演劇 19幕 『石見神楽公演』 [演劇]

 隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第19回は『石見神楽公演』です。

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昨日(2月14日)『石見神楽(いわみかぐら)』の公演を観に行きました。


石見神楽は、島根県西部「石見地方」に古くから受け継がれている伝統芸能です。種々の神楽が日本全国で伝承されていますが、石見神楽はリズムの軽快さと衣装の豪華さで他に類を見ない独特のものです。


場所は、『文京シビックセンター』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/08c4444122679eb71808ad22214e0098 にある「シビック小ホール」。

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出演は、島根県益田市の「真砂神楽保存会」のみなさん。


この公演は、文京区ゆかりの文人 森鷗外の生誕地 島根県津和野町を含む高津川流域都市交流協議会と文京区の共催により開かれました。


公演前には、津和野町町長と成澤文京区長 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/13318c6be21159369ba4d269277f77a8 の挨拶もありました。


最初の演目は“天神(てんじん)”。菅原道真が、藤原時平により九州太宰府に流されてしまいます。道真が雷神となり時平を成敗する場面を神楽化した物語です。


神楽を生で観るのは初めてですが、優雅な音楽や舞を想像していたのですが、奏楽は荒々しく、舞は激しく、衣装は、歌舞伎や能のように派手です。


休憩を挟んで演じられたのが“大蛇(おろち)”。石見神楽を代表する演目で、須佐之男命(すさのおのみこと)が、大蛇を退治する物語です。

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八頭ものの大蛇が登場し、ステージ狭しと暴れまくります。

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公演終了後には、公演中禁止されていた、撮影が可能となり、大蛇の前で記念撮影する人で賑わいました。

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「真砂神楽保存会」の演者の皆さんは、地元を前日の夜8時半にバス[バス] で出発し、この日の朝8時に「文京シビックセンター」に到着したそうです。

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この激しい演目を昼夜二公演を行い、またバスで帰るとのこと。本当にお疲れ様でした。


===「演劇」バックナンバー ===
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1~9幕 省略

10幕 2014/1/15 『コンダーさんの恋』明治座 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9490a5a9185b1fd876b7fe5c05c121e

11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1bc9ed6087b91559e8840b4c64971d69

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.1』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25

13幕 2014/7/17 『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3ba37441036907ba1976cea477cd7806

14幕 2014/11/1 『しあわせのタネ』座・高円寺2 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50

15幕 2014/11/12『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.2』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82ca8a9e2561e6302bdc3c28c2bd5350

16幕 2014/12/18『お笑い浅草21世紀「文七元結」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/05fc3265024be69f60fc3ec0f595ce72

17幕 2014/12/27『文京区民能楽鑑賞会』宝生能楽堂 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cdadba053155ab224aba755c153bd258

18幕 2015/1/11 『CHRIST~クライスト~』六行会ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/19a81d92472ea2ced1c9d30e4443ad41


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演劇 18幕 『CHRIST~クライスト~』 [演劇]

隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第18回は『CHRIST~クライスト~』です。

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昨日(1月10日)は、“密室サスペンス・ロックミュージカル” と銘打った『CHRIST~クライスト~』を観に行きました。


構成・台本・作詞・演出・振付は「絶倫マリー」、会場は品川区北品川の「六行会(りっこうかい)ホール」。同行してくれたのはHonjさんです。


キャストはシングルキャストと、[ハート](ハート)チーム・[スペード](スペード)チームのダブルキャストになっています。


[ハート]チームに、これまで舞台を観たことのある女優さんが二人います。


昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25? http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82ca8a9e2561e6302bdc3c28c2bd5350 に出演した高橋伶奈さんと、


しあわせのタネhttp://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50 に出演していた高松舞さんです。

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「六行会ホール」に行くのは初めてでしたが、京浜急行[電車] 新馬場駅から徒歩2分で判り易い場所です。

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ロビーも広々としています。

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真っ赤な照明が場内を照らしていて、開演前から妖しい雰囲気を醸し出しています。


ストーリーは、「絶倫マリー」という劇団が公演会場の下見にメンバー13人で出かけます。


メンバー達はいつの間にか密室の中に閉じ込められてしまいます。


13人という数字がミソで、これはキリストと12人の使徒(しと)を暗示しています。


メンバーの前に悪魔と悪魔の使者達が現れ、13人の中にキリストが居て、メンバーを皆殺しにしようとしていると告げます。


そして、13人の間で、殺人者のキリストを探す“クライスト・ゲーム”が始まります。


仲間であるはずのメンバーがお互いに疑心暗鬼になり、恋人にさえ疑いの眼を向けてしまいます。


高橋伶奈さんは、「絶倫マリー」の劇団員“伶奈”役、高松舞さんは悪魔の使者役でした。


皆さん、演技も歌も上手で、「絶倫マリー」の世界に引き込まれてしまいました。


エンディング間近には、控えのチームが舞台に現れるシーンの演出も素敵でした。


ただ、もう少しダンスのシーンが多くても良かったのでは。皆さん芸達者で、ダンスも上手だったのでダンス・シーンが少なかったのが残念です。


終演後に、Honjさんと近くの「居酒屋 もつ平」でホッピーを飲みながら、当日の観劇の感想などを熱く、5時間も語り合いました。


もっと飲んでいたかったのですが、夜公演が観終わった方々が入店して来そうな時間になってしまったので、お店から退散しました。


尚、『CHRIST~クライスト~』の千秋楽は、13日(火)の13:00からの昼公演です。

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1~5幕 省略

6幕? 2013/7/17 『香華』新橋演舞場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_2ac3.html

7幕? 2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

8幕? 2013/10/15『一谷嫩軍記』国立劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_e86a.html

9幕? 2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

10幕 2014/1/15 『コンダーさんの恋』明治座 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9490a5a9185b1fd876b7fe5c05c121e

11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1bc9ed6087b91559e8840b4c64971d69

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.1』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25

13幕 2014/7/17 『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3ba37441036907ba1976cea477cd7806

14幕 2014/11/1 『しあわせのタネ』座・高円寺2 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50

15幕 2014/11/12『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.2』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82ca8a9e2561e6302bdc3c28c2bd5350

16幕 2014/12/18『お笑い浅草21世紀「文七元結」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/05fc3265024be69f60fc3ec0f595ce72

17幕 2014/12/27『文京区民能楽鑑賞会』宝生能楽堂 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cdadba053155ab224aba755c153bd258


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演劇17幕 『文京区民能楽鑑賞会』 [演劇]

 隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第17回は『文京区民能楽鑑賞会』です。

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『文京区民能楽鑑賞会』は、隊長が住む文京区内における能楽文化一層の普及・振興を目的として、公益社団法人「宝生会」の協力により、区民限定で毎年開催される能楽公演です。


平成26年度の鑑賞会が12月21日(日)に開催され、観に行きました。会場は、文京区本郷1-5-9にある「宝生能楽堂」。


同能楽堂に行くのは、9月の『文京区謡曲大会http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452 以来、2度目です。


この日の演目は、狂言「萩大名(はぎだいみょう)」と、能「夜討曽我(ようちそが)」。


「萩大名」は、田舎大名が遊山に出掛けようと召使い(=太郎冠者)に相談すると、召使いは、宮城野の萩が盛りの庭見物を提案します。


その庭の持ち主は大の当座好き(=即興の和歌を詠むこと)で、見物客に所望すると言います。


歌を詠む才能のない大名に、召使いは一計を案じ、和歌のカンニング法を伝授するのですが・・・。


「夜討曽我」は、曽我十郎・五郎の兄弟が、父の敵を討つべく富士の裾野へやってきます。


兄弟は、従者を呼び寄せ仇討ちの事を打ち明け、形見の品を持たせて故郷へ帰します。


首尾よく父の敵を討ち果たしますが、警護の手に捉えられてしまいました。


区民鑑賞会なので、演目の前後には、解説と質疑応答があり、初めて能楽に触れる人にも易しく楽しみ方を教えてくれます。


解説の能楽師 佐野登さんが、「今日、能楽堂に来る時に水道橋駅近くで、“チケットを譲って下さい” と書いた紙を持っている若い娘が何人もいました。」


「てっきり、能の公演のことかと思ったら、東京ドームでした。ドームには五万人もの観客が集まるのに、能楽堂の500席を埋めるのに四苦八苦している。」


と仰っていました。


当日は、嵐の東京ドーム5日間連続コンサートの最中でしたね。それと比較して、能の人気の少なさを自虐的に仰ったのでしょう。


同じ伝統芸能の歌舞伎は、歌舞伎座のチケットがなかなか入手出来ないほど、人気があります。


また、相撲も最近、人気を盛り返しています。


何故、能楽は歌舞伎や相撲と比べて、観る人が少ないのでしょうか。


隊長が思うには、一つには興業システムの違いがあると思います。


歌舞伎の興行主は、ほぼ松竹が独占していますし、相撲の興業を行っているのは相撲協会だけです。


一方、能は五流派がそれぞれ独自に公演を行い、流派間の交流が殆どありません。


相撲の各部屋が相撲協会に所属している様に、能の五流派と狂言の二流派が、能楽協会(仮称)を作り、その下で興業すれば、もう少し人気が出てくるのではないでしょうか。


尚、「宝生能楽堂」の外観、舞台、観客席の写真はこちらをご覧下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/039ff12bae982d4c9a2638e729197452

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6幕  2013/7/17 『香華』新橋演舞場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_2ac3.html

7幕  2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

8幕  2013/10/15『一谷嫩軍記』国立劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_e86a.html

9幕  2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

10幕 2014/1/15 『コンダーさんの恋』明治座 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b9490a5a9185b1fd876b7fe5c05c121e

11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1bc9ed6087b91559e8840b4c64971d69

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.1』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25

13幕 2014/7/17 『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3ba37441036907ba1976cea477cd7806

14幕 2014/11/1 『しあわせのタネ』座・高円寺2 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50

15幕 2014/11/12『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.2』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82ca8a9e2561e6302bdc3c28c2bd5350

16幕 2014/12/18『お笑い浅草21世紀「文七元結」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/05fc3265024be69f60fc3ec0f595ce72


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演劇 16幕 『お笑い浅草21世紀「文七元結」』 [演劇]

隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第16回は、『お笑い浅草21世紀「文七元結」』です。

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『お笑い浅草21世紀』は、1998年1月に旗揚げした浅草を拠点に活動する喜劇劇団で、毎月「浅草木馬亭」で定期公演を開いています。


今年7月公演の「お菊の皿」 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3ba37441036907ba1976cea477cd7806 を観に行ってからファンになりました。


12月公演の演題が「文七元結(ぶんしち もっとい)」。「文七元結」は江戸時代の庶民を題材にした落語の人情噺です。


観劇の前に、「雷門」脇にあるファミマでアルコール飲料とおつまみを買います。「浅草木馬亭」は、飲み物・食べ物持ち込み自由で、客席で飲食が出来ます。


「浅草木馬亭」の前では、劇団員が元気に呼び込みをしています。

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2部構成の1部では、漫談、コント、歌謡ショーがありました。


今月の歌のゲストは奈月れいさん。彼女のオリジナル曲を含め数曲を歌ってくれましたが、ラストの曲が“夜来香”です。

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“夜来香”は、隊長が好きな曲で、これまでに「アジアの歌姫」の『テレサ・テンhttp://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8e93d5fd98bcd81822dc14020b19cc21 、『山口淑子さんhttp://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7349da2dde9bbf32afbb8f073d911a9c で取り上げています。


奈月れいさんの“夜来香”は、こちらでお聞きください⇒ https://www.youtube.com/watch?v=xcDmDd0w8XI&feature=youtu.be


彼女は、2部のお芝居でも、花魁(おいらん)役に挑戦しています。

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「文七元結」は、笑いあり涙ありの昭和の香りのするお芝居でした。

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【座長の大上こうじさん】

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【長縄龍郎さん】


『お笑い浅草21世紀』で本年の笑い収めをした後に立ち寄った「浅草寺」の境内では羽子板市が開催されていました。

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境内には、外国人観光客の姿が目立ちました。

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尚、12月公演「文七元結」は、21日(日)迄です。
 

お問い合わせ先は、「浅草21世紀」03-3844-2130へ[電話]


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1幕  2012/1/14 『アイ・ガット・マーマン』日比谷シアタークリエ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_1269.html

2幕  2012/5/19 『爛々と燃ゆる』渋谷ギャラリールデコ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_3b4a.html

3幕  2012/6/4  『泣いて笑った私の人生』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/06/post_c907.html

4幕  2013/1/14 『あかつき』荻窪アトリエだるま座 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html

5幕  2013/1/16 『普通の女4』赤坂明日にかける橋 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/4_5234.html

6幕  2013/7/17 『香華』新橋演舞場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_2ac3.html

7幕  2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

8幕  2013/10/15『一谷嫩軍記』国立劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_e86a.html

9幕  2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

10幕 2014/1/15 『コンダーさんの恋』明治座 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/10_c1cb.html

11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/11_4a9f.html

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.1』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25

13幕 2014/7/17 『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3ba37441036907ba1976cea477cd7806

14幕 2014/11/1 『しあわせのタネ』座・高円寺2 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50

15幕 2014/11/12『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.2』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82ca8a9e2561e6302bdc3c28c2bd5350


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演劇 15幕 『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.2』 [演劇]

         =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=


隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第15回は『昭和歌謡コメディ ~築地ソバ屋笑福寺~ Vol.2』です。

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11月8日(土)に、作・演出が山添ヒロユキさんの『昭和歌謡コメディ ~築地ソバ屋笑福寺~ Vol.2』を観に行ってきました。

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この劇は、その名の通り、昭和のアイドル江藤博利さん、林寛子さんの2人がプロデュースするお笑い劇。2部構成で、1部はお芝居、2部はトーク&歌謡ショーです。

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今年の3月には『昭和歌謡コメディ ~築地ソバ屋笑福寺~ Vol.1』を観に行ってます http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25


会場は、Vol.1と同じ 東京メトロ日比谷線 築地駅前の「築地本願寺 ブディストホール」。

今回も、知り合いのミュージカル女優 高橋伶奈さんが出演しています。

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ご一緒したのは、友人の本城敬志さんと 『しあわせのタネhttp://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50 で、新婦の父役を演じた山田直樹さん。



1部の芝居は、江藤博利さん演じる老舗のソバ屋の主人と、女将さんを演じる林寛子さんを中心に、ソバ屋の隣の笑福寺に大衆演劇の興業がやって来て大騒ぎになる、人情コメディです。



奈さんは、前回と同じくソバ屋のアルバイト店員を演じています。



スタッフ・キャストがVol.1とほとんど同じためでしょうか、まるでファミリーの様なチームワークで、笑いの質が前回より数段も面白くなっています



ギャクがツボにはまってしまい、笑い過ぎて回りの人に迷惑をかけるのではないかと、笑い声を噛み殺していたくらいです。



奈さんは、今回は立ち回りも見事に演じて、前回とは違う顔を見せてくれました。



2部のトーク&歌謡ショーは、江藤さんのアイドルグループ「ずうとるび」時代の曲や、林寛子さんと演歌歌手はやとさんとのデュエット曲など盛りだくさんでした。



1部に出演した女優さん達(1名は男性)が往年のバックダンサー「スクールメイツ」として踊ってくれました。

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最後には「YMCA」をステージ・客席一体となって歌い・踊り、大盛り上がりでした。



尚、来年5月にはVol.3も予定されているそうなので、今から楽しみです。




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1幕 2012/1/14 『アイ・ガット・マーマン』日比谷シアタークリエ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_1269.html

2幕 2012/5/19 『爛々と燃ゆる』渋谷ギャラリールデコ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_3b4a.html

3幕 2012/6/4 『泣いて笑った私の人生』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/06/post_c907.html

4幕 2013/1/14 『あかつき』荻窪アトリエだるま座 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html

5幕 2013/1/16 『普通の女4』赤坂明日にかける橋 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/4_5234.html

6幕 2013/7/17 『香華』新橋演舞場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_2ac3.html

7幕 2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

8幕 2013/10/15『一谷嫩軍記』国立劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_e86a.html

9幕 2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

10幕 2014/1/15 『コンダーさんの恋』明治座 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/10_c1cb.html

11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/11_4a9f.html

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~Vol.1』築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/de0a35754b3fcd906ce90432f38d3e25

13幕 20144/7/17『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/07/13_21_f05a.html

14幕 2014/11/1 『しあわせのタネ』座・高円寺2 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bba89f72523fe861e27a8218b45ee50


演劇 14幕 『しあわせのタネ』 [演劇]

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隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第14回は『しあわせのタネ』です。

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10月29日(水)に、友人の本城敬志さんが出演する『しあわせのタネ』を観に行ってきました。


会場は、JR中央線[電車]高円寺駅近くの「座・高円寺2」。

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隊長のブログ「演劇」では、これまで本城さんが演出をするミュージカル『シンデレラhttp://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html を紹介しています。


『しあわせのタネ』の脚本は坂口理子さん、演出は上條恒さん、音楽は鈴木あいさん、振付が高松舞さんです。


主な出演者は、上條恒彦さん、若井久美子さん、山田直樹さん、市村啓二さん、片岡伸吾さん、鈴木良一さん、などです。


会場の「座・高円寺」には3つのホールがあり、『しあわせのタネ』の公演が行われるのは地下2Fの「座・高円寺2」です。

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ホールの中に入ると、舞台には結婚式の披露宴会場のセットが設営されています。隊長の席は最前列、役者さんの細かい感情表現の演技まではっきりと見ることが出来ました。

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『しあわせのタネ』は、結婚式の披露宴でのものがたりで、出演者は新郎・新婦、家族に扮し、観客は招待客の設定です。


入場時に配られてパンフレットには、結婚する両家の相関図が描かれていたり、劇中の専門用語の説明も書かれていて、パンフを見る者にこの劇への期待感を高めてくれます。

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ストーリーは、都会から農家の婿に入る予定の新郎(片岡伸吾さん)に、新婦の祖父(上條恒彦さん)が披露宴当日まで反対しています。


背景に、日本の農業問題が見え隠れしています。本来ならば難しい問題を、この劇では面白おかしく、観客に教えてくれます。


劇が始まるやいなや、ハイテンションの披露宴司会者(市村啓二さん)や新郎・新婦の従姉妹・従兄弟たちが歌い、踊り始めます。


ミュージカル仕立てなのですが、出演者のみなさんの歌、踊りのレベルの高さに感心しました。


ウェディングドレスを着た新婦(若井久美子さん)の歌には、思わず涙がこぼれそうになってしまいました。さすが、ミュージカル出演豊富な女優さんですね。


従姉妹・従兄弟役の皆さんの踊りも素晴らしかったのですが、特に目を引いたのが、従姉妹役の高松舞さん。それもそのはず、振付も担当されている方なのですね。


本城さんが演じるのは、新婦の叔父 重盛宏、ハマり役でした。


久しぶりに本城さんのダンスを見ましたが、キレがありましたよ。これも高松さんの指導のおかげかな。これだけ踊れるのなら、隊長と一緒にダンス・レッスンを受けましょうね。


酔っ払いの叔父さん役の本城さん、「痛風になってしまった」のセリフは台本通り、それともアドリブですか(笑


最後まで笑い、泣かせて、そして勉強になった芝居でした。


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11幕 2014/1/26 『みすゞかる』新宿三丁目SPACE雑遊 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/11_4a9f.html

12幕 2014/3/24 『昭和歌謡コメディ~築地ソバ屋笑福寺~』築地本願寺ブディストホール http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/03/12_70db.html

13幕 20144/7/17『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」』浅草木馬亭 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/07/13_21_f05a.html


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演劇 13幕 『お笑い浅草21世紀 「お菊の皿」』 [演劇]

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隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第13回は『お笑い浅草21世紀「お菊の皿」です。

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お笑い浅草21世紀』は、1998年1月に旗揚げした、浅草を拠点に活動する喜劇劇団。


毎月「浅草木馬亭」で、定期公演を開いていて、7月の公演が『~怖い喜劇~お菊の皿』です。


当日は地下鉄[地下鉄]「浅草駅」で下車、会場の「浅草木馬亭」に向かうために、先ず「雷門」を潜(くぐ)ります。「仲見世通り」は、多くの観光客で賑わっています。約半数は外国の方です。

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次に、「浅草寺」の左手にある「奥山おまいりまち」に入ります。

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すると、右手に「浅草木馬館」と「浅草木馬亭」が見えて来ます。

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「浅草木馬亭」の前では、劇団員が呼び込みしていました。

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開演前には、劇団員が通路を、ビール等を売り歩きます。劇場内では、飲食が可能です。勿論、隊長も観劇前にビールで喉を潤します。会場はほぼ満席、場所柄か年齢の高い方が多いです。

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演劇の前に、漫談にコントが2本、それに歌がありました。休憩を挟み、『~怖い喜劇~お菊の皿』の上演です。


“怪談番町皿屋敷” をベースに、“お菊さん” が現代に現れると言う筋です。まあそこは~怖い喜劇~と銘打つているように、怪談というより、“お菊さん” が面白おかしく奮闘します。

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最初の漫談から、休憩の10分間を挟み、終演までの2時間半、づっと笑いっぱなしでした。


終演後には、座長の「大上こうじ」さんの記念写真を撮らせていただきました。

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隣の大衆演劇の「浅草木馬館」の前でも、終演後の役者さんの記念写真を撮る観客で賑わっていました。

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帰り道「東京スカイツリー」が綺麗に見えました。

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最後に「浅草寺」にお参りをして帰りました。この日は、浅草で楽しい時を過ごすことが出来ました。

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尚、7月公演『~怖い喜劇~お菊の皿』は、20日(日)迄です。


お問い合わせは、「浅草21世紀」[電話] 03-3844-2130へ。

 

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演劇 12幕 『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.1』 [演劇]

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隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第12回は『昭和歌謡コメディ ~築地 ソバ屋 笑福寺~ Vol.1』です。

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この劇は、その名の通り、昭和のアイドル江藤博利、林寛子、大場久美子の3人が繰り広げる、お笑い劇です。2部構成で、1部はお芝居、2部は3人の歌謡ショー。


知り合いのミュージカル女優 高橋伶奈さんが1部に出演するので、Honjさん達と観劇しました。

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会場は、東京メトロ日比谷線 築地駅前の「築地本願寺 ブディストホール」。

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築地本願寺に行くのも初めてですし、境内に劇場があることも知りませんでした。


ホールには沢山の花輪が飾られていたり、3人のブロマイド等を物販していたり、開演前から華やかな雰囲気です。

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ストーリーは、江藤博利演じる老舗のソバ屋の主人を中心とした人達と、ソバ屋を地上げしようとする地上げ屋との、ドタバタ人情コメディ。


高橋伶奈さんは、ソバ屋のアルバイト店員。ソバ屋のアイドル的存在で、劇中で歌も歌い、恋もする重要な役です。


彼女の劇を見るのは初めてですが、ベテランの間に入っても、臆すことなく役どころに徹していました。


2部の歌謡ショーも懐かしい曲で、3人のトークの妙に大笑いしてしまい、舞台の上の林寛子さんから、「そこのお客さん笑い過ぎ!」と突っ込みを入れられるくらいでした。


シリアスな劇も良いですが、この様に大笑いできる芝居もいいですね。

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1幕  2012/1/14 『アイ・ガット・マーマン』日比谷シアタークリエ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_1269.html

2幕  2012/5/19 『爛々と燃ゆる』渋谷ギャラリールデコ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_3b4a.html

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5幕  2013/1/16 『普通の女4』赤坂明日にかける橋 http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/4_5234.html

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演劇 11幕 大森匂子作 『みすゞかる』 [演劇]


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隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第11回は、新宿三丁目の“SPACE 雑遊” で上演された、大森匂子(わこ)作『みすゞかる』です。


この劇は「劇団劇作家」の本公演 “劇読み!Vo.5” の中で上演されました。

 

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“劇読み!Vo.5” は、13人の劇作家の戯曲をフェスティバル形式で上演する催しです。


大森さんの作品は、これまで2010年10月3日の『花と爆弾』を始めとして、


2012年6月4日に『泣いて笑った私の人生』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/06/post_c907.html


2013年1月14日に『あかつき』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html


2013年10月21日に『1300里の彼方~えにしの氷川丸』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html
 

の4本を観劇しています。


会場の“SPACE 雑遊” は、初めて行ったのですが、「御苑大通り」に面していてわかり易い場所でした。

 

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【作者の大森匂子さん@SPACE 雑遊】


『みすゞかる』は、大森さんの “信濃の女シリーズ” の第2弾で、彼女が長い間暖めていた作品です。


あらすじは、信州の松代で絹を紡ぐ家に生まれ、歌を詠む少女・梓(あずさ)が、大正から昭和の日々を、幼い野心と志を持ち、けなげに、けれど不器用に生きた物語です。


主人公の梓を演じるのは、『1300里の彼方~えにしの氷川丸』で、中国人のお手伝いさん役を演じた沼口莉瑳。


他に、明樹由佳、枝元萌、神山寛、河合杏南、河南由良、清水泰子、西原純、野口俊丞、浜野隆之、船津基が出演しています。


“劇読み”は、その名の通り、舞台で役者さんが、脚本をリーディング(読む)するのですが、初めて観た“劇読み”は新鮮でした。


舞台の上にあるのは、椅子だけで、小道具もなく、役者さんの衣装も私服のままですが、関根信一の演出の巧みさか、本物の舞台を観ているように情景に入り込むことが出来ました。


ストーリーは、いわゆる「悲恋物語」なのですが、大正から昭和の時代を生きた“自立した女”が見事に描かれていました。


劇には松井須磨子など、実在の人物が登場したり、小石川など隊長の住む文京区の地名が何度も出てきて、より深く作品に魅了されました。


まさに、“匂子(わこ)ワールド”全開の作品でした。


尚、作者の大森さんは、昨年11月に『まほろばのまつり』で「第3回宇野重吉演劇賞」の最優秀賞を受賞されています


大森さん、受賞おめでとうございました。

 


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4幕 2013/1/14 『あかつき』荻窪アトリエだるま座⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html

5幕 2013/1/16 『普通の女4』赤坂明日にかける橋⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/4_5234.html

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7幕 2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

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9幕 2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

10幕 2014/1/15『コンダーさんの恋』明治座⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/01/10_c1cb.html

 

 


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演劇10幕 『コンダーさんの恋』@ 明治座 [演劇]


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隊長が観た芝居・ミュージカルを紹介する「演劇」の第10回は、日本橋浜町の “明治座” で上演されている 『コンダーさんの恋~鹿鳴館騒動記~』です。

 

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この劇は、明治時代に鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)が、町娘・前波くめと結婚したという史実を元にしたコメディーです。


コンドルは、鹿鳴館以外にも三菱1号館やニコライ堂など多くの歴史的建造物の設計にも関わりました。


又、『東京駅丸の内駅舎』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/09/tokyo-station-r.html を設計した辰野金吾は、コンドルの生徒にあたります。


明治座は、都営新宿線浜町駅、東京メトロ日比谷線人形町駅からも行けますが、隊長が利用したのは東京メトロ[地下鉄]半蔵門線水天宮前駅です。


水天宮前駅を降り、甘酒横丁を通り、立ち寄ったのが「人形町 志乃多寿司總本店」。目的は芝居の幕間に食べるお弁当を買い求めるためです。

 

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購入したのは、いなりずしとのり巻きの詰め合わせ “のり巻き志乃多9ヶ入” 735円(税込)。


清洲橋通りに面した明治座の反対側にあるのが、改築のために移転している水天宮の仮宮です。

 

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この日は、丁度1月13日の成人の日だったので、晴れ着姿の参拝客も見かけました。

 

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初めて入った明治座は、思っていたよりも舞台と客席の距離が近かったです。

 

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主な出演者は、大地真央、牧瀬里穂、葛山(かつらやま)信吾、葛山信吾、ベンガル、江守徹です。


あらすじは、近代日本のイメージアップのために迎賓館・舞踏会場として明治16年に建設された「鹿鳴館」。


ところが当時ダンスを踊れる日本女性は皆無でした。そこで、踊りの師匠や芸者らにダンスを教えて、舞踏会に出席させようという計画が立てられました。


大地真央が演じる菊川流の踊り手・前波くめは、師匠から西洋ダンスを習うことに反対されます。


ところが、恋人のコンダーさん(コンドル)のために、反対を押し切ってダンスを習い始めます。


この計画には、牧瀬里穂が演じるダンスが踊れる米人女性クララ、葛山信吾が演じる勝海舟の三男・梅太郎などが中心となりました。


これに陸軍卿から文学博士、建築助手、料理長、護衛官らが加わり、ドタバタの恋愛劇を繰り広げます。


歌あり、踊りあり、笑いあり、涙ありの初春にふさわしい芝居でした。


尚、『コンダーさんの恋』の上演は1月27日迄ですので、ご興味のある方はお急ぎください。

 


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1幕 2012/1/14 『アイ・ガット・マーマン』日比谷シアタークリエ⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/01/post_1269.html

2幕 2012/5/19 『爛々と燃ゆる』渋谷ギャラリールデコ⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/05/post_3b4a.html

3幕 2012/6/4  『泣いて笑った私の人生』銀座みゆき館劇場⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/06/post_c907.html

4幕 2013/1/14 『あかつき』荻窪アトリエだるま座⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html

5幕 2013/1/16 『普通の女4』赤坂明日にかける橋⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/4_5234.html

6幕 2013/7/17 『香華』新橋演舞場⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/07/post_2ac3.html

7幕 2013/8/19 『シンデレラ』川崎ノクティホール⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/08/post_a690.html

8幕 2013/10/15『一谷嫩軍記』国立劇場⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_e86a.html

9幕 2013/10/21『1300里の彼方~えにしの氷川丸』銀座みゆき館劇場⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/1300_d57d.html

 

 


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演劇9幕 1300里の彼方~えにしの氷川丸~ [演劇]


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10月13日(日)は、友人の大森匂子(わこ)さんが脚本を書いた『1300里の彼方~えにしの氷川丸~』を、「銀座みゆき館劇場」に観に行きました。

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大森さんの劇を観に行くのは、昨年12月の『あかつき』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/01/post_5e4e.html 以来。


「銀座みゆき館劇場」に行くのは、昨年6月の同じく大森さん作『泣いて笑った私の人生』⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/06/post_c907.html 以来です。

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一緒に行ったのは、大学時代からの友人で大森さんの連れ合いのT君と、同じく大学時代からの友人のK君です。


隊長とT君、K君は、大学生の頃、「銀座みゆき館劇場」の隣の隣にある「銀座能楽堂ビル」の駐車場でアルバイトをしていました。


アルバイトの内容は、今は廃止されてしまいましたが、「銀座能楽堂ビル」には立体式の駐車場があり、そこで駐車場の機械の操作・車の誘導・料金授受の仕事でした。


そんな事から、「銀座みゆき館劇場」周辺は懐かしい場所なのですが、久しぶりに銀座に行ってみて、「銀座東芝ビル」も建て替えの為に解体され、周囲の様子も大分変わっていました。


さて、『1300里の彼方~えにしの氷川丸』の内容ですが、劇団“方の会”の主催者で、この劇にも出演されている、市川夏江さんが幼少の頃に過ごされた中国海南島での思い出てと、戦争が激しくなり同島から“氷川丸”で引揚げをした物語です。

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【劇場の入り口には氷川丸の模型も展示されていました】


恥ずかしながら、戦前の海南島に多くの日本人が住んでいた事も、今は横浜港に係留されている“氷川丸”に、こんな逸話が有ったなんて、この劇を観るまで、全く知りませんでした。


海南島には、今年の5月に行っているので、尚更、思い入れを込めて、観劇しました。


市川夏江さんが住んでいた、同島北部の“海口”にも行って、戦前からの古い街並みも見て来ました⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/vol22_12_10b3.html


又、戦争末期にはあちこちに機雷が沈められていて、市川さん達がやっとの思いで“氷川丸”に乗船した“三亜湾”も、今では観光客で賑わっています⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/06/vol22_15_6b16.html


海南島に行く前に、この劇を観ていたら、現地での感慨もさらに深いものになっていたでしょう。


今回の出演者は、ベテランの男優・女優さんが11名、若手が3名、子役の女の子4名の総勢18名です。

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ベテラン陣の演技の確かさは、言うまでもありませんが、若手・子役達も頑張っていました。


海軍通信官:根本を演じた新田将司さんは、前半の市川家でくつろいでいる時の表情と、後半の兵隊として、任務と恋人との狭間で揺れる苦悩の演技が光りました。


根本の恋人で、レストランの従業員 キンケイを演じた大木梓彩(あずさ)さんも、前半での子供達と“兵隊さんのおかげです”を歌い、踊った時の明るい表情と、恋人と引き裂かれるつらさを見事に演じていました。


4人の子役も、小劇場で観客との距離が近いのにも関わらず、それぞれの役に集中して演じていました。


セリフも完璧で、彼女達の演技に、何度も涙がこぼれそうになりました。


特に、市川さんの子供時代を演じた、前田優奈ちゃんには、感心しました。


妹を励ましながら、トンネルの中を進む時の演技には、妹思いの気持ちがストレートに伝わって来ました。


あと、素晴しいなと思ったのは、セット・照明・小道具です。


狭い空間にも関わらず、同じ舞台セットが、海口の家、氷川丸船内、列車内、等に変わり、照明と相まって、スコールの後の海口の家のベランダの光景は、まるで本物の様でした。


ランドセル、絵本などの小道具も、あり合わせの物ではなく、戦時中の雰囲気を出していました。


ただ、ひとつ残念だったのが、中国語のセリフです。


中国人役の3人が、中国語でセリフを喋るシーンが多かったのですが、大多数の観客に取っては、“謝謝(Xiexie)”ぐらいしか分からなかったのではないでしょうか。


隊長にも、普通の速さで話している中国語は聴き取れましたが、感情が高ぶって早口になるセリフは聞き取れませんでした。


日本語字幕を表示するか、セリフを片言の日本語で喋っても良かったのではないでしょうか。


尚、大森匂子さん脚本の次回の芝居は、来年1月22日~28日に「新宿 @SPACE雑遊」で行われる『みすゞかる』です。


今回の『1300里の彼方~えにしの氷川丸』で、中国人のお手伝いさん役を演じた沼口莉瑳さんが主演します。


本公演に関するお問い合わせは、「劇団劇作家」[携帯電話]:080-5498-5037まで。


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演劇8幕 歌舞伎 『一谷嫩軍記』 [演劇]


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10月10日(木)に、「国立劇場」に“10月 歌舞伎公演”を観に行って来ました。


演目は『一谷嫩軍記』(いちのたにふたばぐんき)と、『春興鏡獅子』(しゅんきょうかがみじし)です。

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「国立劇場」は、高校の課外活動で行った“歌舞伎鑑賞会”以来、実に久しぶり。


歌舞伎を観るのも、建て直す大分前の歌舞伎座で観て以来です。


「国立劇場」は皇居に沿って走る“内堀通り”に面しているので、行かれた事が無くても、場所をご存知の方は多いと思います。

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今回は、東京メトロ[地下鉄] 半蔵門線の「半蔵門駅」から向かいました。同駅から徒歩約5分です。


平日の昼間にも関わらず、1520席有る大劇場は満席です。

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『一谷嫩軍記』は、“平家物語”を下敷きにした、義太夫狂言です。


一谷の合戦で源氏の武将「熊谷次郎直美」は、後白河院の落胤(らくいん)「平敦盛」の首を討ち取りますが、実は首は大将「源義経」の密命で身代わりにした我が子「熊谷小次郎直家」だったと言うあらすじです。


「熊谷次郎直美」を演じるのは、同演目と関係深い“高麗屋”の松本幸四郎。「熊谷小次郎直家」を演じるのが、息子の市川染五郎


又、染五郎の息子 市川金太郎、市川中車(香川照之)⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/08/post_72ab.html の息子 市川團子(だんこ)も出演しています。


久しぶりの歌舞伎を堪能しました。


“国立劇場 10月 歌舞伎公演”は、10月27(日)まで上演されています。

 


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演劇7幕 ミュージカル 『シンデレラ』 [演劇]


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8月17日(土)に、友人の本城敬志さん⇒ http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/post_f316.html が演出をする、ミュージカル『シンデレラ』を観に行って来ました。

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会場は「川崎市高津市民会館ノクティホール」、主催者はamicoです。


amico主催のミュージカル公演は、今回が5回目ですが、隊長は、同じ「ノクティホール」」で行われた、2011年8月20日の第2回公演『白雪姫』を観に行ったことがあります。

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今回は、昼夜2回公演でしたが、隊長が観に行ったのは、13:30からの昼の部です。

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【「ノクティホール」が入る「ノクティプラザ2」】


開場13:00の10分前程に会場に着いたのですが、既に長い行列が出来ていました。


開場と同時に、定員600人の大ホールは、ほぼ満席です。お客様の3割位は、小学校入学前の児童達です。

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【公演前の大ホール。公演中の撮影は禁止です。】


主演は、シンデレラに工藤麻依さん、王子に西野純一郎さん。


ミュージカルのストーリーは、童話『シンデレラ』に忠実に沿って展開されますが、随所に“本城演出”が織り込まれています。


劇中で歌われた全16曲は、音楽監督の亀井博史さんの作曲です。


出演者の皆さんが、歌に踊りに全力に取り組んでいる姿が、客席に伝わって来ます。


子供達は、席から身を乗り出すように、舞台を注視しています。


隊長が、特に素晴らしいと思ったのは、シンデレラ役の工藤麻依さんです。


悲しい時の表情も、楽しい時の笑顔も素敵でした。


歌も、踊りも、演技も完璧に『シンデレラ』に成りきっていました。


それと、ネズミのトーポ役の土屋真奈美さんと、リトル王子役の岡野歩々未ちゃんも良かったです。


子供達だけでなく、大人達も本城演出の『シンデレラ』の世界に引き込まれていました。


終演後に、出演者がロビーで、お客様にご挨拶していたのですが、シンデレラの工藤麻依さんの前には長い行列が出来ていました。


シンデレラと一緒に記念写真を取ってもらった女の子の、夢見る様な表情が印象的でした。

 

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演劇6幕 『香華』 @ 「新橋演舞場」 [演劇]


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昨日(7月16日)は、『香華』の観劇に「新橋演舞場」まで行きました。

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【新橋演舞場】


香華(こうげ)とは、仏前に供える香と花のことで、こうばなとも言います。


『香華』は、有吉佐和子さんの原作で、1964年に木下恵介監督によって映画化されています。


今回は、大藪郁子さんの脚本、石井ふく子さんの演出で舞台化されました。


出演は、池畑慎之介(ピーター)さん、高橋惠子さん、佐藤B作さん、他です。

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【『香華』のポスター】

 


あらすじは、和歌山の大地主の娘に生まれた朋子(高橋惠子)が、遊廓に芸者として売られたが、律儀で聡明な性格と芸筋の良さを認められ、厳しく芸を仕込まれていました。


ある日、その遊郭に新しい女郎がやってくることになり、それが朋子の母親の郁代でした。 郁代は朋子とは正反対の自由奔放な性格で、数回の結婚と離婚を繰り返し、ついには女郎となっていたのです。


そこへ、郁代を慕って和歌山時代の下男、八郎(佐藤B作)が奉公先から押しかけてきます。それからの、朋子と郁代の波乱万丈の生涯が描かれていきます。


隊長が、「新橋演舞場」へ行ったのは初めてです。花道もあり、独特の雰囲気を持った劇場ですね。


お芝居は、芸達者な池畑慎之介さん、高橋惠子さん、佐藤B作さん達が、観客を泣かせたり、笑わせたりしてくれました。


特に池畑慎之介さんは、普段テレビでピーターとして見せる顔とは全く違った一面を見せてくれました。


『香華』は、7月22日(月)まで、新橋演舞場で上演されています。

 

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