです。
相生坂より湯島聖堂の東に沿って、湯島坂に出る坂を「昌平(しょうへい)坂」といいます。
「昌平坂」を上ると、まだ坂が続きます。それが「湯島坂」です。
「湯島坂」は、日本橋を起点とした中山道の最初の坂。
明治37年(1904)文京区内に初めて電車が開通した時の路線は万世橋から旧松住町を左折し、この坂を登って本郷三丁目迄でありました。
「湯島坂」右手の『神田明神』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post.html に立ち寄っても良いでしょう。
『神田明神』の脇を下り、蔵前橋通りから「清水坂」を上ります。
「清水坂」は、大正初期、湯島天神と御茶ノ水間の交通の便を良くするため、清水精機会社は、自社所有の土地を提供して整備しました。その清水家の徳を讃え町の人々により名付けられました。
「清水坂」を上り、「妻恋坂」を右に曲がると「妻恋神社」があります。
「妻恋神社」は、日本武尊が東征の途中、湯島の地に滞在したので農民は、武尊の弟橘姫(おとたちばなひめ)を慕われる心を汲んで、この地に日本武尊・弟橘姫を祀ったのがその起こりと伝わっています。
「妻恋坂」の先にあるのが、「三組坂」です。「三組坂」は、三組(中間・小人・駕籠方)の御家人衆の拝領地であり、町名が三組町であったため名付けられました。
さらに湯島天神の方向に歩くと「実盛坂」があります。往時この坂下南側に、実盛塚・首洗井戸・産湯井戸が在ったという伝説めいた話が残っています。
「湯島天神」への道の最後にあるのが「中坂」です。「中坂」上には『鳥つね』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_8488.html があります。
こうして終点の『湯島天神』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/12/post_1139.html の鳥居に到着しました。
所要時間は、1時間半~2時間です。
===「街歩き」バックナンバー===
http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/cat11978646/
第1回 2011/12/31『湯島天神』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/12/post_1139.html
第2回 2012/1/3 『神田明神』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post.html
番外編 2012/1/17 『大阪・通天閣』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_7acc.html
第3回 2012/2/8 『本郷の教会』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/3_0786.html
番外編 2012/2/21 『梅はまだかいな!?』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/02/post_541f.html
第4回 2012/4/30 『文京シビックセンター』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/04/4_f5b4.html
番外編 2012/7/4 『本郷・春日の地図』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/post_d1be.html
第5回 2012/7/29 『文京 朝顔・ほおずき市』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/post_ca0a.html
番外編 2012/9/30 『Tokyo Station Reborn』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/tokyo-station-r.html
第7回 2013/3/21 『伝通院』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/03/7_591c.html
第8回 2013/3/24 『東大の桜』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/03/post_3ed9.html
第9回 2013/3/30 『江戸川公園の桜』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/03/9_bb7d.html
第10回 2013/8/30 『迎賓館赤坂離宮』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/10_7d4e.html
第11回 2013/9/10 『小石川寺町散歩』(その1) http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/11_ff96.html
第11回 2013/9/11 『小石川寺町散歩』(その2) http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/11_2_9c37.html
第12回 2013/9/28 『東大の門』(その1) http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/12_1_ae1d.html
第12回 2013/9/29 『東大の門』(その2) http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/12_2_a8f2.html
第13回 2013/10/16『円乗寺“八百屋お七の墓”』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/13_af26.html
番外編 2013/10/14『湯島・上野の地図』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_ff51.html
第14回 2014/1/8 『湯島聖堂』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/14_4838.html
第15回 2014/1/23 『ニコライ堂とお茶の水』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/15_79da.html
第16回 2014/2/13 『東大構内のコンドル博士像』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/02/16_bb41.html
番外編 2014/2/27 『美和中国語学校クラス会』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/02/post_4612.html
おはようございます!
散策してるだけで 足腰が鍛えられそうです☆
by ちゅんちゅんちゅん (2014-03-23 07:00)
この辺りは前の職場の近くでしたので
よくお参りに行っていました。
by PENGUIN (2014-03-23 11:24)
ちゅんちゅんちゅんさん
本郷・湯島地区は坂道が多いので、確かに足腰が鍛えられます。
by 隊長 (2014-03-24 17:56)
PENGUINEさん
湯島地区は坂道だけでなく、神社も多い街ですよね。
by 隊長 (2014-03-24 18:00)