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ブラジル周遊記 3日目 『マラカナン・スタジアム』 [ブラジル周遊記]


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 【3日目:4月11日(金)】 マラカナン・スタジアム


コルコバードの丘」への登山電車始発駅「ゴメス・ベーリョ」から移動して、11:45に「Estadio do Maracana(マラカナン・スタジアム)」に到着。

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マラカナン・スタジアム」は、1950年にブラジルW杯(FIFA World Cup)のために造られたサッカー[サッカー] 専用のスタジアムで、ご存知の様に、今年6月のW杯の決勝戦が行われる会場です。


1950年当時の収容人員は20万人以上と言われていますが、2011年から大規模な改装が行われ、現在の収容人員は7万6804人。


昨日は、スタジアムの見学が出来ませんでしたが、今日はオープンされています。見学入場料はR$20(1,000円)。

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スタジアムに入場すると直ぐに、日本代表の監督も務めた、ブラジルの英雄 ジーコの現役時代の像が出迎えてくれます。

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最初に見学したのは、1Fにある選手のロッカールームです。


ここには、昨年W杯のプレ大会として行われた “FIFAコンフェデレーションズカップ2013” で優勝したブラジルチームの選手のユニホームのレプリカが展示されています。

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ブラジル人の見学者達は、お気に入りの選手のユニホームの前で、記念撮影をしています。


次にエレベーターで5Fの記者席に上がりました。記者席からは、ピッチ全体が見渡せて、圧巻です。

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3Fのスタンド席から、再度、ピッチを見渡してから、1Fの選手入場通路からピッチに出ます。

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ピッチには、スプリンクラーから散水が行われていて、芝の手入れ状態もバッチリです。

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ピッチからスタンド席を見上げると、改めてスタジアムの大きさが実感できます。

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選手達が座るベンチに座って、記念撮影をすることが出来ます。

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 この場所で、日本とブラジルの決勝戦が行われたら、興奮することは間違いありません。

 1Fのショップでは、各種サッカーグッズも売っています。

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もっと、この場所に居たかったのですが、既に12:45。昼食の為に、泣く泣く「マラカナン・スタジアム」を去りました。


ランチの場所、「Estera do Sul(エストラレ・ド・スウ)」に到着したのが13:30。同店は、ブラジルの代表料理 “シュハスコ(シェラスコのブラジル・ポルトガル語での発音)” の代表店です。

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“シュハスコ” は、肉の塊に岩塩をかけてじっくりと焼き上げたブラジル風バーベキューで、ウェイターが串に差した肉を持って各テーブルを回り、客は好みの肉を切り分けてもらうシステム。


肉だけでなく、この店では、サラダや寿司、パスタなどもバイキング方式で、食べ放題です。この日のランチは、ツアー代金に含まれていますが、ガイドブックによると、この店の平日料金はR$50(2,500円)(飲料・デザートは別料金)。


お昼の時間を大分過ぎていますが、店内は賑やかです。 

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席につくやいなや、ウェイターが次から次へと、串に差した各種の肉を持って来ます。

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 店員が切り分けた肉を、ピンセット状の物で挟み、自分の皿に移します。

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食事のお供は、昨晩に続き “Choppe(ショッピ:生ビール[ビール])” R$10(500円)。


もう、肉を暫く食べたく無いと思う位、お腹一杯食べて、同店を出たのが、14:30。車に乗り込み、次の目的地『ポム・ジ・アスーカル』に向け出発です。

* 続きは『3日目:ポム・ジ・アスーカル』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2014/4/9 『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html

2日目 2014/4/10『ミナス料理のア・ミネイラ』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_1219.html

2日目 2014/4/10『コパカバーナ海岸』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_a972.html

3日目 2014/4/11『コルコバードの丘』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/3_26ad.html


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ブラジル周遊記 3日目 『コルコバードの丘』 [ブラジル周遊記]


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【3日目:4月11日(金)】 コルコバードの丘


リオ・デ・ジャネイロ滞在 初日の夜は、長旅の疲れからぐっすりと眠れ、起床したのが6:30。


シャワーを浴び、滞在先の「カリフォルニア・オットン・クラシック・ホテル[ホテル]」1Fのレストランで、7:00から朝食です。

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朝食は宿泊料に含まれていて無料。ちなみに、旅行会社に払ったホテル代は、ツイン利用で、税・サービス料込み、1人1泊 US$77(約8,000円)。


バイキング方式の朝食は、ハム、ソーセージ、豆料理、果物は豊富ですが、サラダ等、野菜類が全くありません。聞くところによると、ブラジル人は野菜をあまり食べないそうです。

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朝食後、ホテルの眼の前の「コパカバーナ海岸」に出てみました。歩道をジョギングをする人、浜辺を清掃する人など、朝から賑やかです。天気予報の最高気温は32℃、今日も暑く[晴れ] なりそうです。

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8:30にガイドの吉田さんが迎えに来てくれて、出発。この日も、我々3人に、ガイド1人、ドライバー1人の贅沢な観光です。


8:50には「コルコバードの丘」への登山電車の出発地点「ゴメス・ベーリョ」に到着。


180人乗りの、真っ赤なスイスのアプト式登山電車は、混雑を避けるために、旅行会社で予約済みです。

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渡されたチケットには、9:00の出発になっていますが、乗客がまだ集まらないのか、時間になっても発車しません。


やっと満員になった登山電車は、9:00に、海抜709mの頂上に立つ「キリスト像」に向かって出発です。


ガイドブックに書いてある様に、進行方向右側の席に座りました。理由は、左側は山側で景色が見えず、右側に座っていると、終点直前に絶景が見られる為です。


この日は、霧がかかっていましたが、車窓から写真の光景を撮ることが出来ました。手前に見えるのが「ホドリゴ・ジ・フレイタス湖」、その先が「イパネマ海岸」、右側に競馬場も見えます。

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20分後の9:20に終点に到着。昔は、ここから216段の階段を登って行かないと、「キリスト像」を拝めませんでしたが、今は、エレベーターとエスカレーターで上がることが出来ます。


エレベーターを降りて、エスカレーターに乗る当たりから、後姿が見えて来ます。いよいよ、憧れの「キリスト像」とご対面です。

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この像は、ブラジル独立100周年を記念して造られ、ニューヨークの「自由の女神」と向かい合わせに立っています。


身長30m、広げた両腕の長さは28m、頭の長さ・手の平とも3m、重さは1.145tもあります。

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落雷で損傷した右手中指の補修も終わった「キリスト像」が、優しく我々を迎えてくれます。

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像の前で、両手を広げたポーズで記念撮影をするのが定番ですが、混雑時は、手を広げる事も出来ない程、人で溢れているそうです。


この日は平日の午前中で空いているとは言え、他の観光客に邪魔され、かろうじて手を広げる事しか出来ず、像の上部までの完璧な写真は撮れませんでした。

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展望台の上からは、リオの街と海が一望出来、午後から行く「ボン・デ・アスカールの奇岩」も見る事が出来ます。

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像の台座の部分には「礼拝堂」も作られています。

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「コルコバードの丘」を満喫し、10:10発の登山電車で、下ります。帰りの電車は、ご覧の様に満員です。

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10:30に「ゴメス・ベーリョ」に戻り、駅付近の日系の土産物屋を覘いたあとに、次の目的地「マラカナン・スタジアム」に向け、出発です。

* 続きは『3日目:マラカナン・スタジアム』で *


(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)

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ブラジル周遊記 2日目 『コパカバーナ海岸』 [ブラジル周遊記]

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 【2日目:4月10日(木)】 コパカバーナ海岸


3日ぶりにシャワーを浴び、ベッドで仮眠を取ることが出来、英気を養ったところで、18:00にホテルを出ました。


真っ先に向かったのが、ホテルの目の前にある「コパカバーナ海岸」です。同海岸は、弓状に約3km続きます。


月の明かりと、海岸沿いの建物の灯りで、海岸は意外と明るいです。

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横断歩道を渡り、海岸沿いに続く歩道を通り、長い砂浜を歩き、波打ち際まで行くと、夜の帳(とばり)が下りているにも関わらず、海に入っている人たちがいます。

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波に足を入れると、水は冷たいです。


波打ち際は歩きづらいので、歩道に戻り、「イパネマ海岸」の方向に向かって歩きます。


この歩道には、「コパカバーナ」の象徴でもあるモザイクの敷石が敷き詰められています。敷石のデザインは、「イパネマ海岸」と異なっていて、それぞれのトレードマークになっています。


広い砂浜では、地元の若者達が、ビーチサッカーやビーチバレーを楽しんでいます。

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歩道際には、複数のキオスク(露店)があり、ビールやジュース、軽食を販売しています。

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モザイクの敷石の上では、露天商が布を広げ、Tシャツや民芸品を売っています。これは違法の様で、警官が近づいてくると、布を畳んで商品をしまい、姿を隠します。

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露天商を冷やかしながら、19:00には、ホテルの前まで戻りました。


ブラジルに来て、初めての夕食は、ガイドの吉田さんお薦めの、ホテル隣のレストラン「La Maison」です。

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同店は、ビルの1Fの店内でも食事が出来ますが、天気の良い今日は、勿論、歩道に張り出したテント造りのテーブル席でしょう。

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事前に吉田さんに紹介してもらった、副支配人の“Mauro”を呼んで、席に着きます。

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副支配人に、「マウロさ~ん」と呼びかけると、喜んで、片言の日本語で挨拶します。残念ながら、「マウロさ~ん」も、他のウェイターも英語は喋れません。


ポルトガル語のメニューを見ても、わからないので、吉田さんお薦めの“Frango a Passarinh(鶏の唐揚げ)”R$32(1,600円)と、“Batata Frito(ポテトフライ)”R$22(1,100円)を注文。

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飲み物は、“Choppe(ショッピ:生ビール)”R$5(250円)。1杯目を飲み干して、瓶ビールを飲みたかったのですが、無いとの事でChoppeをもう1杯。


ビールを飲みながら、海岸を眺めていると、ブラジルに来たのだと言う実感が改めて湧いて来ました。


尚、「La Maison」の電話番号[電話] は、021-2256-2581です。


近くの売店で、ミネラルウォーターを仕入れて、21:00にはホテルに戻りました。


こうして、ブラジル滞在初日は終わりました。


★続きは『3日目:コルコバードの丘』で★

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ブラジル周遊記 2日目 『ミナス料理のア・ミネイラ』 [ブラジル周遊記]

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【2日目:4月10日(木)】 『ミナス料理のア・ミネイラ』


立派なステンドグラスで有名な「カテドラル・メトロポリターナ教会」の見学を終えると、11:30。ブラジルに着いて、初めての食事の時間です。


ランチの場所は、ミナス料理の有名店で、ガイドブックにも載っている「A Mineira(ア・ミネイラ)」。

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ミナス料理は、ブラジル南部 ミナス・ジェライス州を中心とした地域で食べられる郷土料理で、豚料理や豆料理が主です。


お店に到着したのが11:50。正午前だったので、我々が一番乗りで、他のお客はまだ誰もいません。

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店内には、ミナス料理や、サラダ、デザートが並び、ビュッフェ方式で食べ放題です。

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お皿に料理を盛り付け、テーブルに戻りました。

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ドリンクは、ブラジル人が好んで飲む炭酸飲料「Guarana(ガラナ)」の瓶入りを頼みました。

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「ガラナ」は、ガラナの実をすりつぶして飲む飲料で、カフェインがコーヒーの5倍も含まれ、滋養強壮の効力があると言われています。


写真は、日本にも輸入されている“ANTARCTICA(アンタルチカ)社”の「ガラナ」です。


最初はガラガラだった店内も、正午を過ぎて暫くすると、満席です。


ミナス料理は、隊長の好みに合い、何回かお皿をお代わりしました。


満腹になって、お店を出たのが13:20。次に向かうのが、ボサノバの大ヒット曲“イパネマの娘”で、世界中に知られている「イパネマ海岸」です。


「イパネマ海岸」を車中から眺め、14:00に着いたのが、同海岸通りを山側に入ったところにある「H.Stern(H.スターン)社」。

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「H.スターン」は世界的に有名な宝石店で、ここでは原石から宝石の加工までを見学することが出来ます。


ショップで、同行のTさんが時間をかけて宝飾品選びをしていたので、店を出たのが、16:10。ホテルにチェックインをしたのが、16:20でした。


ホテルは「コパカバーナ海岸」のほぼ真ん中に位置する「CALIFORNIA OTHON CLASSIC(カリフォルニア・オットン・クラシック)」。

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リオに着いてから、初めて“FIFA WORLD CUP BRASIL”の看板を、フロントで見つけました。

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名前の通り、クラシックなホテルで、エレベーターのドアが木製です。2台あるこのエレベーター、ボタンを押しても、なかなか来ないし、止まる時に「ガタン」と揺れます。

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5階の部屋でしたが、エレベーターがなかなか来ないので、滞在中に何回かは階段で昇り降りをしました。


趣のあるホテルなのですが、部屋の設備も古く、バスルームのアメニティも充実していません。さらに残念だったのは、山側の部屋で「コパカバーナ海岸」が見えなかったこと。


それでも、夕食時間まで、3日ぶりにシャワーを浴び、ベッドで仮眠をすることが出来ました。

★続きは『2日目:コパカバーナ海岸』で★

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1日目 2014/4/9 『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html

2日目 2014/4/10『リオのカーニバル会場』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/2_b0ec.html


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ブラジル周遊記 2日目 『リオのカーニバル会場』 [ブラジル周遊記]

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【2日目:4月10日(木)】 『リオのカーニバル会場』


我が家を9日の午後2:30に出発してから30時間後の、現地時間10日の午前8:30にやっと、リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン(通称ガレオン)国際空港に到着しました。


リオと日本の時差は12時間なので、丁度昼夜が逆転した感じです。


空港に駐機している飛行機のほとんどは、ブラジルの航空会社TAM(タン)航空と、Gol(ゴウ)航空です。


ブラジルの入国審査、税関検査は米国の様に列が出来ることもなく、スムーズに通過出来ました。


出口には、今回の旅行を手配していただいた、南米専門の旅行会社「ツニブラトラベル」の現地ガイド 吉田武さんが待っていて下さいました。


日系二世の吉田さんは、20歳の時からリオに住まわれていて、80歳になります。とてもお元気で、我々3人のスーツケースをカートに載せて運んでくれます。


今日のスケジュールは、夕方まで市内観光をしてから、ホテルにチェックインです。その為、空港で米ドルから、ブラジルの通貨Real(ヘアウ)に両替する必要がありました。


ガイドの吉田さんから、空港はレートが良くないので、最低限の額を両替した方が良いとのアドバイスを頂いたので、100ドルだけ両替しました。


レートはUS$1=R$2.04でしたが、手数料がR$29.46(14%)も取られ、手取りはR$174.54でした。(今後、R$1=50円の換算で表記します)


空港の外に出ると、灼熱の太陽が注いでいます。気温は30℃を超えています。

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しばらく待っていると、バンが来ました。我々3人だけの為にガイド1名、ドライバー1名が付きます。贅沢な旅です。


9:20にガレオン空港を出発し、リオの市内に向かいます。


リオ・デ・ジャネイロという地名の由来は、1502年1月、グアナバラ湾を発見したポルトガルの探検隊がこの湾を川と勘違いしたことに始ります。


ポルトガル語では川をRio(リオ)、1月をJaneiro(ジャネイロ)と言います。つまりリオ・デ・ジャネイロとは“1月の川”という意味です。


市内への高速道路をしばらく走ると、朝の渋滞ラッシュに引っかかりました。

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すると、車の間を縫って“物売り”が寄ってきます。


土産物でも売っているのかと思うと、パンだとか飲み物を売っているとのこと。高速道路の右には、ファベーラと呼ばれる貧民街が続きます。


さらにしばらく走ると、左手に日本でも活躍したアルシンド・サルトーリ元選手が所属していたリオのチーム「CRフラメンゴ」の練習場も見えてきます。

サッカーの盛んなブラジルですが、空港から市内に向かう道路の脇には、2ヵ月後に迫った「FIFAワールドカップ2014(W杯)」を歓迎する看板や旗なども見られません。


先日の報道では、W杯への支持を問う世論調査で、支持すると答えたブラジル国民は48%で、過半数に達していないことも影響しているのでしょうか。


空港を出て1時間後の10:20に、最初の見学地「マラカナン・スタジアム」に到着しました。


「マラカナン・スタジアム」は、言うまでもなく、W杯の決勝戦が行われる会場です。


スタジアムの前の像で写真を撮り、中に入ろうとしたら、この日はFIFAの関係者が視察に訪れる為、見学は中止との事。残念ながら、スタジアム内の見学は明日に変更となりました。

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次に向かったのが、『リオのカーニバル会場』Sambodromo(サンボドローモ)です。サンボドローモには、10:40に到着です。

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会場には、スタンドが常設されていて、この場所に立つと、カーニバルのパレードの熱気が伝わってくるかの様です。

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脇には、パレードの衣装や、土産物を売っているショップがありましたが、店内は撮影禁止でした。

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次に向かったのが「カテドラル・メトロポリターナ」です。途中、車中から1909年に開館した「市立劇場」が見えました。

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「カテドラル・メトロポリターナ」は、1976年に建造された、ピラミッドのようにも見える斬新なデザインの教会です。

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建物の高さは80m、直径106mで、内部のステンドグラスの巨大さと美しさに感動しました。

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1日目 2014/4/9 『リオまで30時間の長旅です』http://shanghai-taichou.blog.ocn.ne.jp/blog/2014/04/1_30_fb3a.html


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ブラジル周遊記 1日目 『リオまで30時間の長旅です』 [ブラジル周遊記]


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4月9日から4月23日迄、15日間のブラジル旅行に行って来ました。


リオデジャネイロ、イグアスの滝、サンパウロ、マナウスを周遊した15日間の旅の様子をお送りします。

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【1日目:4月9日(水)】


成田からリオデジャネイロ迄の航程は、米国のダラス、マイアミを経由しての長旅になります。


ダラス迄は、成田18:20発のAA(アメリカン航空)60便です。


自宅を出発したのが、午後2時半、東京駅発15:03の成田エクスプレス35号に乗車し、AAが発着する「第2ターミナル」に到着したのが、15:53分です。


AAのチェックインカウンター前には、今回の旅に同行する義兄のSさんと、義兄の友人Tさんが、既に待っています。


Sさんの長男(隊長の甥)が、ブラジルのマナウスに住んでいて、息子に会いに行くSさんに同行する形で今回の旅の計画が持ち上がりました。


3人とも、海外駐在経験があり、海外出張・旅行の回数も多いのですが、ブラジルに行くのは、全員が初めてです。


チェックインを済ませ、搭乗時間前に、ゲート前で再集合する事にしました。


74ゲートに着くと、多くの乗客が搭乗待ちをしています。

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【成田空港に駐機中のAA-60便】


AA60便は、定刻18:20より早い18:10に、米国DFW(ダラス・フォートワース国際空港)に向けて出発しました。


DFWに行くのは、2002年の3月18日~23日までの、DFWから近いテキサス州アーリントン市への出張以来、12年ぶりです。その時に利用したのもAA便でした。


AA60便の機種はボーイング777-200、エコノミーの座席列は2人、5人、2人の横9人。機内は、ほぼ満席です。


最初の機内食は、チキン・パスタかビーフ・ライスの選択です。隊長が選んだのは、チキン・パスタ。

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白ワインと、赤ワインを飲み、良い気持ちになって、機内映画の「アメイジング・スパイダーマン」を観ていると、睡魔が襲って来ました。


眠りから醒めると、2回目の機内食「パンケーキ」です。メープルシロップをかけて、美味しくいただきました。


朝食が終わって暫くすると、飛行機はDFWへの着陸態勢に入ります。すると、初めてDFWに降り立とうとした時の事を鮮明に思い出しました。


その時乗っていた機種は忘れてしまいましたが、着陸態勢に入り、窓から外を見ると、別の飛行機が着陸態勢に入っています。


当時、成田空港の滑走路は1本だけで、2機が同時に着陸するなんて考えられません。


さすが、アメリカ、スケールが違うと納得した時です。別の飛行機の先に、もう一機、着陸態勢に入っている飛行機が見えました。


「危ない!これでは、追突する!!」と思い、覚悟をしましたが、3機とも何事もなかったかの様に、着陸しました。


現在のDFWは、7本の滑走路、5つのターミナルを持っていますが、当時もこの規模に匹敵する大空港だったのでしょう。


そんな昔の事を懐かしがっていると、AA60便はほぼ定刻の現地時間9日の16:00にDFWに到着しました。ダラスと日本の時差は-14時間なので、成田からの飛行時間は、11時間50分です。

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【DFWに到着したAA-60便】


マイアミ経由のトランジットでブラジルに向かうので、米国には上陸しないのにも関わらす、入国審査と税関検査を受けなければいけないとの事。


入国審査場には長い列。やっと入国審査が終わって、荷物を受け取り、税関検査場へ行くと、ここでも長い列です。


税関検査を終わり、荷物を再度預けて、マイアミに向かうAA1228便のゲートを電光掲示板で探すと、Cターミナルの8番ゲートです。


到着したのがDターミナルなので、“Skylink”と呼ばれる、無人空港内人員輸送システムで移動です。

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“Skylink”に乗る前にセキュリティ検査を受け、“Skylink”に乗り込みました。移動には約20分がかかり、改めてDFWの広さを実感しました。

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又、駐機しているのはAAの飛行機が多く、DFWはアメリカン航空のハブ空港だと言う事を再認識しました。

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Cターミナルの8番ゲートに到着したのが18:00。AA1228便の出発の45分前です。DFWに到着してから2時間がかかりました。


もし、成田からの到着が45分遅れたら、AA1228便には間に合わなかったことになります。

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【DFWに駐機中のAA-1228便】


AA1228便は、定刻より15分遅れの19:00に出発しました。


AA1228便の機種はボーイング737、エコノミーの座席列は3人、3人の横6人。機内は、満席です。


機内食は無く、無料のソフトドリンクのサービスだけでした。


マイアミ国際空港に到着したのが、定刻通りの22:20着。マイアミとダラスの時差は1時間なので、飛行時間は2時間20分です。


ここでは、荷物の受け取りと再預けは不要です。


ブラジルのリオデジャネイロ迄のAA-905便の出発ゲートに22:40に到着すると、既に搭乗が開始されていました。マイアミでも、時間はギリギリです。


AA905便は、ほぼ定刻の23:10に出発しました。


AA905便の機種はボーイング767、エコノミーの座席列は2人、3人、2人の横7人。搭乗率は、6~7割りです。見渡した限り、日本人は我々3人だけです。


機内アナウンスも、成田⇒ダラス間は英語と日本語、ダラス⇒マイアミ間は英語のみ、マイアミ⇒リオデジャネイロ間は英語とポルトガル語です。


AA905便の機内でも出された機内食は2回、成田⇒ダラス間と合わせて4回も機内食を食べたことになります。マイアミ⇒リオデジャネイロ間ではあまり眠れませんでした。

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AA905便がリオデジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に到着したのが、現地時間4月10日の定刻より25分早い午前8:30。


リオとマイアミの時差は1時間なので、飛行時間は8時間20分です。我が家を出発してからリオに到着する迄に30時間かかりました。飛行機に乗っていたのは、3回で計22時間30分です。


人生で、最長の移動時間でした。


★続きは『ブラジル周遊記:2日目』で★


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