本と雑誌 25冊 『瞳みのる 老虎再来』 [本と雑誌]

隊長が読んだ「本と雑誌[本]」を紹介するシリーズの第25回は、『瞳みのる 老虎再来(ろうこさいらい)』をお送りします。

51NI88Q2ubL._SX353_BO1,204,203,200_.jpg


『瞳みのる 老虎再来』は、グループサウンズ「ザ・タイガース」で“Pee”と呼ばれた男、瞳 みのるの「今」が完全収録されています。


1946年生まれの瞳 みのる(本名:人見 豊)、「ザ・タイガース」解散後は、芸能界を引退し、慶應義塾高等学校の教師として長い間、教壇に立っていました。


本書は;

カラー・グラビア 老虎再来

瞳みのるインタビュー「人生のハーモニー~ザ・タイガースのDNA~」

瞳みのる 京都講演会

瞳みのる「沢田研二LIVE 2011~2012」ツアーダイアリー

の四部で、構成されています。


『瞳みのる 老虎再来』を、読みたい思ったのは、平野久美子著『テレサ・テンが見た夢』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc を、読んだ時です。


同書では、平野さんのインタビューに、テレサ・テンを「結局、こうやって伝説になっていくんだろうなあ」と語っていて、瞳さんのことをもっと知りたくなったからです。


中卒で、芸能界にデビューし、トップスターに上り詰めたのに、あっさりとその地位を捨て、改めて高校、大学を卒業し、全く畑違いの高校教師になった瞳さん。


それも、漢文・中国語を担当していたとは、驚き、そして興味を引かれました。今でも、中国・日本を行き来し、活動されているとのこと。


この本を読んで、月並みな表現かもしれませんが、今年70歳の瞳さんのカッコ良い生き方に憧れました。まさに、「“Pee”健在なり」ですね。


尚、『瞳みのる 老虎再来』の発行は、株式会社祥伝社。価格は1,800円(税抜)です。

===「本と雑誌」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~10冊  省略

10冊 2015/9/2  『島耕作の中国ビジネス最前線』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6df82c2084a6ea9760a0a9c93eada5f1

11冊 2015/11/18『佐藤優著「知」の読書術』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9179ebc54e023ce1b5e4efd611f764bb

12冊 2015/12/9 『蝶野正洋著 プロレスに復活はあるのか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/abe691bc3a689e9c47e5efeda9014204

13冊 2015/12/21『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36dd3aaf4ea07815f7db88ae141ab7aa

14冊 2016/2/21 『絵本「世界がもし100人の村だったら」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/acc9866eaa55ea4162977a71eb3b5b71

15冊 2016/3/14 『自分がわかる!相手がわかる!使える!心理学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0b31c00738f2ba9342a9dc715601d26e

16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c

17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea

18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22

19冊 2016/10/22『四方田犬彦著 李香蘭と原節子』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d

20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003

21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc

22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849

23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada

24冊 2017/2/9  『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1


nice!(15)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 15

コメント 2

ナツパパ

そういう生き方には憧れます。
自分自身を持っていて流されないのは素晴らしいなあ。
いろいろ葛藤はあったと想像しますが、それにしても素晴らしい。
人生終わりが良ければ、それで十分と思うようになりました。
by ナツパパ (2017-03-10 09:36) 

隊長

ナツパパさん
本当にそうですよね。この本を読んで、まだまだ、悔いのない日々を送らねばと思い直しました。
by 隊長 (2017-03-13 22:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。