旅行記 第16回 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 (その8) [旅行記]

 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』(その7)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f37de8b85dc4bcaa1e4869f621a72766



旅の3日目の午後、ラーメン屋「あじさい本店」で、看板メニューの“味彩塩拉麺”を美味しく頂いたあとは、店と道路を挟んだ向かい側にある「五稜郭タワー」に。


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14:25に、タワー1階で、展望チケット 900円を購入、エレベーターに乗り込みます。


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所要時間 約30秒で、高さ90mの展望台2階に到着。



エレベーターを降りると、真下に美しい「五稜郭」の姿が広がっています。


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初めて見る光景に、今回の旅で函館に来て良かったと、つくづく思いました。



平日で観光シーズンオフだからでしょうか、日本人より外国人観光客の姿が目立ちます。



反対側からは、「函館山」を望むことが出来ます。今夜は、あそこの展望台から、函館の街の夜景を楽しむ予定です。朝の天気予報から一転して、曇り[曇り]空が広がって来ました、綺麗な夜景が見られることを祈ります。


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展望台2階には、函館と五稜郭の歴史を学べる、展示スペースもあります。



眺望を満喫して、エレベーターで2階まで降り、階段で1階にあるガラス張り広場の“アトリウム”に降りてきました。



アトリウムには、小学生の集団が、列を作っています。今朝、青森からの津軽海峡フェリー「ブルーハピネス号」に乗り合わせていた子供たちです。



我々は、優先下船対象だったので、接岸後、15分程で「五稜郭タワー」に着くことが出来ましたが、団体行動の彼らがバスに乗り込み、ここまで来るのに時間がかかったのでしょうね。



アトリウムを出て、「五稜郭」の真ん中に鎮座する「函館奉行所」に向かいます。



後ろを振り返ると、五角形の「五稜郭タワー」を下から見上げることが出来ます。見上げた空からは、小雨[雨]が降り始めてきました。


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「函館奉行所」は、幕末の函館開港により設置された江戸幕府の役所です。戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争後に、解体されましたが、平成22年(2010年)に、復元されました。


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15:15に館内に。入館料は、500円です。


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館内は、幕末の函館奉行所が忠実に再現されていて、展示物などで当時を学ぶことが出来ます。



16:15にタワーのアトリウムに戻り、ドリンクコーナーで一服することに。メロンソフトクリームのポップ広告に目が奪われます。旅に出ると、ソフトクリームが食べたくなるのは、なぜでしょうかね。



残念ながら、メロンが売り切れで、バニラ 260円(税込)で、我慢することに。お楽しみは、明日に取っておくことにします。


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「五稜郭タワー」前には、客待ちをしているタクシーの列が出来ています。観光シーズンだったら、タクシーを捕まえるのに苦労するでしょうね。



16:40に、今夜の宿[ホテル]「東横イン函館駅前朝市」に到着。宿泊代は、税・サービス料込で、5,616円。



室内はそれほど広くはありませんが、小奇麗にまとまっていて、ベッドも寝心地が良さそうです。


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部屋で小休止をして、18:40に駅前のバスターミナルに向かいます。ホテルの外に出ると、雨足が強く、風も吹いています。



予定では、駅前からバスに乗り、ロープウェイに乗り換えて、展望台に行くつもりでした。



18:45には、バスが駅前を出発[バス]。このバスには、今時では珍しく、車掌さんが同乗しています。



乗車してから、車掌さんのアナウンスで分かったのですが、このバスは、函館山の展望台が終点です。



終点まで乗っても400円。ロープウェイの往復運賃 1,280円と比べると、お得なので、そのまま展望台まで行くことにします。



雨足は強くなり、展望台からの夜景も危うくなってきました。知らずに、バスの左側の席に座ったのですが、車掌さんから、二合目付近では、バスの右側の窓から、街の夜景が見えるとのアナウンスがあり、その通り、右側の席の乗客は、一瞬ですが、夜景を楽しめたようです。



19:10に展望台の前の停留所に到着。外は、雨風がさらに強く[小雨]なっていて、寒さを感じるほどです。



びしょ濡れになりながら、展望台まで向かったのですが、残念ながら、街の方向を見下ろしても、漆黒の闇です。



雨風の強さに我慢が出来ずに、ロープウェイの山頂駅内に、避難します。建物の中の至るところに、ロープウェイで上がってきたものの、夜景が見られな方観光客が、所在なさげにたむろしています。その中に、あの弘前市の小学生の修学旅行の一団もいました。彼らに、遭遇するのは、本日三回目です。



トイレに入っただけで、バスの発着所に戻ります。行きと逆で、帰りは、二合目付近から、左側に街が見えるので、今回は、満を持して、左側の席に座ります。


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バスは、19:25に麓に向かい出発。山頂での滞在時間は、僅か15分でした。



二合目付近まで降りてくると、バスは徐行してくれます。必死になって、窓の曇りを払い、撮った一枚です。


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19:25に函館駅前に到着。お腹が空いてきました。



一旦ホテルに戻り、駅前にある、郷土料理の「雅家(がや)」に入店したのが、20:00。2階の座敷席に案内されました。


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山頂で寒い思いをしたので、“北の誉”の燗酒で身体を温めます。お値段は、二合で、1,200円(税込)。


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旬の“活(かつ)イカ” 一杯 1,400円。


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“タラともつ鍋” 二人前 2,800円。


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“函館風じゃがバター”550円。 熱々のじゃがバターに、イカの塩辛は抜群の相性でした。


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満腹になる頃には、身体はポカポカです。



ホテルに戻ったのが、21:30。こうして、旅の最後の晩がふけていきました。


 


★ 続きは、『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 (その9:最終回)で ★ 


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